当サイトはアフェリエイト広告を利用しています

台湾×鉄道旅|Taiwan PASSでぐるっと一周!(台東)

海外トラベル

~ 鉄道好き必見スポット!新旧の台東駅を巡るのんびり旅。市街地へのアクセス方法もご紹介。

台東駅(台東車站)

関山からローカル列車に揺られて、台東駅に到着しました。これまで以上に南国ムードが漂います。

今回は台東駅から市街地中心部に残る旧台東駅跡(鉄道芸術村)までの移動と、その様子をご紹介します。

台東駅に到着

台東駅(台東車站)

台東駅に到着。北行き(台東線)と南行き(南廻線)が接続していて、朝夕を除いてほとんどの列車が台東駅の発着です。新旧ざまざま形式の車両を見ることができるので、鉄道ファンにとっては見どころの多い駅です。

ホームと駅舎は地下道で結ばれています。

台東駅(台東車站)

台湾鉄道の主要駅では、自動改札機の導入が進められていて、台東駅もその1つ。

駅員さんが常駐していて、TAIWAN PASSのQRコードのタッチ方法など、丁寧に案内してくれました。

台東駅(台東車站)

台東駅の改札口は「乗車用」と「降車用」で分かれています。

駅構内には、台鉄弁当やグッズを販売する売店や、ちょっとしたお土産コーナーもあって、主要駅にふさわしい設備が整っています。

台東駅(台東車站)

きっぷ売り場で翌日の特急券をここで購入しました。日本でいうみどりの窓口のようなところ。

私は中国語を話せないので、乗りたい列車の時刻や列車名を紙に書いて渡す作戦を実行。問題なく発券できました。

台東駅(台東車站)

改札を出て外に出ると、そこはヤシの木がそびえる南国ムード満点の光景!

台北のある台湾北部の雰囲気とは明らかに空気感が違うので、ここまでやって来たんだなあと、ちょっと感慨にふけってしまいました。

ここから、市街地中心部にある台東バスターミナルへ向かいます。

台東駅から市街地へのアクセス

実は、現在の台東駅は中心市街地から離れた場所にあります。

駅から市街地中心部にある台東バスターミナルまでは約6km。移動はバスかタクシーが主流です。今回はバスを利用しました。

台東駅(台東車站)

駅を出て右手に進むと、バス乗り場があります。台東バスターミナル行きのバスは、およそ30分おきに運行されています。

車両はマイクロバス、路線バスタイプ、大型観光バスのようなハイデッカーまでさまざまで、運行会社によって大きさやデザインが異なります。但し、リムジンバスのような荷物室付きのバスではないので、大きな荷物を持っている場合は注意です。

台東バス路線図
※台東バスターミナルの時刻表①

バス会社ごとに運行ルートも異なります。

観光に便利なのは「市区循環線」。やや遠回りでバスターミナルまで25〜30分ほどかかりますが、森林公園や美術館、海浜公園などの観光スポットを経由します。

台東バス路線図
※台東バスターミナルの時刻表②

最短ルートなら「陸海空線B」。本数は少ないものの、渋滞がなければ15分ほどで到着します。

このほかにも複数の路線があり、直近の発車時刻はGoogleマップのルート検索で調べるのが便利です。

台東駅周辺は建物が少なく、しばらくはのどかな景色が続きます。10分ほど走ると建物が多くなり、台東の市街地が近づいてきたことを教えてくれます。

台東バスターミナル(臺東轉運站)

台東駅からバスに揺られて約20分、台東バスターミナルへ到着しました。

台東バスターミナル(臺東轉運站)

ここは台東駅だけでなく、台東空港や近郊の街を結ぶ路線、高速バスの発着点にもなっていて、ローカル路線バスから観光バス、マイクロバスまで、さまざまな車両が発着します。

台東バスターミナル(臺東轉運站)

バスターミナルの乗り場は、長い屋根付きの横一線のホームが特徴。柱が等間隔に並ぶ様子は、どこか鉄道駅のプラットホームを思わせます。

台東バスターミナル(臺東轉運站)

