<A330-300 TYPE B|仁川→羽田>アシアナ航空ビジネスクラスに搭乗。機内の様子や機内食、羽田23:30到着後のアクセスもレポート!

2026年12月に予定されているアシアナ航空と大韓航空の統合を前に、「今のうちにもう一度、アシアナのビジネスクラスに乗っておきたい」と思い、記念も兼ねて搭乗してきました。
今回利用したのは、仁川空港を夜21:10に出発し、羽田空港へ23:30に到着する夜便です。ただ、この到着時刻がなかなかの曲者。羽田空港から都内へ向かうには終電との勝負になる時間帯です。
私は遅延のリスクも考えて空港近くのホテルに宿泊しましたが、この記事ではアシアナ航空ビジネスクラスの搭乗レビューとあわせて、深夜の羽田空港の様子や終電事情についてもレポートします。
飛行機に乗るまで
東京〜ソウル線といえば、成田〜仁川や羽田〜金浦が定番ですが、今回は仁川から羽田へ向かう少し珍しいルートを利用しました。これまで搭乗する機会がなく、今回が初めての利用です。
仁川空港 チェックイン
仁川空港の第2ターミナルから出発。ビジネスクラスは中央付近のJカウンターで手続きをします。
今回は事前に都心空港ターミナルで搭乗手続きを済ませていたため、チェックインカウンターはスルーして保安検査場へ向かいました。
というのも、仁川空港は保安検査場の通過に時間がかかることで有名。この日も長い列ができていましたが、都心空港ターミナル利用者は専用レーンを利用できるため、スムーズに通過できるんです。
プレステージラウンジ
ビジネスクラスの楽しみの1つが航空会社のラウンジを使えることです。アシアナ航空は第2ターミナルへ移転したので、大韓航空の「プレステージラウンジ」を利用します。
Eastラウンジは「Left(左側)」と「Right(右側)」に分かれていて、スタッフの案内に従って入室します。今回はLeft側へ案内されました。
ラウンジ内はソファ席、テーブル席、カウンター席など、座席の種類は多彩で、無料Wi-Fiが使えて、多くの席に電源コンセントが付いています。
ラウンジ中央には大きなバーカウンターがあります。まるで高級ホテルのラウンジのような雰囲気でとてもスタイリッシュ。
特に印象的だったのがダイニングエリアの充実ぶりです。さまざまな料理が並び、どれを食べようか迷うほどでした。
設備も食事も充実しているので、空港に早めに到着してラウンジでゆっくり過ごすのも、ビジネスクラスならではの楽しみです。
搭乗ゲートへ向かう
搭乗ゲートは261番。第2ターミナルの建物はH型の形をしていますが、その端に位置していました。
500m以上は歩いたと思います。動く歩道も整備されているので移動はそれほど苦になりません。途中の喫煙所で一服しながら、のんびりとゲートへ向かいました。
ビジネスクラスは優先搭乗があるため、出発の40分ほど前にはゲートに到着。いよいよ搭乗です。
〈A330-300 Type B〉座席と機内サービス
ビジネスクラスのシートと設備
飛行機の機材によって座席の仕様が異なるのですが、今回搭乗したのはエアバス〈A330-300 Type B〉でした。行きの便でも〈A330-300〉に搭乗していたのですが、この機体は〈Type B〉という別仕様です。
シートピッチは60インチ(約152cm)とかなり広め。足元には十分すぎるほど余裕があり、15.4インチのモニターが遠く感じるほど。
実際に座ってみると、行きに利用したA330-300とは座席まわりの仕様が少しずつ異なっていることに気付きました。
A330-300ではひじ掛け下に収納されていたスリッパやヘッドホンが、こちらでは前席ポケットに用意されています。
また、しっかりした作りのドリンクホルダー、モニター上部にはスマートフォンや小物を置けるスペースも設けられていました。
リクライニングのボタンもありますが、A300-300よりちょっとシンプルです。
離陸後、シートベルトサインが消えてからリクライニングを試してみたのですが、行きに利用したA330-300とはかなり感覚が違いました。
座席の座り心地は?
