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台湾×鉄道旅|Taiwan PASS〈台鐵版〉チケット内容と購入方法ガイド

普悠瑪号 海外トラベル

~ 台湾鉄道5日間乗り放題!MRTや観光バスも使える、便利でお得なきっぷ「Taiwan PASS〈台鐵版〉」を分かりやすく解説!

普悠瑪(プユマ)号

台湾をぐるっと一周、列車に揺られながらのんびり旅してきました。切符をどうしようか迷っていたときに見つけたのが「Taiwan PASS(台湾好玩卡)」です。

5日間台湾鉄道が乗り放題!さらに、MRTや有名観光地へのアクセスがセットになって、想像以上にお得で便利でした。

この記事では、実際に使ってみた「Taiwan PASS〈台鐵クラシック版〉」の内容や購入方法を、体験談を交えながらわかりやすくご紹介します。

Taiwan PASS(台湾好玩卡)ってどんなチケット?

Taiwan PASSは、外国人旅行者向けの交通パスで、複数の交通チケットがセットになっています。現在、用意されているのは全部で5つのプランです。旅のスタイルに合わせて選ぶことができます。

パス名価格長距離
フリーパス
MRTと
観光地の交通
観光地
入場券
高鐵
クラシック
(經典)版
NT
$2,500
高鐵
3日間
×
台鐵
クラシック
(經典)版
NT
$2,700
台鐵
5日間
×
高鐵
観光地
(景點)版
NT
$2,800
高鐵
3日間

1ヵ所
台鐵
観光地
(景點)版
NT
$2,400
台鐵
3日間

1ヵ所
台鐵
EasyGo
(亮點)版
NT
$1,900
台鐵
3日間

どちらか
1つ
×

※いずれも有効期間は7日間。高鐵・台鐵のフリーパス(乗り放題)は連続した日数が対象。( )内の料金は子供料金

Taiwan PASS|台鐵クラシック版(経典版)の詳細

今回の記事では、私が実際に使った Taiwan PASS|台鐵クラシック版(経典版) をメインにご紹介します。セット内容は以下のとおりです。

① 台湾鉄道(台鐵)5日間乗り放題チケット

◎台湾鉄路|TR-PASS5日券
連続した5日間で、台鉄の指定席・自由席が無制限で利用可能

台湾鉄路|TR-PASS五日券

② MRT(地下鉄)チケット(下記から1つ選択)

・北北基おもしろカード(台北MRT+台湾好行バス6路線)|2日券
・桃園空港MRT|往復券
・台中MRT|48時間券
・高雄MRT&LRT|2日券

桃園空港MRT|往復券
桃園空港MRT|往復券

③ 観光地のアクセス券(下記から1つ選択)

・宜蘭好行|3日券
・台湾好行・清境線|往復券
・台湾好行・日月潭線|往復券
・台湾好行・阿里山線|往復券
・墾丁エクスプレス|往復券
・阿里山森林鉄道|片道券+森林遊楽区入園券

宜蘭好行|3日券
宜蘭好行|3日券

【参考】台鐵観光地版(景點版)限定オプション
〇観光地のバスチケット選択肢に追加
・台湾好行・南庄線|1日券 
・南投好行カード|3日券
※但し、阿里山森林鉄道|片道券+森林遊楽区入園券は対象外
〇観光地入場券(入園券や乗船券)
・10ヵ所以上から1つ選択

どれだけお得?

私が使った「Taiwan PASS|台鐵クラシック版」の定価(大人)はNT$2,700。台湾鉄道(在来線)5日間乗り放題に、MRTや人気観光地へのアクセス券がセットになっています。

新自強号

台鐵の乗り放題「TR-PASS(5日券)」の単品価格はNT$2,500です。MRTに「桃園空港MRTの往復チケット」を選択するとNT$320なので、これだけで十分元が取れることになります!

宜蘭伝芸園区

人気観光地へのアクセス券は、最寄りの主要駅からのシャトルバスです。日月潭や阿里山などから選べます。

ただ、新左営(高雄)や台中発のプランが多いので、台北を拠点にする場合は、実質5日間の乗り放題期間中に全部使い切るような日程になります。

平溪線

その点、「宜蘭好行3日券」は、宜蘭県内の公共交通に加えて、台北・新北・基隆市内を結ぶ台鐵や、人気の平溪線、桃園空港と市内を結ぶ高速バスも利用できます。Taiwan PASSの有効期限(7日間)をしっかり活用できるのも大きなメリットです。

Taiwan PASSの購入方法と使い方

Taiwan PASS〈台鐵版〉の購入から利用までの流れと注意点をわかりやすくまとめてみました。

Taiwan PASSの購入方法

公式ホームページには、購入用のチケットサイトへのリンクが掲載されています。私はKlookから購入しました。割引価格で購入できるのでお得です!

