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横浜ー東京ー長野の交通手段|北陸新幹線のグリーン車で行ってみた

北陸新幹線W7系 国内トラベル

~ 北陸新幹線〈W7系〉グリーン車の乗り心地は?あさま号の料金・座席・サービスを徹底レビュー!

北陸新幹線W7系

東京から長野へ向かうなら、北陸新幹線が便利ですよね。移動時間が短く、定時運行されるため、多くの人に利用されています。

今回は、ちょっと贅沢に北陸新幹線「あさま号」のグリーン車に乗ってみました。

ゆったりした座席や快適な乗り心地が特徴のグリーン車。実際に乗った感想を詳しくレビューします。

北陸新幹線の車両は2タイプある!?

ちょっとマニアックな話になるのですが、2015年にデビューした北陸新幹線には、JR東日本の「E7系」とJR西日本の「W7系」、2つのタイプの車両が走っているんです。

北陸新幹線W7系

とはいえ、2社が共同で開発しているため、見た目も内装もほぼ同じ。乗り心地に違いはありません。

でも実は、よ〜く見ると、細かいところに違いがあるんです。

北陸新幹線W7系

例えば、先頭車両のロゴマーク。
E7系→「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」
W7系→「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」と書かれています。

北陸新幹線W7系

さらに、車体に記載された車両番号にも違いが。
E7系は「E」から、W7系は「W」から始まります。

どちらのタイプに乗れるかは、当日のお楽しみ。
ちょっとした違い探しをしてみるのも、北陸新幹線の楽しみ方のひとつかもしれませんね。

W7系グリーン車の座席

北陸新幹線あさま号は12両編成で、グリーン車は長野寄りの11号車です。

北陸新幹線W7系

ドア横にグリーン車のマークが記されています。ワンランク上の空間に足を踏み入れるときってちょっといい気分になります。

北陸新幹線W7系グリーン車

車両に乗り込むと、えんじ色の扉に小さくグリーン車のマークがついたドアがあります。グリーン車の特別感を感じられます。

この扉が開くと、濃いブルーのカーペットと座席が整然と並んでいます。

北陸新幹線W7系グリーン車

足元には上品な格子模様と間接照明が施されています。荷棚には茶色のパネルが使われ、落ち着いた雰囲気を演出。

座席の定員は63名、2+2の4列配置ですが、車端部の〈16A〉だけは一席のみです。

北陸新幹線W7系グリーン車

シートピッチは東海道新幹線のグリーン車と同じ1160mm。ゆったりとしたサイズ感で、リクライニングは最大31度まで倒すことができます。かなり深く傾くため、長時間の移動でも快適に過ごせます。



北陸新幹線W7系グリーン車

実際に座ってみると、どっしりとした重厚感のあるシートに、カーペット敷きの足元。余裕ある設計を実感します。

座席横には読書灯も付いていて、トンネル内でも快適に読書や作業ができます。

北陸新幹線W7系グリーン車

テーブルは前席の背面のほか、ひじ掛けにも内蔵タイプのテーブルが装備されています。

ドリンクホルダーが付いていますが、600mlの太めのペットボトルが入らないのがちょっと残念。

北陸新幹線W7系グリーン車

フットレストはついていませんが、電動のレッグレストが備わっており、ボタンひとつで好みの角度に調整可能です。脚を伸ばしてくつろげるのはずいぶん楽です。

リクライニングの操作は、ひじ掛けにある電動コントローラーで行えます。

北陸新幹線W7系グリーン車

ひじ掛けの下にはコンセントも設置されていて、スマホの充電も安心です。

インターネットは「JR-EAST FREE Wi-Fi」が利用可能ですが、山間部やトンネルでは接続が不安定になることもあります。

ちなみにこちらは普通車の座席。

北陸新幹線W7系グリーン車

落ち着いた赤いシートカラーで、シートピッチは1040mm。フットレスト、レッグレストはありませんが、十分ゆとりのある設計になっています。

W7系グリーン車の設備

車内案内図です。

北陸新幹線W7系

グリーン車(11号車)のデッキは、隣のグランクラス(12号車)と共用スペースになっています。

気のせいかもしれませんが、なんとなくデッキも上質な空気に包まれている感じがします。

北陸新幹線W7系グリーン車

デッキ部分には、洗面台と予約不要で使える荷物置場が設置されています。

荷物置場はスーツケースやスキー板など、大きな荷物も立てて収納できるよう、高さに余裕をもたせた作りになっています。

北陸新幹線W7系

11号車のデッキにあるバリアフリーの多機能トイレ。中にはオムツ交換台も設置されています。

12号車のデッキには、女性専用トイレと男性用の小用トイレがそれぞれ用意されています。

あさま号の車窓から

北陸新幹線で移動する際には、車窓も楽しみの1つです。

高崎を過ぎると、左側の車窓に「妙義山」が現れます。独特な形をしていて、どこか異国の山を思わせるような迫力。ちょっとした感動を覚える風景です。

軽井沢を通ぎたころ、右側の車窓に「浅間山」が見えてきます。晴れた日はその頂上まではっきりと見渡せます。

長野駅

横浜から約2時間30分、終点の長野に到着!「長野」の文字を見ると、旅の気分がグッと高まります。

あさま号のグリーン車の料金

横浜から長野まで新幹線で行く場合、自由席・指定席・グリーン車の料金を比較しました。東京・上野・大宮のどこで乗り換えるかによって、料金に大きな差が出ます。

横浜からの料金
北陸新幹線の乗換駅
普通車
自由席*
普通車
指定席
グリーン車
指定席
東京8,250円8,780円12,440円
上野8,040円8,570円12,230円
大宮7,150円7,640円9,950円
運賃+特急料金(+グリーン料金)の合計金額(2025.3.15現在)
*かがやき号は全車指定席のため、自由席の設定はありません

