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台湾×鉄道旅|Taiwan PASSでぐるっと一周!(関山の駅弁)

関山弁当 海外トラベル

~ 花蓮から台東へ。田園風景の中を走る列車と、名物の「関山弁当」を味わうのんびり旅。

関山弁当

Taiwan PASSを使って、台湾をぐるりと一周する鉄道旅。今回は、花蓮から関山を経由し、台東までのルートを移動しました。

車窓には広大な田園風景が広がり、関山駅で途中下車して名物「関山弁当」を堪能。のんびりとした時間が流れるローカル線の魅力を、実際の旅の様子とともにお届けします。

花蓮から関山へ|田園風景の鉄道旅

今回の旅程、花蓮を出発して台東まで一気に進むつもりだったのですが…どうしても「関山弁当」が食べたくて、予定を変更して関山駅で途中下車することにしました。

花蓮駅

2018年にリニューアルされた花蓮(ファーリェン)駅は、近代的で斬新なデザインが特徴的。大きく開けた構内とガラス張りの外観が印象的で、台湾東部の主要駅として存在感を放っています。

自強号3000形
※この写真は羅東駅で撮影

今回乗車したのは、白いボディに流線型のフォルムがカッコいい特急列車・新自強号(3000型)です。最高時速130kmでぶっ飛ばす俊足ぶり、乗り心地も快適です!

台湾鉄道東部幹線|玉里・池上・関山の車窓から見える田園風景

花蓮〜関山間は東西を山に挟まれた地形で、平野部には一面に田んぼが広がります。日本でいう米どころといった雰囲気で、のんびりとした車窓風景が続きます。

時おり現れる小さな集落や、遠くに見える山並みに癒やされる区間です。

途中で池上駅を通過しました。池上弁当については別記事で紹介します。

名物・関山弁当を味わう

花蓮から約1時間30分、関山(グァンシャン)駅に到着です。

関山駅(関山車站)

地方の駅らしい落ち着いた感じのホーム。コンクリートとタイルで装飾された上屋って、なぜか南国らしさを感じます。

関山駅(関山車站)

白を基調としたかわいらしい駅舎が、青空によく映えていました。

早速、駅前の交差点にある関山弁当の販売店を目指します。

源昌關山便當

なんと、目的の「源昌關山便當」は早めに店じまいしているではありませんか!泣く泣く断念。

気を取り直して、ここから徒歩5分の「關山便當」へ向かうことにしました。

關山便當(関山弁当)

關山便當は立派な建物。開いててよかった!こちらも地元で評判のお店です。

關山便當(関山弁当)

店内は清潔で、テーブル席があり落ち着いた雰囲気。お土産コーナーには関山米と学生鞄のセットや地元の食材も並んでいて、買い物も楽しめます。

關山便當(関山弁当)

お弁当の種類は、豚の骨付きカツ(排骨)、鶏のもも肉(雞腿)、白身魚のフライ(魚排)、菜飯弁当など10種類ほどあります。価格は70元〜150元(約320円~690円)とお手頃です。

今回は看板メニューの「關山便當(グァンシャン ビェンダン)」を購入しました。いざ実食!

關山便當(関山弁当)

蓋を開けると、ご飯の上にたくさんのおかずがぎっしり!焼き豚、台湾風ソーセージ、豚バラ肉の唐揚、練り物、煮卵、野菜炒めなどバラエティ豊かです。

関山弁当の特徴は、大根の漬物の炒め物と生姜の甘酢漬けが入っていること。そして、何と言っても関山産のお米がおいしい!

こちらのお弁当、無料のスープ付きという嬉しいサービスも。これで90元(約420円)とは破格です!

ちなみに、豚の骨付きカツ(排骨)、鶏のもも肉(雞腿)、白身魚のフライ(魚排)は、通常のお弁当にプラス10元〜40元(約50円〜180円)するだけで、別皿で大きなお肉がドーンと付いてきます。

今回は急遽予定を変更して立ち寄ったため、すでに昼食を済ませていました。本当は大きなお肉も一緒に味わいたかったのですが、それは断念。また来る機会があれば、ぜひともお腹を空かせてがっつり楽しみたいと思います。

関山弁当を味わった後、歴史的建造物に指定されている関山駅の旧駅舎を訪れました。

関山駅(関山車站)旧駅舎

旧駅舎は1922年(大正11年)に建てられたもので、もともとはここが関山駅の駅舎でした。現在の駅舎はそこから南へ約100メートル離れた場所に新たに建てられています。

私が訪れたときはすでに閉まっていて中に入れませんでしたが、現在はサイクリングターミナルとして利用されているようです。

池上・関山エリアをもっと楽しみたい方には、ガイド付きの現地ツアーがあります!
台東発着|初鹿牧場&関山老街&池上フードツアー

関山から台東へ|ローカル列車の旅

関山駅に戻ってきました。区間車(普通列車)に乗って台東へ向かいます。やってきたのはEMU500型電車です。

台湾鉄路EMU500型区間車

30年近く使われている車両ですが、いまだに現役で活躍しています。貫通扉の中央には、製造メーカーである大宇重工業の銘板が掲げられています。

台湾鉄路EMU500型区間車

車内はロングシートで、座席はレザー張り。平日ということもあり、のんびりとした雰囲気です。このあたりは単線区間のため、途中の駅で行き違いの停車をしながらのんびり進みます。

台湾鉄道東部幹線|台東付近の車窓

台東が近づいてくると、列車の窓の外にゴツゴツとした岩山や、むき出しの地層が見えてきます。まるで彫刻刀で削ったかのような不思議な風景です。

台湾鉄道東部幹線|台東付近の車窓

調べてみると、この一帯はプレートがぶつかって隆起し、その後、風雨によって形づくられた地形とのこと。地球の力って本当にすごいですね。

台東駅から市街地へ

関山からおよそ40分で台東駅に到着しました。

台東駅(台東車站)

台東駅はとても立派な駅舎で、波打つ屋根は太平洋の波をモチーフにデザインされているそうです。駅前に並ぶヤシの木と相まって、南国ムードたっぷりです!

台東駅(台東車站)バス乗り場

台東の中心市街地までは駅から5~6kmほど離れており、路線バスやタクシーでアクセスします。バス乗り場は改札口を出て右側にあります。

台東バスターミナル(臺東轉運站)

市街地の中心にある台東バスターミナル。かつてはここが台東駅でした。旧駅舎が活用されていて、鉄道時代の面影を残しています。

このあと、周辺を歩いてみた様子をお届けします。

まとめ

花蓮を出発すると、それまでの荒々しい大自然の風景から一転、車窓いっぱいにのどかな田園風景が広がりました。このあたりは、台湾有数の米どころです。

そんなエリアの中でも、今回どうしても訪れたかったのが関山駅。関山米の産地として有名で、そのお米を使った駅弁「関山弁当」を味わいました。

お目当ての駅弁店「源昌關山便當」は残念ながら閉まっていましたが、徒歩数分の「關山便當」でいただいたお弁当は、関山産のお米と台湾の素朴なおかずがたっぷり詰まった、心温まる味でした。無料スープのサービスもうれしかったです。

関山の街は派手さや華やかさはありませんが、地元の人々の生活に根ざした生活感が感じられます。過ごした時間は短かったとはいえ、よい旅の思い出になりました。

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