~ 北東部を走るLRTセンカン線・プンゴル線を現地取材。ちょうちょ型ルートの仕組みや自動運転の走行感、住宅地を巡る車窓の魅力を紹介します。

シンガポールのMRT路線図を眺めていたら、右上にちょっと不思議な形を見つけました。グレーの輪が二つ並んでいて、まるで蝶やトンボのようです。
これ、何の路線だろう?と調べてみると、正体は「LRT」という乗り物 でした。どうやら MRT(地下鉄)とは別の仕組みで走っているらしく、鉄道好きの私としてはその違いが気になって仕方ありません。
これはもう、実際に乗って確かめるしかない!そう思い立ち、さっそく現地へ向かいました。
LRTってなんだ?
冒頭で触れた謎のグレーの輪。その正体は LRT(ライト・レール・トランジット)という、シンガポール版の新交通システムでした。
MRTが都市全体の広域的な交通網を担うのに対して、LRTは各路線がMRT駅を起点に ループ構造になっていて、MRT駅への接続をサポートする役割を果たしています。
今回私は、右上に描かれた2つのループ〈プンゴル線〉と〈センカン線〉に乗って、その雰囲気を確かめてみました。
プンゴル線とセンカン線ってどんな路線?
シンガポール北東エリアに広がる住宅街を走るのが、LRT プンゴル線とセンカン線です。中心となる MRT NE線(North East Line)の センカン駅 と プンゴル駅から、周辺のHDB(公営住宅)や学校、コミュニティ施設をぐるっと結んでいます。
どちらの路線も、東側と西側の二つのループで構成された循環タイプ。
路線図では丸く描かれた「輪」が左右に並んで見えますが、実際の地形に沿って走るため、縦長だったり横長だったり、エリアごとに形が異なります。
いざ、ちょうちょの羽へ!
プンゴル線で初LRT体験
MRT プンゴル駅からスタート!
シンガポール中心部からMRTのNE線に乗車し約40分、プンゴル駅に到着しました。
前面展望を満喫!
センカン線も乗車
MRTのNE線でセンカン駅に到着。プンゴル駅と同様に、地下ホームからエスカレーターで改札階へ上がり、さらにその上の階に進むとLRTの乗り場があります。
観光地じゃない旅のたのしみ
今回乗ったのは、シンガポールにある3つのLRT路線のうち、センカン線とプンゴル線の2系統。いずれもMRT駅を起点にして住宅地を巡る構造になっていて、日常の足として機能していました。
さらに、自動運転の小ぶりな車両で前後に運転台がないので、かぶりつき状態で前面展望を満喫できました。まるでアトラクションに乗っているような感覚で乗車体験を楽しめました。
中心部からは少し離れていますが、LRTに乗ればシンガポールのもう一つの顔を見ることができます。旅のスキマ時間に組み込むのもおすすめです。
詳しい路線情報や運行状況は公式ページで確認できます。
→ センカン線・プンゴル線 LRT 公式ページ
まとめ
MRTの路線図の右上で見つけた、ちょうちょ型の路線の正体は、シンガポール版の新交通システム(LRT)でした。
観光スポットが集まる都心エリアとはまったく違い、郊外のレジデンスエリアをコンパクトな車両が走っていきます。日本で言うと「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」に近いイメージです。
旅行者がLRTに乗る場合は、クレジットカードでも、シンガポールの交通系ICカード(EZ-LinkやNETS FlashPay)でも好きな方を選べば問題ありません。
ICカードは購入時にカード代がかかりますが、長期滞在や複数回シンガポールを訪れる予定がある方なら1枚持っておくと便利です。LRTだけでなくMRTやバスでも使えるので、旅がぐっと快適になりますよ。
▶ EZ-Linkカード を購入する
▶ NETS FlashPay+お土産セットを購入する
航空券・ホテル・ツアーの予約
シンガポールでのアクティビティは、KKday や Klook などのチケットサイトから事前予約しておくのがおすすめです。
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