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マナカードの世界 No.16 – MENEHUNE(メネフネ)

16番MENEHUNEメネフネのマナカード マナカード
マナカード MENEHUNE(メネフネ)

No.16-MENEHUNE(メネフネ)のキーワードは、持続

メネフネとは神話上の小人たち。石を積み、道路や用水路、神殿(ヘイアウ)など優れた建造物を造ります。小さな体で力持ち、そして緻密で賢い。人に見られないように夜に働きます。但し、報酬がないと働きません、食べ物と引き換えです(笑)。

カードにはお仕事中のメネフネと、大好物のバナナ、そしてメネフネの故郷カウアイ島に自生するモキハナが描かれています。

メネフネの大好物 バナナ 写真:崎津 鮠太郎
モキハナ
カウアイ島のシンボル モキハナ 写真:アロハプログラム

見えない努力に気づけるか?

メネフネは夜に働きます。一晩で立派な建造物を創り上げるのですが、たくさんの小さな石を積み上げて建造物を造るには、細部まで注意を払い、丁寧にコツコツ、根気強い作業が必要ですよね。

しかし、人間はメネフネがどんな作業をしているのか知らないんです。

偉業を成し遂げたり、難しいことを簡単にやってのけたりする人は、華々しくてかっこいい。でも実は見えないところで日々すごーーーく努力しているものです。

そういった日々の努力って、私たちが日常生活の中で「当たり前」と思っていることにも通じます。

当たり前は当たり前じゃない

電車が時間通りにやってくる、おいしいコーヒーが飲める、蛇口をひねれば水が出る。そういうことって、誰かが毎日のルーティーンを、ちゃんと怠らずにやってるから成立していることだったりします。

コツコツの積み重ねが当たり前になり、さらに続けることで精度やレベルが高まります。

そこに見えない(見せない)努力があることを見過ごしていませんか?他人の日々の努力に感謝しましょう。

そして、自分にも!日々の努力がちゃんとできたことを、ちゃんと褒めてあげてください。

メネフネ・フィッシュポンド
メネフネ・フィッシュポンド:メネフネが石を運んで造り上げたといわれる

メネフネからのメッセージ

メネフネはひとりでは到底できないことを、仲間と力を合わせて共同作業で完成させます。

だから、必要な時には助けを求めようと教えてくれているのですが、それが苦手な人ってけっこう多いです。

壁にぶち当たったとき、相談してみたり、「助けてくれ」と言えること、これ本当に大事です。

ただ、とても勇気が要ることでもあります。なぜなら、自分の中にある弱さを認めないといけないから。遠慮とか言いながら、実はプライドが邪魔をしてたりします。

そんな時は、チームワークを作ったり、強い絆を作る時期なんだと発想を転換してみてください。

自分で何とかするハードルを少しだけ下げてみて、周りの人と役割分担したり、チームで問題解決にあたってみるのです。

まとめ

このカードの公式メッセージは「メネフネのように、みんなで集まって仕事を終わらせよう。」です。

だから、一人でもがくでもなく、無理だと諦めるでもなく、人の力を借りてみましょう。

そして、自分の努力を褒める、他人の努力に感謝する。

一人よりもみんなで分かち合う喜びを経験するタイミングだから。

メネフネが真の成功へとつながる秘訣を教えてくれています。

 

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