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静岡・三島|神秘のブルーホールと、富士山の湧水に癒される一人旅

柿田川公園 ∎国内旅行記

~ 富士山の雪解け水が創る癒しスポット柿田川公園と、せせらぎで溢れる三島の街歩き&グルメを楽しむ旅。

柿田川公園

写真見ただけで「ここに行ってみたい!」と思うことってありますよね。

「こんな青い湧水がホントにあるのか!?」と思い立ったが吉日、実際に自分の目で見てみようと、静岡県三島市にやってきました。

三島の街とその周辺では、富士山の雪解け水が街のいたるとこで湧き出していて、水の都とも呼ばれています。そんな三島の街と、神秘の青を放つブルーホールを訪れる旅に行ってきました。

ブルーホールはここにある!

このブルーホールがある場所は、静岡県三島市の隣、駿東郡清水町にある「柿田川公園」です。

大量の湧水が水源という、とっても珍しい「柿田川」という川沿いが公園になっています。この柿田川は全長がたった1.2kmしかなく、日本で最も短い一級河川で、「柿田川湧水群」として国の天然記念にもなっています。

柿田川公園を散策する

柿田川公園とは?

柿田川公園は、地形的に富士山の雪解け水がちょうど地上に湧き出る場所にあります。

富士山に降った雨や雪が地下に浸透し、約30年という年月を経てここから涌き出しているのですが、その量は1日に100万トン!東京ドームをいっぱいにするほどの量の水がここから涌き出しているのだそうです。

柿田川公園は入場無料で、遊歩道や展望台、芝生広場などが整備されていて、周辺住民の憩いの場であるとともに、観光スポットになっています。

入口の案内図で見どころやコースを確認しておきます。公園はとても広いので、ゆっくり散策すると1時間ほどかかります。

公園内の湧水スポットを巡るには、木々に囲まれた散歩道を進みます。基本的には歩きやすく整備されていますが、階段もけっこうあるので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

早速、第一展望台に向かって遊歩道を進んでいきます。木々に囲まれた公園内に入ると、ついさっきまで街なかにいたことを忘れてしまいます。

必見スポット紹介

●第一展望台
ここから見えるのは柿田川の上流部にあたるところ。川底の砂がハッキリ見えるほど水が透明です。

川底の砂がボコボコと浮き上がり、地下から水が湧き出しているところが見えます。

●第二展望台
お目当ての青い湧き水「柿田川ブルーホール」はここ!遊歩道から階段を下った先にある展望台から、下を覗くと眺めることができます。

ここは昔、紡績工場の取水口だったそうで、直径5m、深さ3.5mの大きな穴がコバルトブルーに輝いています!

日の当たり方や見る角度によって色味が変わるそうで、実際にこんなにきれいなブルーを見ることができてラッキーでした。

●湧水広場
木立の中に湧水広場があり、せせらぎの中に入って水遊びをすることができます。

雪解け水の湧水だけあって水は冷たいです!ここでも川底や横の石垣から、実際に水が涌き出しているのを見ることができます。

このほかにも、公園内にはすてきなスポットがたくさんあります。

木製の八つ橋散策道を歩いていると、至るところに湧水スポットがあるのが分かります。これが川になるほどの湧水量だと思うと、富士山の雪解け水のすごさを感じます。

公園の中央には大きな芝生広場があり、地元の人たちの憩いの空間になっています。

また、公園内にはいくつか湧水の水飲み場があり、そのまま飲料水として飲むことができます。ペットボトルや水筒を持参して、持ち帰っている人も多かったです。

駐車場付近には売店、観光案内所、喫茶・飲食店もあります。湧水を使った豆腐やアイスクリーム、コーヒーなど、湧水グルメも楽しめるので、公園散策後のひと休みに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■施設情報
柿田川公園
ホームページ
≪アクセス≫ JR三島駅からバスで約15分「柿田川湧水公園前」バス停下車、徒歩1分。
≪営業時間≫ 公園は24時間。飲食店は16:30ごろまで(店舗による)

