当サイトはアフェリエイト広告を利用しています

マナカードの世界 No.28 – POLI‘AHU(ポリアフ)

28番POLIAHUポリアフのマナカード マナカード
28番POLIAHUポリアフのマナカード

No.28 – POLI‘AHU(ポリアフ) のキーワードは 静けさの愛撫(氷の女神)

みなさん、ハワイにも雪が降るってご存知でしたか?ハワイ諸島で一番大きいハワイ島にあるマウナケア山には雪が降ります。標高4,205メートルで富士山よりも高い!

このマウナケアに住んでいるのが、氷の女神POLI‘AHU(ポリアフ)。ポリアフはハワイの神々の中でも最も美しく、いつも冷静沈着、クールビューティーという言葉がぴったりな女神です。

ハワイ島の雪
ハワイ島 雪の残るマウナケア山の日の出

もうひとつハワイ島には有名な山があります。今も活発な火山活動が続くキラウエア火山。

このキラウエアに住むのが、火の神 ペレ(No.22-PELE)。ペレはどんな人々をも魅了する情熱的で美しい女神、なのですがパワフル過ぎて気性が荒く、気まぐれ、そして嫉妬深いところも。思い通りにならないと、怒りを爆発させて噴火を起こしちゃうんです。マウナケアのポリアフとは対照的ですね。

ポリアフ vs ペレ

さて、今回のカードには、溶岩が流れる山にポリアフが優しく微笑んで立っています。実は、ポリアフとペレの戦いの光景を描いています。

この2人の対決、どちらが強いと思います?何度も戦いをしているのですが、ポリアフが全勝なのです。ペレ勝てない…。

中でもソリの競争の話が有名です。マウナケアの山すそをソリで滑り降りる競争をすることになった2人。何事にも情熱的なペレは競争心むき出し、ポリアフの美貌に嫉妬もしていたので絶対に負けたくない。

ところがレース中盤、ペレは負けそうになりどんどんヒートアップ、とうとう溶岩を流してしまいました。

しかし、ポリアフは冷静に雪を降らせます。どんどん降り積もる雪は溶岩をも冷え固め、マウナケア山の火口をふさいでしまったというお話し。

ポリアフからのメッセージ

この物語を知れば、カードの意味に気づいてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

クールビューティーでいましょうね」というメッセージです。

混乱状態であればあるほど、自分自身に集中し、事態を冷静に見極めることが大切です。客観的に見ることができれば、自分のやるべきことがおのずと分かってくる、そのやるべきことに専念しましょうということを教えてくれています。

周囲で起こったトラブル、噂話、自分で確かめていない情報などによって自分がうろたえたり、右往左往させられていませんか?

状況によっては「あの人、勝手にごちゃごちゃ言ってるけど、知らんわ」くらいの気持ちで静観することもありかもしれません。

その逆に、嫉妬して人の邪魔をしようとしたり、ただ感情のまま突っ走ったりすると、結果的に負けますという意味もありますから、気をつけましょう。

冷静沈着なポリアフですが、けっして冷たいわけではなく、優しく、慈悲深く、芯が強い。そういう人は周囲からすごく信頼されるから、友人も多い。カードの上部左右を見てください。ポリアフに寄り添うように友人の女神たちも描かれていますよ。

まとめ

ちょうどこのメッセージを書いているとき、世の中は、新型コロナウイルスの感染拡大のニュースであふれています。

全体の一部だけを切り取った情報になっていないか?
使われている言葉のインパクトや声の大きさ、報道量の多さによって惑わされていないか?

どんなニュースや情報も、受け取る私たちが、冷静さを失わず、客観的に判断することがとても大事です。

こんなときだからこそ、穏やかな心を保ち、凛とした自分自身でいられるよう心がけましょう。

◎ハワイの神話を知ると、マナカードのメッセージがもっと分かりやすくなります。こちらおすすめの本です。

ハワイの旅情報はこちら

タイトルとURLをコピーしました