~ クライストチャーチをレンタカーなしでも楽しめる観光モデルプラン。パント、トラム、ゴンドラと街歩き&自然を満喫するコースをご紹介!

ニュージーランド南島にあるクライストチャーチは、美しい公園や歴史的建築物が点在し、自然と文化が調和した魅力的な街です。
「のんびり癒される旅」というテーマがぴったりのこの街で、レンタカーや交通系ICカードなしでも楽しめる2泊3日の滞在プランを試してみました。短い滞在ながら、穏やかで温かい雰囲気を満喫できました。
クライストチャーチの見どころや魅力をお伝えしますので、ニュージーランド旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
●はじめに
ニュージーランドは、私が学生時代に人生で初めて訪れた海外。その後、ワーキングホリデーでクライストチャーチに1年間滞在しました。
そして今回、思い出の地を巡る旅へ。「レンタカーなしで楽しめる?」「短期間でも満喫できる?」 そんな疑問を持つ方にも役立つ情報をまとめましたので、ニュージーランド旅行を計画している方々に少しでも参考になれば嬉しいです。
クライストチャーチ観光のポイント
クライストチャーチはニュージーランド南島、カンタベリー平野に発展した都市で人口は約40万人。南島観光の交通の拠点にもなっています。街は「ガーデンシティ」と呼ばれるほど、緑豊かな公園や庭園が広がっています。
郊外の観光スポットヘは路線バスをうまく使うのがポイント。リトルトンやゴンドラなどへも簡単にアクセスできます。路線バスは現金で乗車でき、レシートを提示すれば2時間以内の乗り換えが1回分無料で利用できます。
2泊3日のスケジュール
1日目 カセドラルスクエア
クライストチャーチへは1日目の夕方に到着。多くの観光スポットは18時ごろまでに閉まってしまうので、街の中心部を散策してから夕食をとりました。
- 16:10クライストチャーチ空港到着
- 16:30市街地中心部へ移動
空港と市街地は路線バスで結ばれています。現金が使えます。
市街地ではこまめに停車するので、宿泊先の最寄りバス停をチェックしておくとよいです。
→ バスの運行ルート・時刻表 - 17:30
- 18:00
- 19:00
- 21:00カジノ
大聖堂広場から徒歩10分のところにあるカジノでちょっと大人の楽しみを。
スロットやテーブルゲームが豊富で、レストランやバーも併設されています。ドレスコードはありますがそれほど厳しくなく、襟付きシャツと長ズボンであればOKです。
→ ホームページ
2日目 トラム&パント&ゴンドラ
Klookで購入した「クライストチャーチ ダブル アトラクションパス」を使い、クライストチャーチと言えばココ!という王道の観光スポットを1日にギュッと詰め込みました。
- 10:00
- 11:00パンティング
クライストチャーチに来たら、究極の癒し系アトラクション・エイボン川のパントクルーズは必須です!
- 12:00トラムに乗車
アートセンターまで戻り、市内中心部を一周するレトロな雰囲気のトラムに乗って、街の様子をゆっくりと楽しみます。
バスインターチェンジ近くのSTOP8で下車します。
- 14:00
- 16:00クライストチャーチ・ゴンドラ
リトルトンから8番バスで約10分、ゴンドラ(ロープウェイ)乗り場前のバス停に到着します。
アクセス:8番バスのほか、夏季の間は大聖堂広場からゴンドラ直通シャトルも出ています。
- 19:00リカートンモール
いよいよ明日は最終日。パッキングするためにショッピングモールでお土産を買っておきます。
8番バスでバスインターチェンジまで戻り、3番または5番バスに乗り換えて、ハグレーパークの西にあるリカートンモール(Westfield Riccarton)へ向かいます。⚠️リカートンモールは閉店時間が曜日によって違います。
※木金は9:00~21:00まで、月~水・土は9:00~18:00、日は10:00~18:00
💡中心部の大型スーパーでもお菓子や日用品などのお土産をGETできます。
バスインターチェンジの目の前に FreshChoice、徒歩10分圏内に Woolworths、PAK’nSAVE があり、22:00ごろまで開いています。