実は、所要時間はどこで乗り換えても約2時間30分ほど。東京で乗り換えても、大宮で乗り換えても、10分程度しか変わりません。

しかし、グリーン車の料金には最大で2,490円もの差が!コスパを考えるなら、横浜から湘南新宿ラインや上野東京ラインで大宮まで移動し、そこから新幹線に乗るのが最もお得です。

この方法なら、移動時間をほぼ変えずに、快適なグリーン車をお得に利用できます!

⚠️JRの新幹線や特急列車の 指定席の特急料金 は、時期によって変わります。
通常期を基準として、最繁忙期は+400円、繁忙期は+200円、逆に閑散期は-200円となります。(一部の特急と自由席は対象外で、通年同一料金です)
■詳細:シーズン別の指定席特急料金(JR東海)

グリーン車にお得に乗る方法

東京・大宮〜長野間で、北陸新幹線のグリーン車に通常料金より安く乗る方法は3つあります。

旅行会社の宿泊セットプラン

旅行会社が販売している「新幹線+ホテル」のパックプランは、最も割引率が高くてお得です。宿泊込みで考えるなら、これ一択かもしれません。

日本旅行JTB の「JR新幹線+宿泊プラン」です。行きと帰りで、グリーン車と普通車指定席を組合わせて選ぶこともできます。

但し、同じ区間の往復ではない時や、日帰りの時、途中下車したい時などは利用できません。利用の際には条件をよく確認してくださいね。

■お得なクーポンが出ることもあるので、チェックしてみてください!

新幹線eチケット(トクだ値14)

「えきねっと」で販売されている「新幹線eチケット(トクだ値14)」に、グリーン車の割引設定があります。乗車日の14日前までに予約すれば、あさま号のグリーン車料金が最大30%OFFに!

・東京〜長野のグリーン車:通常 11,800円 → 割引後 8,240円(3,560円お得)
・大宮~長野のグリーン車:通常 9,050円 → 割引後 6,040円(3,010円お得)

但し、「新幹線eチケット(トクだ値14)」は〈東京・上野・大宮〜長野〉といった区間限定の設定で、運賃と特急券がセットになって販売されています。

そのため、横浜から出発する場合は、新幹線乗車駅までの運賃が別途必要になります。例えば、ICカード利用で横浜〜東京間:483円、横浜〜大宮間:858円です。

「えきねっと」で新幹線eチケットを購入した後は、交通系ICカードに座席情報を紐づけおきます。横浜からICカードで在来線に乗って東京・上野・大宮へ向かえば、そのままICカードで新幹線に乗車できるのでとても便利です。

⚠️購入時の注意点
あさま号限定なので、はくたか号では使えません。
※席数限定のため、人気の日時は早めに完売してしまうことがあります。

新幹線eチケット

「えきねっと」で予約できるeチケットを使えば、片道200円引きで購入できます。交通系ICカードと座席の紐づけ登録して、チケットレスで乗車します。

当日購入も可能で、窓口に並ぶ必要もないので、今すぐ乗りたいという方にはとても便利です。

・東京〜長野のグリーン車 → 11,800円 → 11,600円

こちらも〈東京・上野・大宮〜長野〉といった区間限定の設定です。横浜〜東京間などの区間外の運賃は、別途精算が必要になります。

まとめ

今回は、横浜から長野へ向かう交通手段として、「あさま号」のグリーン車に乗車してみました。実際に体験して感じたメリット・デメリットを、率直にまとめてみます。

グリーン車のメリット

・静かで落ち着いた車内空間
 足元はカーペット敷きで、重厚感のある座席。車内は静かで、落ち着いた空間。ゆったりとした時間を楽しめる。

・設備がとにかく快適
 読書灯や電源コンセント、レッグレスト付きで、体に負担がかかりにくい設計。移動時間がそのまま休息の時間になる感覚。

グリーン車のデメリット

・ホームでの乗車位置がちょっと遠い
 グリーン車(11号車)はホームの端に停車するため、エスカレーターや階段から少し歩く必要がある。荷物が多いと移動がやや不便です。

・短距離だとコスパはやや気になる
 快適さは抜群ですが、やはり普通車に比べると料金に差があります。短距離だと「もったいないかな」と感じる方もいるかも。

「今日はちょっと贅沢したい」「静かに過ごしたい」というときは、グリーン車という選択肢もおすすめです。移動そのものが旅の楽しみになる体験ができます。

横浜から長野への交通手段を検討する際に、少しでも参考になれば嬉しいです。
 

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