~台湾・太麻里で雄大な太平洋の絶景に感動!話題のスラムダンク踏切も訪れてみた。

今回の旅のハイライト、どうしても行ってみたかった太麻里(ターマーリー)にやって来ました。南国ムードが漂う台湾の南東部、太平洋を望むこの場所は、鉄道旅の中でも特に楽しみにしていたスポットです。
雄大な海の景色に感動し、地元のカフェでほっと一息。そんな魅力あふれる旅の情報をお届けします。これから訪れる方の参考になれば嬉しいです。
台東駅で撮り鉄体験
今回の旅の始まりは台東駅から。
太麻里の絶景スポット
台東駅を出発すると、ほどなくして車窓に太平洋が見えてきます。南国に来たなと実感できる風景です。
この日は天気にも恵まれ、空の青と海の青、そして白い砂浜のコントラストが美しいこと。
台東から太麻里までは約25km。特急なら約20分で着きますが、区間快車は途中の駅で対向列車の行き違い待ちがあり、約30分かけて走ります。

太麻里駅の目の前には一直線に伸びる坂道。その先いっぱいに、青い空と太平洋が広がっています!
視界を遮るものはゼロ。まるで、道が海へそのまま続いているようです。これにはただただ感動するしかありませんでした。街灯がちょっとしたアクセントになり、ほんと絵になります。
この坂道は朝日が昇る方向に真っすぐ伸びていることから、「日昇路」と名付けられています。日の出の時間帯には、坂道と海が黄金色に染まり、まさに圧巻の美しさだそうです。
スラムダンク踏切
もう1つ見ておきたい太麻里の絶景スポットが、この近くにある踏切です。駅の北側にある「太麻里平交道(太麻里踏切)」を目指します。
ここは人気アニメ『スラムダンク』の舞台となった、鎌倉高校前1号踏切に似ていることからちょっとした観光スポットになっています。
本家とそっくりかどうかは訪れる人の感じ方次第…ですが、踏切の向こうに広がる空と海の美しさは間違いありません。
電車が通る瞬間を撮影できれば、さらに映える一枚になります。ただし、電車の運行はおおよそ1時間おきなので、タイミングは運次第の楽しみです。
太陽が昇る海岸を散策
太麻里駅から駅前の坂を下ると国道が通っており、その沿線に太麻里の街があります。小さな街ですが、飲食店や旅館が集まっています。
国道を渡ってその先の細い道を進むと、「千禧曙光紀念園區(ミレニアムサンライズメモリアルパーク)」に到着します。駅からは徒歩約10分です。
とても小さな公園ですが、屋根付きのベンチや野外ステージのような設備があり、2000年のミレニアムイベントを記念したモニュメントも設置されています。
太麻里はパイワン族の言葉で「太陽が昇る場所」を意味し「日昇之鄉」とも呼ばれているのだそうです。
ここに来たらぜひ立ち寄りたいのが、公園の入口にあるカフェレストラン「海泱日記 Whale Diary🐳」。
海の家のような佇まいで、軽食や冷たいドリンク、かき氷などをいただけます。店員さんも優しくて散策の合間の休憩におすすめです。
太麻里の注意ポイント
太麻里駅は高台に開かれた果樹園の中にぽつんと建っていて、駅の周りにはほとんど建物がありません。
そのため、駅から踏切や海岸へ向かう道には日陰が無いので、天気の良い日に訪れる際は、日焼け止めや帽子、日傘をお持ちください!私はうっかり日焼け止めを忘れてしまい、ただ歩いているだけでかなり焼けてしまいました。
まとめ
台東駅から電車で約20分の太麻里。駅を出た瞬間、青く広がる太平洋と空の大パノラマが目に飛び込んできて、ただただ感動しました。南国ムード満点で、時間を忘れてぼんやりと眺めていました。
スラムダンク好きの方はぜひ踏切を訪れてみてください。美しいビーチへも歩いて行けます。私が訪れたときはほとんど人とすれ違わず、広大な風景を一人占めできる贅沢な時間を過ごせました。
太麻里は素朴ながらも心に深く残る場所です。ぜひ自分の目で確かめて、この感動を味わってほしいです。
Taiwan PASS〈台鐵版〉をお得に手に入れよう!
▶Klook で購入する
▶KKday で購入する
航空券・ホテル・ツアーの予約
桃園空港↔台北駅のチケットはこちら。
■Klookで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復 / 1日乗車券
■KKdayで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復
▶ 京成スカイライナー+桃園空港MRT乗車券
桃園MRTの往復チケットをゲットしたら、台北無限周遊パス(Taipei Fun Pass)もぜひチェック!台北市内の人気スポット30ヶ所以上がこれ1枚で楽しめる、めちゃくちゃお得な神パスです。
▶KKdayで購入する
▶Klookで購入する
台湾でおすすめのお土産
「パイナップルケーキ」
皆さんご存知の台湾土産の人気No.1スイーツ。一口サイズ、個包装なので、ばらまき用にもおすすめです。