No.13 – PAHU(パフ)のキーワードは、タイミング/儀式。
PAHU(パフ)とは神聖な太鼓という意味です。パフはヤシの木をくりぬき、サメの皮を張って作ります。
皆さんもご存知のフラダンス。
ハワイではフラ(Hula)と呼びますが、フラは神様や自然への感謝と祈り、天と地をつなげる神聖な儀式の役割も持っています。
音を奏でる楽器、演奏者や踊り手が身につけるレイなどの装飾品は、人々が神とつながるためにとても大切なものでした。
描かれている植物たち
カードにはパフと奏者のほか、パフの材料となるココナツ、サメ、パンダナス、そして、儀式に必要な瓢箪やシダなどの植物が描かれています。
パフからのメッセージ
フラの音楽に使われる様々な楽器の中でも、パフ(太鼓)は格式の高いものとされています。古代ハワイでは、ヘイアウ(神殿)で、限られた人のみがパフを奏でることができたそうです。
楽器というよりも神具に近いものと言えるかもしれません。
フラの儀式はパフの音で始まります。太鼓が鳴り響いた瞬間、日常の感覚から神聖なものへとつながる高次元の感覚へと変わります。
パフのカードは、ステージが変わるタイミングがやってきたことを知らせてくれています。「いま運気の変わり目が来ているよ」とか「ターニングポイントだよ」と教えてくれているイメージです。
例えば、人間関係で出会いや別れがあったりなど、大きなできごとかもしれません。今まで興味があったことに興味が無くなったりといった、些細なことかもしれません。
どちらかというと自分の意思とはちょっと違うできごとに対して、「何でだろう?」と悩むのではなく、「変化することが必要なタイミングなんだ」と気づいてください。
フラダンサーが踊れるのは、奏者がいるおかげ
フラはその踊り手の美しい動きに注目が集まりますが、音楽はフラに欠かすことのできないアイテムの1つでもあります。音楽を奏でる演奏者がいるからこそ成立します。
あなたはあなたの人生の踊り手です。あなたがステージに立っているとき、演奏してくれる人たち、大道具さんや照明さんなど、多くの人が手伝ってくれているわけです。
忙しい日常生活の中で、「今まで気にもしなかったけど、実はこれってすごく努力されていますよね!?」ということに意識を向けてみましょう。
電車が時間通りに来るって、鉄道関係者の努力あってのことです。コンビニのお弁当は、食材を提供してくれた生産者、ここまで届けてくれた配送業者など、多くの方が関わっているわけです。家族も食事を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、仕事で頑張ってくれていたり。
当たり前のようであって、当たり前ではないんですよね。
視点を変えて、感謝のアンテナを張り巡らせてみてください。変化のタイミングとなるサインにきっと気づけるはずです。
まとめ
さあ、パフの音が鳴り響きました!
これからステージが変わります。新しいステージですから、そこは今まで経験したことのない世界です。だからこそ、自分にできるかな?といった不安もあるでしょう。
しかし、変化に不安に感じるときは、周りを見渡してみてください。応援してくれる人が必ずいます。
もうそのステージが来ているわけですから、「自分はまだそんな器じゃない」と謙遜している場合ではない のです。
「今、このタイミングを逃すな!」
思いきってチャレンジしてみてください。
https://diadem-cb.com/manacards-introduction/
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