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韓国・ソウル|地下鉄・空港鉄道 きっぷの種類と買い方

∎海外旅行記

~ ソウル観光の便利な移動手段「地下鉄」「空港鉄道」に乗りたい時、これさえ覚えておけば安心!きっぷの種類と買い方をまとめてみた。

韓国・ソウルの観光に欠かせない交通手段といえば地下鉄です。ソウルの地下鉄は東京と同じように網の目のように張り巡らされていて、とても便利です。

初めて韓国旅行に来たとき、地下鉄に乗りたいけど、そもそもきっぷはどうやって買えばよいのか?っていう素朴な疑問って誰もが経験します。せっかく駅まで行ったのに、券売機の前で立ち往生しては時間がもったいない!

ということで、これさえ覚えておけば安心!きっぷの買い方をわかりやすくまとめてみました。

地下鉄に乗るには2通りの方法がある

ソウルの地下鉄や空港鉄道(一般列車)に乗るときには、2つの方法があります。仕組みは日本と同じです。

① きっぷの役割をする「1回用交通カード」で乗る
② 交通系IC「T–moneyカード」で乗る

地下鉄にはそれほど回数は乗らないし、路線バスにも乗らないという方は、乗車するたびにきっぷを購入する①の方法がおすすめ。

地下鉄には何回も乗るし、いちいちきっぷを購入する手間を省きたいという方は、Suica や PASMO のようにチャージして使える②の方法がおすすめです。

では、実際に買ってみます。

⚠️仁川国際空港とソウル駅をノンストップで結ぶ「直通列車」は全席指定のため、「一般列車」の購入方法とは異なります。直通列車の乗り方はこちらを参考にしてください。

① きっぷの役割をする「1回用交通カード」で乗る

【はじめに知っておこう!】
きっぷの役割の「1回用交通カード」は、紙ではなくプラスチック製のカードで発券され、下車した駅で返却するシステムです。

1回用交通カードを購入する

地下鉄の自動券売機です。タッチパネル式で日本語もOKです。「1回用交通カード」の発券、「T-moneyカード」のチャージができます。

⚠️現金のみ可能で、クレジットカードは利用できません。

自動券売機の言語を日本語に設定します。

「目的地の選択(紫色のボタン)」または「1回用交通カード(オレンジ色のボタン)」で、路線図で何号線かを選択し、目的地の駅名をタッチして、現金で支払います。

※「初乗り専用」というオレンジ色のボタンがある場合、10kmまで1,350ウォンのきっぷを購入できます。【2023年6月現在】
例えば、南大門市場ー明洞ー梨泰院ー東大門市場といったエリア間を移動するのであれば、初乗りでOKです。明洞駅~江南(カンナム)駅はギリギリ初乗りOKですが、ちょっと遠くまで乗る場合は、「目的地の選択(紫色のボタン)」で購入しておくと安心です。

改札はタッチで通過して、電車に乗ります。

目的地の駅についたら、改札機に1回用交通カードをタッチして出ます。

1回用交通カードを返却する

1回用交通カードは一度改札を出るとそれ以降は使えなくなるのですが、実は、運賃にカード発行の保証金(デポジット:500ウォン)が自動加算された合計料金で購入していました。

「保証金払い戻し機」で保証金の返金を受けます。

到着駅の改札を出たところに、保証金払い戻し機があります。使用済みカードをを入れると、保証金(500ウォン)が戻ってきます。

1回用交通カードで乗るときには、降りた駅で保証金(デポジット)を精算するというワンステップを忘れずに行いましょう。

② 交通系IC「T–moneyカード」で乗る

【はじめに知っておこう!】
プリペイド式の交通系ICカードの「T–moneyカード」は、券売機では購入できません。まず、コンビニや専用自販機でカード自体を購入し、券売機でチャージしてから使用します。

T–moneyカードを購入する

いちばん手軽に購入できるのは、「T-money」マークのあるコンビニ(GS25, CU, 7-ELEVENなど)です。「ティモニ ジュセヨ」と伝えましょう。

空港鉄道の仁川空港駅、金浦空港駅では自動販売機もあります。

カードの値段は2,500ウォン~。デザインはいろいろあります。キャラクターや限定モノもあって、そういうのは少し割高です。

ファンにはたまらない「BTS仕様の限定 T-moneyカード」もあるようなので、興味のある方はチェックしてみてください。

T–moneyカードにチャージする

地下鉄の自動券売機はこんな感じです。タッチパネル式で、日本語もOKです。「1回用交通カード」の発券、「T-moneyカード」のチャージができます。

⚠️現金のみ可能で、クレジットカードは利用できません。

自動券売機の言語を日本語に設定します。

「T-moneyカードのチャージ」は、「交通カードのチャージ(青色のボタン)」を選択します。残高を確認する時にも使えます。

T-moneyカードのチャージは真ん中の「交通カードチャージ(定期券)」を選択します。

⚠️チャージのことを韓国では充電というので、「カードに充電する」という日本語訳になっていることもあります。

最初は5,000~10,000ウォンくらいチャージしておくと良いです。

(T-money利用時の割引運賃)
地下鉄の初乗り運賃:1,400ウォン
●空港鉄道(一般列車)

金浦空港ーソウル駅:1,600ウォン
仁川空港第2Tーソウル駅:4,900ウォン

改札はタッチで通過します!
乗るときも、降りるときも残高が表示されます。

⚠️仁川国際空港や金浦国際空港から空港鉄道に乗り、空港鉄道と地下鉄を乗り換えるときには、専用改札を通過します。別途運賃が発生することはないので、安心してタッチしてください。

T–moneyカードの残金を払戻しする

T-moneyカードは、チャージ金額が余ったら、500ウォンの手数料を差し引いて払戻しができます。

いちばん手軽なのは、「T-money」マークのあるコンビニ(GS25, CU, 7-ELEVENなど)です。駅の情報サービスセンターや、Tmoneyタウン(ソウルシティタワー1F)でも受け付けています。

払戻しを受けたい時は「ファンブル ヘジュセヨ」って伝えましょう。

但し、T-moneyカード本体は払戻しできません。T-moneyカードには有効期限がなく、何度も使えるので、またソウルに行くときのためや、旅行の記念にとっておくのも良いと思います。

まとめ

韓国・ソウルの観光に欠かせない、地下鉄のきっぷの買い方をまとめてみました。

「1回用交通カード」は、乗るときに購入するのはもちろんですが、降りた駅で返却してデポジットの返金を受けるというアクションが、やってみるとおもしろくて新鮮でもあります。

T-moneyカードはプリペイド式で、バスやタクシーなどの公共交通機関、コンビニの支払いなどにも電子マネーとして使えてとても便利。チャージも残高確認も簡単にできます。カードのデザインもたくさんあるので、旅の記念になります。

地下鉄を上手に使えば、大人の一人旅でも大丈夫!快適で楽しいソウル観光を楽しんでくださいね。

■リンク集
・空港鉄道 A’REX ホームページ(日本語)
・ソウルメトロ  ホームページ(日本語)
・ソウル市公式  ホームページ(日本語)

⚠️仁川国際空港とソウル駅をノンストップで結ぶ「直通列車」は全席指定のため、「一般列車」の購入方法とは異なります。直通列車の乗り方はこちらを参考にしてください。

⚠️韓国ではGoogleマップの徒歩ルート検索ができないので、NAVER Map(ネイバーマップ)アプリをダウンロードしておくと便利です。

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