~ 南国の海と山越えの南廻線、台南駅で味わう台鉄弁当と府城香餅。グルメと鉄道の旅記録。

Taiwan PASSでぐるっと台湾一周鉄道の旅も、いよいよ終盤に差し掛かりました。台東駅を出発し、台南までおよそ3時間かけて乗り通す鉄道旅です。
途中、屏東や高雄を経由しますが、今回は立ち寄らずに通過。本日の目的は、レトロな駅舎が魅力の台南駅で駅弁を購入することです。
理由あって写真やレポートは控えめですが、どうぞゆるくお付き合いください。
新自強号で台東駅を出発
台東から枋寮を結ぶ南廻線は、台湾を一周する鉄道路線のうち最後に開通した区間。全通は1992年で比較的新しい路線です。
乗車する列車は新自強号(自強3000)です。写真は羅東駅で撮影したものですが、乗車したのと同型車両です。
南廻線は普通列車が4往復のみで、特急が10往復以上運行されているという珍しい路線。電化されてからはこの新自強号が主力になっています。
台南駅は大工事中!
台東から約3時間、台南駅に到着です。
今日の最終目的地はさらに先の台中ですが、ここ台南駅で降りた理由は2つ。「阿里山雙拼便當」という駅弁を購入したかったこと、そして台南駅舎を見たかったからです。

気を取り直して、せめて駅弁だけはと、台鉄の駅弁屋「臺鐡便當」を探します。1番ホームに売店がありました。
ところが、阿里山雙拼便當は無情にも売り切れ。まさかの二連敗です。代わりに「排骨弁当」を購入し、列車の中でいただくことにしました。
排骨弁当と台南名物を味わう
列車が動き出して、さっそく排骨弁当をいただきます。
しっかり味の染みた骨付き排骨にかぶりつきます!煮卵や炒め野菜もおいしく、あっという間に完食しました。
ちなみに、臺鐡便當は台鉄の主要駅にあるのですが、同じ排骨弁当でも駅によっておかずや味付けが少しずつ異なるそうです。
ついでに、隣の売店で見つけた台南名物「府城香餅(フーチョンシャンビン)」も購入。パリパリの皮の中の9割は空洞で、底に少しだけ黒糖あんが入っていました。拍子抜けしましたが、食べてみるとこのバランスがまた絶妙で、とてもおいしかったです!
まとめ
今回の台東から台南への鉄道旅では、南国ムードあふれる海沿いの絶景と、山越えの雄大な景色という変化に富んだルートを満喫しました。
とはいえ、枋寮を過ぎたあたりでつい寝落ちしてしまい、気がつけば台南到着の直前(笑)。
台南駅は大規模改修工事中で外観を見ることができず、さらにお目当ての阿里山雙拼便當も購入できずと、目的は叶いませんでした。
しかし、代わりに買った排骨弁当は骨付き肉にしっかり味が染み込んでいて食べ応えも満点!初めて食べた台南名物の府城香餅も、香ばしい皮と控えめな黒糖あんの絶妙な組み合わせで、結果的には大満足の寄り道となりました。
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