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ニュージーランド|ウェリントン空港アクセスバス「エアポートエクスプレス」の乗り方

ウェリントン空港バス 海外トラベル

~ ウェリントン国際空港↔市内の交通手段。便利なアクセスバス「エアポートエクスプレス」の乗車記をレポート!

ニュージーランド北島の玄関口となるウェリントン国際空港に到着。フライトを終えたら、できるだけ早く市内へ移動したいですよね。

空港からウェリントンの中心部へは約8km離れており、車が主なアクセス方法ですが、リーズナブルな移動手段として「エアポートエクスプレス(AX)」という路線バスが運行されています。

今回は、このエアポートエクスプレスに乗って市内へ移動してみたので、その様子をレポートします。

エアポートエクスプレスとは?

エアポートエクスプレス(AX)は、ウェリントン国際空港と市内中心部のウェリントン駅を結ぶバスです。途中、キューバストリートやコートニープレイス、ダウンタウンといった繁華街を通ります。

Wellington-Aiport-Express
路線図詳細はこちら:Metlink

「エクスプレス」と名前がついていますが、高速バスではありません。一般路線バスの急行便に近いイメージです。空港から市街地までは主要な停留所のみに停車しますが、中心部ではこまめに停まります。

Wellington-Aiport-Express

車内には無料Wi-FiやUSB充電ポート、荷物ラックが完備されていて、旅行者にとって嬉しい設備が揃っています。

Wellington-Aiport-Express

座席はリムジンバスのようなリクライニングシートではなく、一般的な路線バスと同じ仕様になっています。

所要時間と料金

空港からウェリントン駅までの所要時間は、交通状況によりますが約25~35分です。朝夕の運行を除き、10~20分間隔で運行しているので、待ち時間も少なくスムーズに移動できます。

エアポートエクスプレスの料金は11ドルで、現金とタッチ決済のクレジットカードが利用できます。交通系IC「Snapperカード」を使うと運賃が割安になり、大人8.76ドル、子ども4.38ドル、学生やシニアの割引も設定されています。

公式ホームページで、エアポートエクスプレスの運行ルートと時刻表を確認できます。

Wellington-Aiport-Express

ホームページ全路線・全停留所時刻を確認できます。最初は主要停留所しか表示されないので、全停留所を表示させるには[Show all stops]をタップしてください。

●Snapperカードについて
ウェリントン地区専用の交通系ICカードで、ウェリントン以外の地域では使用できません。カード代は10ドルでチャージが別途必要です。空港の国際線到着ロビーに自販機があり、街なかのコンビニなどでも購入できます。チャージ残金は原則返金不可です。詳細はSnapperカードの公式サイト(英語)を確認してください。

エアポートエクスプレス の乗り方

前のドアから乗って、運転手さんに直接運賃を支払います。降りるときはボタンを押して知らせ、中央のドアから降ります。

そして何より嬉しいのは、エアポートエクスプレスには次の停留所を案内する車内アナウンスがあること! Googleマップとにらめっこしなくても済むので、安心して乗車できます。

ウェリントン空港から

ウェリントン空港のエアポートエクスプレス乗り場は、少し分かりにくい場所にあります。空港の建物を出たすぐのところではなく、駐車場の端まで歩く必要があるため、初めての方は迷いやすいかもしれません。写真付きで詳しく案内します。

空港1階の到着ロビーを出たら、目の前の横断歩道を渡ります。バス乗り場は立体駐車場の端のほうにあります。

到着ロビーからの距離は約100mほど。スーツケースを引きながらでも2〜3分で歩ける距離です。

ウェリントン空港エアポートエクスプレス

横断歩道を渡った先には、エアポートエクスプレスの乗り場への案内表示があります。ここで左方向を指す矢印があるので、そのとおりに進みます。

ウェリントン空港エアポートエクスプレス

案内表示に従って、駐車場内の通路をそのまま奥へ進みます。駐車場内は少し薄暗く感じるかもしれませんが、案内どおりに進めば迷うことはありません。

ウェリントン空港エアポートエクスプレス

駐車場の端の方まで進むと、エアポートエクスプレスのバス乗り場が現れます。柱に緑色の案内表示があるので、ここまで来ればすぐに分かります。

ウェリントン中心部(シティ)から

市内中心部のエアポートエクスプレスの停留所には、飛行機のマークが表示されています。 ただし、空港行きと駅行きでバス停の場所が異なる場合があるため、Googleマップや公式マップで事前に確認しておくとスムーズです。