乗り場の近くにはちょっと歴史を感じさるような小さな建物があり、ここがバスのきっぷ売り場兼案内所になっています。

一部の路線バスはこの建物の前から直接発車するため、乗車場所を確認しておくと安心です。

鉄道芸術村(旧台東駅)

実は、このバスターミナルの周辺は、かつて台東駅があった場所なんです。2001年に廃止されるまで、台東線の終着駅として本線から枝分かれするように線路がここまで延びていました。

当時は多くの人で賑わい、台東の玄関口として親しまれていたそうです。現在の台東駅は本線上に移り、この場所はバスターミナルとして新たな役割を担っています。

鉄道芸術村(旧台東駅)

堂々とした旧駅舎は路線廃止後も取り壊されず、現在は観光案内所(臺東旅遊服務中心)として使われています。

駅前には公園が整備されていますが、ここがかつてロータリーだったことは容易に想像できます。

鉄道芸術村(旧台東駅)

建物の中は当時の雰囲気がしっかり残っていて、壁や窓のつくり、窓口の跡や梁の構造などから鉄道駅舎らしい面影を感じられます。

案内所としてだけでなく、地域の歴史を伝える存在にもなっています。

鉄道芸術村(旧台東駅)

構内には当時の線路やプラットホーム、列車の一部がそのまま保存されていて、鉄道ファンにはたまらない空間です!

主要駅だったので敷地も広く、かつて列車が行き交っていた光景を思い浮かべながら、のんびり散策しました。

山海鐵馬道

構内から伸びる線路跡は、自転車専用道路として整備されています。

台東市内をぐるりと一周する全長21kmのサイクリングコース「山海鐵馬道」の一部に含まれています。台東の街にはレンタサイクル店が多いのですがそれも納得です。

鐵花村

鉄道芸術村のすぐ隣に、鐵花村(ティエファツン)と呼ばれるエリアがあります。地元の音楽家やアーティストが集うカルチャースポットです。かつて鉄道関連の倉庫や職員宿舎があった場所を再開発して誕生しました。

鐵花村(波浪屋)

鐵花村のシンボルは、台東の山と海をイメージした独特な外観の「TT Style原創館(波浪屋)」です。コンテナを組み合わせた面白い建築で、中には飲食店やショップが入っています。

台東エリアは台湾の先住民族が多く暮らしているため、関連するグッズを扱う店舗も充実しています。

鐵花村

広場では週末の夕方から夜にかけて、フリーマーケットやライブパフォーマンスなどが開催されます。

私が訪れた時も多くの人で賑っていて、ライブに聞き惚れてしまいました。地元の文化に触れることができて、台東旅行の良き思い出の一つになりました。

まとめ

今回は台東の鉄道スポットをご紹介しました。

現在の台東駅は市街地の外れにありますが、旧台東駅は市街地の中心に残っています。旧駅舎はバスターミナルとして使われながら、鉄道芸術村として当時の建物やホームが残されています。

さらに、旧駅の周辺には鉄道関連の名残が点在していて、鉄道好きの私にはたまらない散策スポットでした。

今回は時間がなく断念しましたが、次は自転車で廃線跡を巡ってみたいところ。台東にはほかにも見どころが多いので、再訪が今から待ち遠しいです。

Taiwan PASS〈台鐵版〉をお得に手に入れよう!
Klook で購入する
KKday で購入する

航空券・ホテル・ツアーの予約

桃園空港↔台北駅のチケットはこちら。

Klookで予約する
【桃園空港MRT】片道 / 往復 / 1日乗車券

KKdayで予約する
【桃園空港MRT】片道 / 往復
京成スカイライナー+桃園空港MRT乗車券

桃園MRTの往復チケットをゲットしたら、台北無限周遊パス(Taipei Fun Pass)もぜひチェック!台北市内の人気スポット30ヶ所以上がこれ1枚で楽しめる、めちゃくちゃお得な神パスです。
KKdayで購入する
Klookで購入する

台湾でおすすめのお土産

「パイナップルケーキ」
皆さんご存知の台湾土産の人気No.1スイーツ。一口サイズ、個包装なので、ばらまき用にもおすすめです。

 

タイトルとURLをコピーしました