柿田川公園から三島駅に戻り、三島の街をぶらり散策します。

白滝公園を散策する

あちこちで水が湧き出る三島の街。三島駅から徒歩たった5分のところに、清らかな湧き水と緑豊かな癒しスポットがあります。

夏の暑い時期に訪れたのですが、こんこんと湧き出る清水と木陰によって涼しさを感じられました。

公園内にはいたるところに溶岩が露出しているので、歩くときに気をつけてください。

公園の横を流れる桜川。流れる水の透明度に驚きます。キラキラ光る川面を眺めているだけで癒されます。

水温は年間通じて15~16℃を保っているそうで、川に入って水遊びをする家族連れでにぎわっていました。

甘党と珈琲通が素通りできない喫茶店「茶房 欅」

白滝公園のすぐ横で見つけてしまったおもしろい看板。素通りできずにその店に吸い込まれていきました(笑)。

古民家風の喫茶店「茶房 欅(けやき)」さんです。店内は明るい空間で、ノスタルジックな雰囲気。映画やドラマで、昭和モダンのちょっとハイソなマダムたちが集っているシーンを思い出しました。

メニューはみつ豆、ぜんざい、葛きり、カキ氷などなど30種類以上あります。

どれにするか迷った末に「珈琲クリームぜんざい」を注文しました。意外な組み合わせですが、小豆の甘さがコーヒーの苦味と良く合って、とても美味しかったです。

■店舗情報
茶房 欅(けやき)
静岡県三島市大宮町1-8-45
Instagram
≪営業時間≫ 10:00~18:00 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

三嶋大社を参拝する

白滝公園から桜川沿いに10分ほど歩けば三嶋大社に着きます。伊豆地方随一のパワースポットと呼ばれ、多くの参拝客が訪れます。

創建年は不明ですが、古い書物の記録などから2000年ほどの歴史があると言われています。

三嶋大社は境内がとても広く、庭園や宝物館など見どころもたくさんあります。1時間ほどかけてゆっくり過ごしてみるのがおすすめです。

ちなみに、JR三島駅の駅舎のデザインは、三嶋大社と富士山の稜線をイメージに採り入れたものになっているんですよ。

■施設情報
三嶋大社
静岡県三島市大宮町2-1-5
ホームページ
≪アクセス≫ 「三嶋大社前」バス停すぐ。三島駅からは徒歩約15分、三島田町駅からは徒歩約7分

この三嶋大社の付近が三島の中心市街地です。ちょっぴりレトロな街並みに、おしゃれなカフェやショップも点在しているので、のんびり街歩きを楽んでみてください。

三島名物うなぎを堪能!「和食蒲焼 高田屋」

三島の名物グルメといえば「うなぎ」です。三島の伏流水にさらすことで生臭さがとれ、美味しさが引き出されるのだそうです。

今回訪れたのは、三嶋大社から徒歩6~7分のところにある「高田屋」さん。こちらでいただいたうな重が逸品でした!甘さ控えめな秘伝のタレで焼き上げたうなぎは香ばしく、肉厚なのにふわっふわで、食べながら笑みが止まりませんでした。

うな重の他に、三島コロッケや三島野菜の天ぷら、沼津の魚貝類、地酒など、地元グルメをいろいろ堪能しました。〆めごはんにすてきな居酒屋さんを発見して、大満足の一日になりました。

■店舗情報
和食蒲焼 高田屋
ホームページ
静岡県三島市本町1-41
≪アクセス≫ JR三島駅から徒歩10分
≪営業時間≫ 昼 11:00~14:00/夜 17:00~21:00 定休日:水曜日、月1回木曜日


[追記]この付近には源兵衛川という小さな用水路が流れていて、散策路として整備されています。ところどころに飛び石が設置されていて、川遊びを楽しむことができます。5月中旬~6月にはホタルが舞う姿を見ることができるそうですよ。

まとめ

東京から1時間ちょっとで来ることができる三島市を旅してみました。

富士山の雪解け水がいたるところで涌き出していて、まさに街中がせせらぎと言えるほど清涼感たっぷりの街!新幹線が停車するJR三島駅を降りれば、すぐにせせらぎを感じられる癒しの街歩きコースが始まり、三島のおいしいグルメも堪能できます。

神秘のブルーホールがある柿田川公園へもバスで15分ほどです。実は三島駅から3kmほどなので、体力に自信のある方にはウォーキングコースとしてもちょうど良いかもしれません。

今回の旅で、実際に行って、見て、触って、味わってみることで分かることがたくさんあるなと、改めて感じました。日帰りも可能な三島湧水巡りの旅、よかったらぜひ一度足を運んでみてください。

三島で見つけたお土産

富士山羊羹 春吉富士|甘味処「伊豆河童」さんの大人気商品縁起の良いと喜ばれる富士山型の羊羹はギフトとしても喜ばれている一品です。

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