ウェリントン

ウェリントンの人気スポット「キューバストリート」は、おしゃれなカフェや個性的なショップが並ぶ歩行者天国のようなエリアです。ストリートパフォーマンスも楽しめる、地元の人にも観光客にも愛される場所です。

ウェリントン

最寄りバス停は「Manners Street at Cuba Street」 で、キューバストリートのすぐ近くにあります。一般路線バスも多く停まるので、行先を確かめてから乗りましょう。

ウェリントン・ラムトンキー

ダウンタウンのメインストリート「ラムトンキー」には、ブランドショップやホテル、オフィスビルが建ち並び、多くの人が行き交っています。

ウェリントン・ラムトンキー

ケーブルカー乗り場の近くにも停留所があります。空港からは「Lambton Quay at Cable Car Lane」で降車、空港へ向かう際は「Lambton Quay at Hunter Street」から乗車します。行きと帰りでバス停が異なるので、事前に確認しておくと安心です。

ウェリントン駅から

エアポートエクスプレス(AX)は、ウェリントン駅バスターミナル(バスインターチェンジ)内のバス停Bから出発します。

ウェリントン駅バスインターチェンジ

バスターミナルはウェリントン駅の隣にありますが、交通量の多い通りを一本挟んでいます。地上から横断歩道を渡るとやや大回りになるため、直結している地下道を使うのが便利です。

ウェリントン駅バスインターチェンジ

バスインターチェンジは、ウェリントンの路線バスも発着する大きなバスターミナルで、待合室なども整備されています。

AXバスの乗り場はバス停Bです。大きなサインボードがあるので分かりやすいです。

ウェリントン駅

ウェリントン駅は歴史を感じさせるクラシックな建物。駅構内と駅前広場の両方から地下道に入れるので、バスの時間に余裕があれば駅の中を少し見て回るのもおすすめです。

ちょっとした見どころ

エアポートエクスプレスの乗車中にちょっとした見どころがあります。ハタイタイ バストンネル(Hataitai bus tunnel)の通過です。

もともとトラム用に建設された歴史あるトンネルで、現在はバス専用。一車線しかないため、出入り口ではバス同士が譲り合う光景が見られます。このトンネルを通ることで、バスはマウント・ビクトリアの丘を迂回せず、最短ルートで移動できます。

空港↔市内の移動手段 そのほかの方法

今回ご紹介したエアポートエクスプレスのほかに、貸切チャーター、乗り合いシャトル、タクシーなどの方法があります。

1)貸切送迎サービス(チャーター)

〈事前予約制〉荷物が多いときや、宿泊先がバス停から遠い場合は、空港⇔市内ホテル間の貸切送迎サービスを利用するのが安心です。

ウェリントン国際空港送迎サービスを見る

2)乗合シャトルサービス(シェア)

〈事前予約制〉リーズナブルな料金で市内に向かいたい場合は、乗合シャトル(スーパーシャトル)も便利です。但し、目的地が別々のお客さんと乗り合いのため、自分の目的地に到着するまでに時間がかかる場合もあります。

スーパーシャトル ホームページ(英語)

3)タクシー

急いでいる時にはタクシーが便利です。空港から市内中心部までは20~30分ほどで到着します。ウェリントン駅までの料金の目安は30~40ドルです。

4)レンタカー

ウェリントン空港の到着ロビーにレンタカーのサービスカウンターがあります。

ウェリントンのレンタカーを予約する

まとめ

ウェリントン国際空港から市内中心部へのアクセス手段として、エアポートエクスプレス(AX)を利用してみました。

良かった点
・現金とタッチ決済のクレジットカードが利用できて、片道11ドルとリーズナブル。
・20~30分間隔で運行しており、目的地の最寄りのバス停で乗り降りできるので便利。
・大型荷物置場、Wi-Fi、USBが設置されており、バス停案内の車内アナウンスもあって安心。

エアポートエクスプレスはとても分かりやすいので、初めてウェリントンを訪れる方にもおすすめです。但し、宿泊先がバス停から遠い場合などは、貸切チャーターやタクシーを利用することをおすすめします。

ウェリントンを訪れる際に少しでも参考になれば嬉しいです。

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