~ 深夜0時発のシンガポール航空で帰国、チャンギ空港ターミナル2で立ち寄れる時間つぶしスポットを紹介。

チャンギ空港からシンガポール航空で日本に帰国するとき、ほとんどの便はターミナル2〈T2〉から出発します。
深夜便を利用する場合、搭乗前にジュエル(Jewel)で過ごす方も多いと思います。でも、混雑や22時以降の閉店時間を考えると、〈T2〉内でゆったり過ごすのもおすすめです。
この記事では、私が実際に深夜便を利用した体験をもとに、21時から0時までの3時間を〈T2〉でのんびり過ごすための時間つぶしスポットをご紹介します。
〈T2〉の導線をイメージしておこう
チャンギ空港のターミナル2(T2)は、横に長く広がる構造が特徴のターミナルです。中央に大きな共用エリアがあり、そこから4方向に搭乗ゲートが延びているため、端から端まで移動すると20分以上かかります。
予めどこで何をするかを軽くイメージしておくと、無駄な移動をせずに快適に過ごせます。
店舗情報など詳しくはチャンギ空港公式ホームページ(英語)で確認できます。
2階:チェックイン & 出国後のメインエリア

・シンガポール航空のチェックインカウンターが並ぶフロア
・自動チェックイン機で手荷物を預ければ、最大24時間前から身軽に
・出国後エリアにはショップ、軽食スタンド、待合スペースが配置
3階:飲食店・ラウンジ・庭園のフロア

・出国前エリアには飲食店や展望デッキ
・出国後エリアには 24時間フードコート、サンフラワーガーデン、ラウンジ など、比較的ゆったり過ごす施設が多く集まる
チェックインロビーでの動き方
チャンギ空港からシンガポール航空を利用する場合、出発24時間前から自動チェックイン機が利用可能。手荷物も早い段階で預けられるため、身軽な状態で空港内を回れます。
エコノミークラスのチェックインカウンターは受付列5・6。営業時間は4:30〜2:00です。列の位置を把握しておくだけでも動きがスムーズになります。
チェックインと手荷物預けを終えたら、あとは搭乗まで自由時間です。
食事をする
チェックインと手荷物預けを済ませると、身軽に動けるのが本当に快適です。早めにT2へ到着したら、まずは軽めの食事でひと息つくのがおすすめ。
出国前エリア
チェックインロビーのひとつ上の階(3階)に飲食店街があります。意外と混み合っていない穴場エリアです。中華料理や日本料理、ファストフードまで幅広く揃っているので、しっかり食べたい人にも、軽く済ませたい人にも使いやすい場所です。
出国後エリア
ショッピングする
出国審査を抜けると、免税店をはじめ、さまざまなショップが並ぶエリアに出ます。TWG Teaなどの有名店のほか、お土産店やブランドショップ、コンビニ、雑貨店などが集まっています。
見どころを散歩する
食後やショッピングのあと、少し歩いて気分転換するのもおすすめです。
サンフラワー ガーデン(Sunflower Garden)
出国審査後、Fゲート側にあるエスカレーターで3階に上がり、展望デッキに出るとサンフラワーガーデンがあります。
夜は照明が控えめでやや暗さはありますが、外の風を感じながらゆっくりできます。屋外のため雨天時は注意が必要です。
エンチャンテッド ガーデン(Enchanted Garden)
ドリームスケープ(Dreamscape)
自然とデジタルアートを組み合わせた演出で、天井には飛行機や鳥、水中の世界などが映し出されています。床に寝転がって天井を眺めている人の姿も見かけました。水の上に立っているように感じられる透明床もあるなど楽しめる空間です。
休憩エリアでのんびり過ごす
無料休憩エリア
制限エリア内には、いたるところに休憩スポットが設けられています。深夜の時間帯は人通りが少なく、ゆったり座れる席も見つけやすくなります。
有料ラウンジ
「静かに休みたい」「シャワーを利用したい」「しっかり食事をしたい」ときは、有料ラウンジを活用するのも選択肢の1つです。ターミナル2で利用できる主なラウンジはこちらです。
●アンバサダー トランジット ラウンジ(Ambassador Transit Lounge)
サンフラワーガーデンの入口付近にあるラウンジで、Fゲートから搭乗する方に便利です。
アンバサダー トランジット ラウンジのお得なチケットはこちら。
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●SATS プレミアラウンジ(SATS Premier Lounge)
中央3階にあるラウンジで、食事が充実していると評判です。
SATSプレミアラウンジのお得なチケットはこちら。
▶ Klookで予約する
シンガポール航空のビジネスクラス搭乗者は、シルバークリス・ラウンジを利用できます。ラウンジの雰囲気や設備については、以下の記事で詳しく紹介しています。
出発ゲートは60分前からオープン
チャンギ空港はとにかく広く、搭乗ゲートが端の場合は移動だけで10分以上かかることもあります。ゲートは約60分前にオープンするので、早めの移動が得策です。
まとめ
チャンギ空港発の深夜便を利用した体験をもとに、21時から0時までの「ターミナル2」での過ごし方を紹介しました。
出国前後エリアには、飲食店や庭園、体験型アートなどが点在しているほか、充電つきの無料休憩スポットも数多く設置されていて、搭乗までの時間を飽きることなく過ごすことが可能でした。何より、ほとんどの店舗が深夜まで営業していることもありがたいポイントです。
2023年にリニューアルされた際のテーマが、「散策」「休憩」「癒し」「発見」と聞いていましたが、まさにその通りの体験ができました。
この記事が、チャンギ空港での過ごし方の参考になれば幸いです。
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