ここから少し辛口レビューになります…。
Type Bのシートは、背もたれだけを独立して倒すことができず、リクライニングすると座面や腰の位置、脚の角度まで連動して動く仕組み。そのため、自分の体に合わせて細かく調整するのが難しく、どうにも「ここだ」という姿勢が見つかりません。
さらに、足を乗せた状態でフットレストを操作すると、中途半端な位置で止まって「ガガガ…」という音が響きます。最初は自分のシートだけの不具合かと思いましたが、フライト中に機内のあちこちから同じような音が聞こえました。どうやら他の乗客も調整に苦戦していたようです。
リクライニング角度は最大168度。ほぼ横になれる仕様なのですが、フットレストを使うと足が伸ばしにくく、収納すると体がずり落ちそうな感覚になります。結局、ベストポジションが見つからず、横になって寝るのはあきらめました。
周囲ではぐっすり眠っている方もいたので、単純に私との相性が悪かっただけなのかもしれません。
そしてこの日はビジネスクラスが満席。食事が終わって機内が暗くなると、あちこちから豪快ないびきが響き始め、機内はまるでカエルの大合唱状態に。
幸いヘッドホンがノイズキャンセリングだったので、音楽を聴きながらやり過ごしましたが、静かな環境で眠りたい人は耳栓必須かもしれません。
そんなこんなで、最後までシートと仲良くなることはできませんでした。
内装の新しさは今回のType Bの方が上でしたが、純粋な座り心地だけでいえば、個人的には行きに乗ったA330-300の方が断然快適でした。少し古さを感じる部分もありますが、自分の好きな姿勢を作りやすかったんです。
新しい=快適とは限らないんだな…と実感したフライトでした。
機内サービスとアメニティ
ふかふかスリッパとノイズキャンセルのヘッドフォンは事前に準備されていました。短距離路線ということもあり、ウェルカムドリンクやアメニティキットの提供はありません。毛布や枕はリクエストすれば持ってきてくれます。
※羽田→仁川で乗った〈A330-300〉のビジネスクラスはこちら。
ビジネスクラスの機内食
離陸前にはCAさんが挨拶に来てくれ、ドリンクと食事の希望を確認してくれました。
付け合わせの野菜も全体的に味が薄く、フルーツも甘みがないので珍しく残してしまいました。
もちろん、その日のコンディションやメニューとの相性もあるのでしょう。行きの便でいただいたビビンバがとても美味しかっただけに、期待値が高くなりすぎていたのかもしれません。
これまでアシアナ航空に乗るたびに、「機内食でここまで美味しいのか!」と感心していただけに、少し残念な体験になりました。
羽田空港 到着
2時間30分のフライトなので、あっという間に着陸態勢に入り、スムーズに到着しました。
この日の到着時刻は定刻どおりの23時30分。行きの便では搭乗ゲートまでかなり歩いたので、到着も遠いだろうなと覚悟していましたが、その予感は的中。到着後はしばらく歩いて入国審査へ向かいます。
終電を気にしているのか、小走りで移動する人の姿も少なくありませんでした。
手荷物にはPriorityタグが付いていたためスーツケースは比較的早く受け取れましたが、それでも到着ロビーへ出たのは23時50分頃でした。
羽田空港〈T3〉からの深夜アクセス
23時30分到着でも都内へ帰宅する手段は残っていますが、終電との勝負になる微妙な時間帯です。
到着ロビーには案内カウンターがあり、国内外問わず多くの人が訪れていました。終電やホテルへの移動方法を確認している人も多いようです。
ところが、案内カウンターの営業時間は0時まで。時間になるとスタッフの姿はなくなり、カウンターは無人になってしまいました。深夜到着便を利用する場合は、気になることがあれば早めに確認しておくのがよさそうです。
羽田空港第3ターミナルの鉄道駅は到着ロビーと直結していて、ホームまでは5分ほどでたどり着けます。
京急線
東京モノレール
深夜リムジンバス
◎新宿・池袋行き
0時20分、1時、1時40分、2時20分。東新宿駅、池袋駅まで直行できます。
▶羽田空港線の予約
◎横浜駅・桜木町行き
1時20分発で、先着順による座席定員制です。
タクシー
近隣ホテルに宿泊する
羽田空港第3ターミナルには、「ヴィラフォンテーヌ グランド / プレミア 羽田空港」、「ザ ロイヤルパークホテル東京羽田」の2つのホテルが直結しています。
ターミナル連絡バスが1時45分まで運行していて、第1・第2ターミナルへ移動できます。ターミナル直結の「羽田エクセルホテル東急」や「ファーストキャビン羽田ターミナル1」などを利用する際に便利です。
そのほか、「ホテルJALシティ羽田東京」や「変なホテル東京羽田」では、24時以降も無料シャトルバスが運行されています。
始発まで待つ
まとめ
今回は仁川空港から羽田空港へ、アシアナ航空の夜便で帰国しました。2026年12月には大韓航空との統合により、アシアナ航空は姿を消す予定です。「最後になるかもしれない」と思い、奮発してビジネスクラスを利用しました。
●機内について
・機材はエアバス〈A330-300 Type B〉で、内装や設備には新しさを感じた。
・座席の快適さは行きに乗った〈A330-300〉の方が自分には合っていた(機材との相性による部分もありそうです)。
・機内食はこれまでのアシアナ航空で感じてきたような感動的なおいしさではなかったのが残念。
●到着時刻について
・羽田空港23時30分着は、定刻通りの到着でも終電はかなりギリギリになる。
・新宿・池袋・横浜へは深夜リムジンバスを利用できる。
・空港近くのホテルに宿泊するなど余裕を持って行動する方が安心かも。
今回のフライトは大満足というわけではありませんでしたが、だからこそ印象に残る体験になりました。
もし最後まで完璧な機内食だったら、名残惜しさはもっと強かったかもしれません。そう考えると、これはこれでちょうどいい締めくくりだったようにも感じます。
これまでたくさんの美味しい機内食と素敵なフライトをありがとうございました。
⚠️韓国ではGoogleマップの徒歩ルート検索ができないので、NAVER Map(ネイバーマップ)アプリをダウンロードしておくと便利です。
航空券・ホテル・ツアーの予約
■ 仁川国際空港を利用する方は、KKday や Klook などのチケットサイトで交通チケットを事前購入するとお得です!
🚝空港鉄道(A’REX)
→ 仁川空港↔ソウル駅|直通列車乗車券予約
→ 空港鉄道+京成スカイライナー 割引券予約
🚍リムジンバス
→ 仁川空港↔ホテル直行|Kリムジンバス
→ 仁川空港↔ソウル市内|空港リムジンバス
→ ソウル江南COEX専用|直通リムジンバス
🗾成田・羽田空港のリムジンバスも便利!
→ 成田空港↔東京・横浜|リムジンバス予約
→ 羽田空港↔東京都内|リムジンバス予約
🧳荷物が多い方、ホテルから空港まで直行したい方は、貸切送迎サービスも便利。
→ 仁川空港↔ソウル市内|空港送迎サービス
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