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マナカードの世界 No.12 – KANALOA(カナロア)

マナカード
マナカード KANALOA(カナロア)

No.12 – KANALOA(カナロア)のキーワードは、基盤(海と海風の神)。

瞬時に目を引くインパクトある大きなイカさんが、2本の触腕でしっかり島を抱きかかえています。あっ、巨大イカが島を襲っているのではありませんよ!

このイカさんは、海の神、冥界の神である KANALOA(カナロア)の化身で、ハワイ四大神のおひとりでいらっしゃいます。

【ハワイ四大神】
★クー(No.5-KU)   
★ロノ(No.8-LONO
★カナロア(No.12-KANALOA)
★カネ(No.40-KANE) 

カナロアが抱きかかえている島はハワイ諸島のカホオラヴェ島。マウイ島の西にある、かつてはカナロア島とも言われた聖なる島。「神にしっかりと支えられた島」が描かれているというわけです。

描かれている植物たち

アワプヒ(ジンジャー)
カナロアの変身した姿① アワプヒ(ジンジャー) ©崎津 鮠太郎
マイア(バナナ)
カナロアの変身した姿② マイア(バナナ) ©崎津 鮠太郎

カナロアからのメッセージ

このカードは「しっかりした基盤・土台」というテーマで、「自分の中の基盤」を見つめてみましょうというメッセージを運んでくれています。

と、ここでカードの背景に注目!
深い海と島、そして夕暮れが描かれています。深海は目に見えない物事の始まる場所、島は実際に目に見える物体、夕暮れは今日が終わり明日への始まりを意味します。

潜在意識と顕在意識をカナロア(神)が結び付けてくれているというわけです。

自分の「潜在意識と顕在意識」。

本当にやりたいことがあるのに我慢していませんか?
できない理由を並べて、違和感を感じながら生きていませんか?

そこをよ~く見つめ直してみましょうという、深いメッセージが込められています。

正しいことって、ホントに正しいの ⁉

いきなりですが、旅って楽しいですよね。見たこともない景色や知らなかった文化に触れて、視野が広がります。海外旅行はもちろんですが、日本国内でも各地の気候、風土、食文化や伝統行事などに違いがあっておもしろいですよね。

環境や文化が違えば「当たり前なこと」も変わってくるのですが、言い換えると「当たり前なこと=それって常識じゃん!=そうすることが正しい」は、状況によって変わるものなんですね。

だから、自分の基盤って何だろう?と自問自答したとき、「相手や周囲がどう思うか?」とか「正しいか正しくないか?」とか、それは、自分の基盤にはならないということなんです。

ちょっと怖い言い方になるかもしれませんが、自分の基盤が「周り」に乗っ取られてるってことになります。

周りは関係ありません。正しいか正しくないかも関係ありません。

自分の気持ちに正直になってみる。ただそれだけに集中してみましょう。自分がしっくりくること、自分がワクワクすること、それがあなたの基盤ですよ。

まとめ

充実感や幸福感は「ゆるぎない自分らしさの基盤」があって得られます。その基盤に立って得た経験は、次のステージにつながります。

もし、充実感が得られないときは、これまでの価値観の基盤をとっかえてみたり、視点を変えてみることも大事です。いまそのタイミングがきているよと教えてくれています。

潜在意識に気づくこと、素直になること。最優先すべきことは自分が楽しくて、嬉しくて、価値を感じられること。そこに真の充実感や幸福感があるはずです。

  

◎ハワイの神話を知ると、マナカードのメッセージがもっと分かりやすくなります。こちらおすすめの本です。

ハワイの旅情報はこちら

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