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マナカードの世界 No.36 – POHAKU(ポハク)

36番POHAKUポハクのマナカード マナカード
36番POHAKUポハクのマナカード

No.36 – POHAKU(ポハク)のキーワードは、関係(石)

カードの中央には、モロカイ島に存在する「ファリック ロック」という石と、お供え物のココナツミルクが描かれています。あまりに見た目が特徴的なので、後ほどご紹介します。

カードの左側には、多産の象徴であるヤシ(ニウ)、へその緒や繋がりを意味するタロ、そして、タロイモを潰してつくるポイは家族の象徴です。

右側には浄化を意味するティの葉、癒しや清浄の薬草であるポポロベリーが描かれています。

描かれている植物たち

ハワイの植物ニウ(ココナツ)
多産の象徴であるヤシ(ニウ) ©崎津 鮠太郎
ハワイの植物カロ(タロイモ)
家族「OHANA(オハナ)」の繋がりを意味するタロ(カロ) ©崎津 鮠太郎

ファリックロック

さて、この石の形、気になりますよね。ぜひ「Phallic Rock, Molokai(ファリックロック、モロカイ)」でググってみてください。ハワイ語では「Ka Ule o Nanahoa(カ ウレ オ ナナホア)」という名で、訳すとナナホアの男性器という意味です。見た目そのままです。

この石にまつわる1つの神話をご紹介します。

【ざっくり言うと…】
若くて美しい女性に恋心を抱いてしまった男神ナナホア。それに嫉妬した妻のカヴァフナはその女性に襲いかかり、怒ったナナホアはカヴァフナを崖に突き落としてしまいました。

カヴァフナは女性の象徴の形の石に、ナナホアは男性の象徴の形の石に変えられてしまいました。

この石にはナナホアのパワーが宿っており、女性がお供え物をして一晩過ごすと、子宝に恵まれると言い伝えられています。今でも多産の石として崇められ、ここを訪れる女性も多いそうです。

あなたの知識や経験、スキルを喜んでくれる人たちがいます

ということで、このポハクのカードは「誕生すること」や「深い繋がり」についてメッセージを発信してくれています。

家族や仕事、友人、サークルなど、複数の人たちと行動を共にするとき、その中で自分の役割や貢献していることがあります。相手に思いやりと尊敬を持って接することで、お互いに成長することもできます。

成長の過程で、意見の相違が生じたり、新たなステージに必要な訓練や試験の時期があったりもするので、常に楽しいことばかりではないかもしれません。けれども、必要なタイミングで必要な人が現れています。

いま、あなたは、あなたの知識や経験やスキルを、認めてくれる人たちがいる場所にいます。

そこにいる人たちを尊敬し、信じてみましょう。あなたの成長を喜んでくれたり、しんどいときには手助けをしてくれたりする人たちでもあるはずです。

ポハクからのメッセージ

一方で、真反対のメッセージが隠されているのもマナカードのおもしろいところです。

このカードの公式メッセージは「石にも生があり、石にも死がある」です。言い換えると、「人間関係にも始まりと終わりがある」というわけです。

人はずっと同じではありません、なぜなら成長するから。いつかお子さんが自立して親離れ、子離れする時期が来るように、始まる、終わる、関係というのはごく自然な流れです。

関係性を変えないことにしがみついてしまうのは、お互いの成長を邪魔し合う関係、依存関係になってしまっているということでもあります。

成長のスピードは人それぞれです。だから、人間関係や自分に関わる物事にも、ご縁というタイミングがあります。 来る者拒まず、去る者追わずの関係がちょうどいいかもですね。

まとめ

前進すると自分の見える景色が変わるので、人間関係が変わるのは当然です。 この瞬間、成長を応援してくれる新たな縁を選び続けてください。

あなたが前進することを踏みとどまらせたり、引きずり降ろされる縁には、「今までありがとう、そして、さようなら!」でいいんです。

それは居心地の悪さという直感が教えてくれているはずです。そんな時は、新しい自分が以前の自分に後ろ髪を引かれないことも大事です。

いまあなたにとって必要なご縁とは?

このカードが出たら、「何をするか?」という視点よりも、これからを「誰と進むのか?」、お仕事であれば「誰と進めるのか?」に焦点を当ててみましょう。 

◎ハワイの神話を知ると、マナカードのメッセージがもっと分かりやすくなります。こちらおすすめの本です。

ハワイの旅情報はこちら

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