No.31- PUHI(プヒ)のキーワードは、崩壊。
崩壊というとなんだか怖い感じもしますが、マナカードにネガティブなメッセージはありませんから、安心してください。
PUHI(プヒ)とはハワイ語で「ウナギ」です。と共に「燃やす」「煙るようなこと(喫煙する)」という意味もあります。
カードに描かれていること
渦の中を動き回るプヒと、ハラ(パンダナス)の実、ウナギを連想させるアナサンゴモドキ、ターメリックの根が描かれています。ハラの実は一粒一粒が巨大なコーンみたいです。
それでは、これらの登場アイテムたちが送ってくれるメッセージを紐解いていきましょう。
ぐずぐず
1つ目の考察、カードを良く見ると、プヒは落ちてくるハラの実にめっちゃ食らいついてますね(笑)。
実が落ちてきてから「エサを食べるために準備運動からしようか」なんてしていては、エサは他のプヒに食べられてしまいます(泣)。プヒのカードは、ぐずぐずしていると、いつのまにかチャンスを逃しちゃうよ!と忠告してくれているんです。
あなたは準備を完璧に整えようと頑張っているかもしれません。リスク回避に備えてさまざまな対策を練っている途中かもしれません。もしかしたら、もっと良い条件になる時期を待っているのかもしれません。
でも、いまこの時代は大激動です。準備してる間に取り巻く状況がどんどん変わっていきます。
「とにかく今、不完全でもいいので動き始めよう」
「小さくてもいいので、少しでも経験値を増やそう」
今までやってきたことをアピールしたり、いまできる段階のことをテスト的にでも良いので、アクションに移したりしてみましょう。
くねくね
2つ目の考察、プヒ(ウナギ)は川底でうねって泳ぎます。あまりにくねくねしていると、川底の砂や泥が舞い上がります。水は濁って周りが見えなくなってしまいますよね。
その様子から、いろいろ考えすぎて、思考がうなぎのようにくねくねと揺れていませんか?と投げかけてくれています。
不安に思ったり、先が見えず迷ってしまっている状況。それを作り出している原因は、実は、自分の思考がブレブレだからじゃない?というわけです。
優柔不断って短所として扱われることが多いですが、実は、瞬時に多方面から物事の予測ができてしまうってことなんです。ある意味、すごい能力を持っている。
ただ、ポジティブなケースもネガティブなケースも、選択肢が出てきすぎてしまう。自分の手に負えないほどあふれんばかりに。だから、迷ったり、分からなくなってしまいやすいんです。
このカードが出てきたら、どれか選択肢を決めて、実行してみようってことです。どれを選んでいいか分からないというときは、その打開策として、
「思いきって、もう考えない」
「いまのところ、それ以上のリスクヘッジはしない」
そして、
「一番おもしろそうなものを選択する」
砂煙の中からスルッと脱出して、先が見えてくるはずです。
プヒからのメッセージ
選んで、アクションを起こすというのは、とても勇気とエネルギーがいることですよね。物事をある形から別の形へ変えるわけですから、それは大変なことです。大変とは「大きく変わる」ってことです。
初めてやることや難易度が高いことにチャレンジするとき、分からないことが多すぎる、うまくいくかどうか自信がない…という人は多いのではないでしょうか。
でも、動いてみないと、確かめることはできません。もしかしたら、見逃していた決定的な何かを見つけ出せるかもしれないし、いま考えていることが無意味なことだったりするかもしれません。
「動きながら情報収集をしよう」
「一度やってみてから考えよう」
完璧じゃないかもしれない、本命じゃないかもしれない、けどいいんです。(仮)でもいいから、いま目の前にある、実行するチャンスをまず掴んでください。
まとめ
このカードのキーワードは「崩壊」でしたよね。どちらかというと、現状を「打破」しろ!という方が近いかもしれません。
不確実な状況ではあるけれども、ここに留まっていては埒が開かない状況ですよと教えてくれています。
起こることすべてに意味があります。意味がないことは起こりません。だから、失敗という結果は無いのです。アクションを起こしたことで、必ず何らかの気づきや経験を得ることができます。
「いや〜」「でも〜」「だって〜」は、現状打破からまだ遠いところにいる証拠でもあります。
「なるほど!」「そっか!!」を大切に、タイミングやチャンスをぜひモノにしてくださいね。
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