クライストチャーチ ダブルアトラクションパスは、クライストチャーチの必見スポット「トラム・パンティング・ ゴンドラ」の中から、2つ(ダブルパス)もしくは3つ(トリプルパス)を選べる割引チケットです。有効期間は1日なので、その日に行ける場所を組合わせるのがポイントです。
3日目 ニューブライトンビーチ
午前中はニューブライトンビーチを散策、午後は空港へ向かいました。
- 9:30
- 10:00
- 13:00
- 14:30
- 16:00
- 17:15オークランド空港到着
オークランドでの乗り継ぎを経て、無事帰国の途につきました。
クライストチャーチの滞在で気をつけること
● 工事しているところが多い
2011年に発生した大地震で被害を受けたクライストチャーチでは、新しい建物やインフラが整備されていますが、現在もいたるところで工事が行われています。街を歩く際には、十分に注意してください。
● 気候・服装
クライストチャーチは変わりやすい天候が特徴です。さっきまで快晴だったのに突然雨が降ることもあります(天気予報があまりあてにならない)。特に朝晩は冷え込むことがあるので、重ね着できる服装や雨風を防げるフード付きのアウターを持参すると便利です。
● 交通
路線バスがメインの交通手段です。路線は中心部のバスインターチェンジから放射状に延びています。現金または交通系IC「メトロカード」で乗車できます。

●メトロカードについて
クライストチャーチ地区専用の交通系ICカードで、クライストチャーチ以外の地域では使用できません。カード代は5ドルでチャージが別途必要です。街なかにあるバスインターチェンジなどで購入できますが、発行には身分証明書が必要です。チャージ残金は原則返金不可です。詳細はメトロカードの公式サイト(英語)を確認してください。
● 治安
世界的にみて治安が良く清潔な国ですが、日中は多くの人で賑わっている安全なエリアでも、持ち物は手元に保つようにして、荷物を置いて席を取ったりすることはしないように。暗くなったら一人で行動しないことをおすすめします。
● 嗜好品
お酒は街中での飲み歩きは原則禁止です。タバコは公共の建物内(カフェ、レストラン、ホテル含む)は禁煙で、屋外の灰皿付きゴミ箱付近で喫煙できます。
まとめ
レンタカーやメトロカードがなくても楽しめる、クライストチャーチでの2泊3日観光プランをご紹介しました。
かつては「世界で最もイギリスらしい街」と言われていたクライストチャーチ。2011年の大地震によって、コロンボストリートの商店街や大聖堂周辺の建造物など多くが失われており、その光景に少し寂しさを感じました。今も街の至るところに震災の爪痕が残っています。
一方で、現代的なデザインを取り入れた建物が増え、新しい街づくりが進んでいます。伝統的な景観は薄れつつありますが、着実に進む復興を実感することができました。
もし、もう1日滞在できるなら、クライストチャーチ周辺の日帰り旅行を楽しむのもおすすめです。アカロアとバンクス半島、カイコウラ、アーサーズパスなど、美しい自然を存分に堪能できますよ。
KKday や KLOOKや などのチケットサイトを活用すれば、人気観光スポットや周辺の日帰りツアーをお得に楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
南島を観光する際の拠点として、短期滞在でクライストチャーチの魅力を最大限に楽しみたい方や、ニュージーランド旅行を計画している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
クライストチャーチのトラム・ゴンドラ・パンティングを楽しみたい方におすすめ!
▶ クライストチャーチ ダブルアトラクションパス
クイーンズタウンやマウントクックも楽しみたい方はこちらが便利!
▶ Klookパス ニュージーランド
▶ クライストチャーチ⇒クイーンズタウン 片道日帰りツアー(クック山・テカポ経由)
ニュージーランド縦断旅行で使えるフェリーと鉄道のチケットはこちらがお得!
▶ コースタルパシフィックトレイン 乗車チケット(クライストチャーチ⇔ピクトン)
▶ トランツアルパイン 鉄道チケット(クライストチャーチ⇔グレイマウス)
出発前に、ニュージーランド旅行の必須アイテムをチェック!
・電子渡航認証(NZeTA)を申請・取得する
・入国審査カード(NZTD)を提出する
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