~ クライストチャーチ空港 国内線エリアを徹底ガイド!ターミナルビル内の施設やアクセス方法など、知っておくと便利なことをまとめてみた。

ニュージーランド南島の玄関口、クライストチャーチ国際空港。ここから各地へアクセスできるため、観光やビジネスで訪れる多くの人々に利用されています。
国内線と国際線が一つのターミナルビルにまとまっており、コンパクトながらカフェやショップも一通り揃っていて快適な空港です。
今回は国内線を利用したので、実際に使ってみて気づいたことや、知っておくと便利なポイントをまとめてみました。なお、この記事では国際線の情報には触れていないため、予めご了承ください。
クライストチャーチ国際空港とは?
クライストチャーチ国際空港はニュージーランド南島では最大の空港で、国内線のほかオーストラリア、フィジー、アメリカ、香港など国際線も発着しています。
クライストチャーチ市街地の北西に位置しており、中心部までは約12㎞、車で約20〜30分です。バスや乗合シャトル、タクシー、レンタカーなどで、比較的スムーズにアクセスできます。
ターミナルビルの概要
クライストチャーチ国際空港のターミナルビルは、V字型の構造になっており、国内線と国際線が一つの建物にまとまっています。
1階はチェックインカウンターと到着ロビー、一部の国内線の出発ロビーで構成されています。
また、タクシーと乗合シャトル乗り場はターミナルビルを出てすぐ目の前にあって便利です。
2階には、カフェ、ショップ、休憩スペースと、一部の国内線と国際線の出発ロビーなどがあります。
今回のレポートでは国内線エリアを紹介します。
⚠️ニュージーランドではイギリス英語表記なので、1階=GROUND LEVEL/Ground Floor、2階=LEVEL1/First Floor、3階=LEVEL2/Second Floor と表記されているので、注意してください!
ちょっと驚いたこと
ニュージーランド航空の国内線を利用したのですが、空港での一連の流れにおいて想定外のところがあったので先にお伝えしておきます。
●出発時:保安検査がある便と、ない便があります。
搭乗口によっては保安検査(機内持ち込み荷物の検査)がありません!「搭乗口によって」なので、保安検査場を通過しなければならない搭乗口もあれば、オープンエリアから直接乗り込める搭乗口もあります。
飛行機の機種によって違うのか?発着地によって違うのか?など気になって調べてみたのですが、結局どういう理由で振り分けられているのかは分かりませんでした。
●到着時:預け荷物は、到着ロビーに出てから受け取ります。
目的地に着き飛行機を降りると、制限エリア内で荷物を受け取ってから到着ロビーに出ますよね。
ところが、クライストチャーチの空港では到着ロビーに出てから荷物を受け取るようになっていました!オープンエリアにターンテーブルがあります。
今回の旅で利用した、ウェリントンとオークランドの国内線もこのような構造になっていたので、ニュージーランドの空港ではこれがふつうなのかもしれません。
1階 出発・到着ロビーの施設
1階の中央には国内線・国際線共通のチェックインカウンターがあり、その左右に国内線エリアと国際線エリアが配置されています。この記事では、国内線から国際線へ向かって紹介していきます。
国内線 出発・到着ロビー①
ターミナルビルの左端には、3~14番ゲートの出発ロビーと、3~15番ゲートの到着ロビーがあります。木目調のデザインが特徴的で、洗練された雰囲気の空間です。
このゲートからの搭乗は手荷物検査がありません。ボーディングブリッジが必要なく、タラップで乗り降りする小型飛行機が発着しています。
到着ロビーも兼ねており、ターンテーブルはオープンエリアに設置されています。
チェックインホール
ターミナルビルを中央へ向かって進みます。国内線と国際線のチェックインカウンターが一列に並んでいます。
チェックインホールの左側はニュージーランド航空で、自動チェックイン機が多数設置されています。分からない時はスタッフさんに声をかければ手伝ってくれます。
その隣には他の航空会社の有人カウンターがズラーっと続いています。
国内線 到着ロビー②
チェックインホールを進んだ先には、国内線16~22番ゲートの到着ロビーがあります。ちょうどターミナルビルの中央にあたるエリアです。
ボーディングブリッジを使う2階に到着した場合はここが出口になっています。3~15番ゲートの木目調のデザインとは異なり、ガラス張りのモダンな雰囲気です。ここでもターンテーブルはオープンエリアに設置されています。
国際線 到着ロビー
国内線16~22番ゲートの到着ロビーを進むと、国際線の到着ロビーに繋がっています。
⚠️私が訪れた際、ターミナル内には仮囲いされている箇所がいくつかありました。空港マップの記載ではシャワールームが3ヵ所あるはずでしたが、実際には見つからず、案内所で聞いた場所にもありませんでした。工事の影響で施設が変わる可能性があるようです。
バス・タクシー乗り場(外)
空港ターミナルを出ると、緑の多い屋外スペースにベンチなどが設置されていて、まるで公園のような光景が広がっています。
シルバーのモニュメントは南島の発明家リチャード・ピアースをテーマにした彫刻だそうです。16~22番ゲートの到着ロビーにもありましたね。
国際線エリアのDoor 7~9の前には、タクシーと乗合シャトルの乗り場があります。
一服したい方はDoor1とDoor5を出たところ、2ヶ所に屋根付きの喫煙所があります(写真左端にちょこっと写ってます)。国内線のターミナル内には喫煙所は無いので、外に設置されたこちらを利用することになります。
2階 フードコート・出発ロビーの施設
ターミナルビル2階には、カフェ、ショップ、休憩スペースと、一部国内線と国際線の出発ロビーがあります。
一般エリア
制限エリア
16~22番ゲートからの出発は、フードコート奥にある手荷物検査場から入ります。
クライストチャーチ中心部への行き方
クライストチャーチ中心部への移動は、路線バス、タクシー、貸切チャーター車、乗合シャトル、レンタカーといった手段があり、いずれも20~30分ほどで行くことができます。
路線バスだと現金で4ドル、とてもリーズナブルですが、大型荷物置場と車内アナウンスがないので注意が必要です。
大きなスーツケースを複数持ち運ぶ場合や、ホテル最寄りのバス停が分かりにくい場合は、貸切チャーターやタクシーを利用することをおすすめします。
→ クライストチャーチ国際空港送迎サービスを見る
→ クライストチャーチのレンタカーを予約する
※路線バス詳細とその他のアクセス方法については、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
クライストチャーチ国際空港は、国内線と国際線が1つのターミナルにまとまっていて、案内表示もわかりやすく迷うことはありませんでした。
ただし、国内線の場合は搭乗ゲート(3~14 or 15~22)によって進む方向がガラッと変わるので要注意です。
カフェやショップ、レストランの数はそこまで多くないものの、必要なものは揃っているので特に困ることは無いと思います。フードコートには日本食のお店もあり、意外と充実していました。
ニュージーランド南島の旅の玄関口として利用する方も多いかと思います。これから訪れる方の参考になれば嬉しいです。
■リンク(ホームページ)
・クライストチャーチ国際空港(英語)
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