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Taiwan PASSの使い方

チケットサイトでTaiwan PASSを購入したら、Taiwan PASSアプリ(iOS/Android対応)をスマホにインストールします。

1. アプリをダウンロードする
Taiwan PASSアプリ

Taiwan PASSアプリの利用にはこのアプリが必要です。
▶ iPhoneアプリ ▶ Androidアプリ

バウチャーに購入・予約番号が記載されているので、この番号をアプリに入力します。

2. アクティベートする
Taiwan PASSアプリ

購入した【台湾鉄路ークラシック版】が表示されるので、オレンジ色の[カード綁定(=紐づけ)]ボタンをクリックします。

必要事項を入力します。これで【台湾鉄路ークラシック版】を利用できる状態になりました。

3.アクティビティをチェックする
Taiwan PASSアプリ

[アクティビティ]には、利用できる各チケットの一覧が表示されています。

それぞれのチケットには、詳細情報、引換方法、利用条件などが記載されていますので、事前にしっかり確認しておきます。

4.利用するチケットを取得する
Taiwan PASSアプリ

利用したいチケットの[チケットを取得する]をタップすると、引換用のQRコードが表示されます。

※このQRコードでは改札を通ったり、直接乗車することはできません。

5.実物のチケットに交換する
桃園空港MRT|往復チケット

指定の引換場所(有人窓口)で、最新のQRコードを提示すると、実券に引き換えてもらえます。チケットによってはパスポートの提示が必要な場合もあります。

※QRコードは時間ごとに自動更新されるため、引換え直前に再表示してください。

おもな引換場所

台湾鉄路|TR-PASS(乗り放題チケット)

台北駅

台鐵の乗り放題チケットは、台北・台中・高雄・花蓮など、台鉄66駅の有人窓口で受け取ることができます。アプリのQRコードとパスポートを提示すればOKです。

桃園空港MRT|往復チケット

桃園空港、第1・第2ターミナル駅のインフォメーション(詢問處)

桃園空港MRTの往復チケットは、第1・第2ターミナル駅の改札横にあるインフォメーション(詢問處)で引き換えます。

※引換場所は桃園空港駅ですが、行きと帰りでそれぞれ1回ずつ改札を出入りできる条件なので、どの駅でも利用できます。

● 宜蘭好行3日券

台北バスターミナル(台北転運站)

宜蘭好行3日券は、台北駅の隣にある台北バスターミナル(台北転運站)で引き換えます。

台北バスターミナル(台北転運站)チケットカウンター

1階にある「葛瑪蘭バス」のチケットカウンター(13、14、15番)で交換します。

※使用期限は交換した時点から72時間なので、利用当日に引き換えるのがおすすめです。

そのほかのチケットの引き換え場所は、公式ホームページやアプリをチェックしてください。

おもな注意事項

Taiwan PASS(台湾好玩卡)の購入と利用にはいくつか注意点があります。おもな注意点をまとめました。

外国人旅行者限定台湾籍の方は利用できません

✅最初に引き換えた商品によって、その後の引き換え期限が変わる

どの商品から引き換えるかによって、他の商品を引き換える期限が変わるため、事前にスケジュールを立てておくと安心です。

最初に引き換えた商品他の商品の引き換え期限
台湾鉄路(TR-PASS五日券)紙チケット受取日から 30日以内 に他商品も引き換える必要あり
台湾好行チケット or MRT商品どちらかを引き換えた日から 7日以内 に他商品を引き換える必要あり

✅運行状況は事前にチェックしよう
列車やバスは、天候や災害の影響で運休や遅延が発生することがあります。特に台風シーズンや雨の多い時期は、急なダイヤ変更も珍しくありません。

また、もし運休になった場合でも、一度引き換えたチケットは原則キャンセル不可です。出発前に各交通機関の公式サイトで最新の運行情報を必ず確認しておきましょう。

台鐵乗り放題チケットの座席予約ルール

特急列車は基本的に座席予約が必要!

「台湾鉄路|TR-PASS(乗り放題チケット)」を利用する際に、座席予約が必要な列車と、予約しなくても乗れる列車があります。

・プユマ号、タロコ号 → 全車指定席(予約必須)
・自強号、新自強号(3000) → 基本は指定席(一部自由席あり)
・区間車(普通)、区間快車(快速)→ 自由席(予約不要)
・観光列車・ビジネスクラスなどは利用不可

予約方法
ネット予約もできますが、結局チケットは駅で受け取らないといけません。なので、駅の窓口でそのまま予約するのが一番ラクで確実です!

台東駅

私は実際に、乗りたい列車を紙にメモしてTR-PASSと一緒に窓口で見せたところ、どの駅でも駅員さんがすぐに発券してくれて、とてもスムーズでした!

⚠️台鐵は環状線のため「上り」「下り」という区別はありません。代わりに、「順行(時計回り)」「逆行(反時計回り)」や「南行」「北行」といった表現が使われます。

まとめ

今回私は、台湾を鉄道でぐるっと一周する旅に、Taiwan PASS〈台鐵クラシック版〉を使いました。

このパスは、台湾鉄道(台鐵)の周遊に加え、台湾MRTや台湾好行バスもセットになっていて、交通費をお得に節約できる便利な交通パスです。

私の旅は桃園国際空港発着だったので、「桃園MRT」と「宜蘭好行3日券」を選択。ネット購入 → アプリ登録 → 現地での発券もとても簡単で、窓口での引換もスムーズでした。

ちなみに、「もっと早く移動したい」「快適に旅したい」という方は、台湾新幹線(高鐵)版のTaiwan PASSもおすすめですよ。

台湾で鉄道旅行を自由に、効率よく、お得に楽しみたい人に、Taiwan PASSは本当におすすめの交通パスです!ぜひ、みなさんの台湾旅行でも活用してみてくださいね。

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