
No.1 – ‘I‘O(イオ)のキーワードは ミステリー(本質)。
マナカードの1番目のカード、ここから始まります。カードの中央には、タカ科の鳥 io(イオ)が天から差し込む光を浴びて、虹のかかる空を羽ばたいています。
緑が濃いこの場所はマウイ島のイアオ渓谷。とんがった山はそのシンボルであるイアオ・ニードルです。背景には宇宙に浮かぶ木星が描かれています。なんだか壮大なスケールの図柄です。
孤高のイオ
イオは群れをつくらず、単独で行動する習性。 どこか高貴な姿のイオは神の遣いとして崇められていました。
ハワイ・オアフ島にはカメハメハ4世によって建てられたイオラニ宮殿がありますが、イオラニの「イオ」はこの鳥のことだそうで、宮殿の名前にも使われるほど神聖な鳥です。
イアオ・ニードルは標高360メートル。海の神カナロア(No.12 KANALOA)の身体の一部との言い伝えがあり、王族が埋葬されるほどの聖地でもあります。


高い視点に立ってみる
マナカードの記念すべき一番最初のカードなのですが、パキッと明快に「こういうことか!」というイメージが湧きにくい感じがします。
マナカードの解説書には「賢さ、知識、超自然の力をもたらしたまえ 地球がアセンションするために!」と書かれています。
地球のアセンションという壮大なスケールの意味なんですね。だから、目線を宇宙規模までひいて、スーパー客観的な高い視点から考察してみましょう。
マナカードの「マナ」とは宇宙を流れるスピリチュアルなパワーのことです。
「肉体、心、精神のバランスをとり自然の美しさや人の愛情、感謝の気持ちを忘れない」
「エネルギーをポジティブに使えば良い結果を引き寄せる」
といった大事なことに気づかせてくれます。
そして、「すべては必要なタイミングで、必要なことが起こっている」ということ。
逆に言うと、「意味のないことは起こらない」のです。
イオからのメッセージ
その原則に立ち、イオのキーワードである「ミステリー」を照らし合わせると…
どうやら見えてきました。
「いま起こっている事象の意味や答えは、ミステリーのように理解できないかもしれない。」
「けれども、この先、必要なタイミングで理解できる時がくるよ。」
と教えてくれているのです。
だから、いま、答えや結果を出そうと思っても、なかなか出ないんです。
しかし、これも起こるべくして起こっていること。なので、本当に自分がやりたいこと(本質)を、結果を急ぐことはせず、目の前のことに集中して、精一杯楽しめばよいのです。
まとめ
湧き上がる情熱のままに。逆に、精一杯ベストを尽くしていれば、どんな結果でも、後悔をすることはありません。
もし、本当に自分がやりたいことが分からないのであれば、本当にやりたいことは何なのか?自問自答してみましょう。マナの原点に立ち返り、自分の本質と向き合ってみるタイミングがきています。
右上の木星は「成長」や「発展」を意味しています。
だから大丈夫、いま結果は見えていなくても、あなたはちゃんと成長しています。
◎ハワイの神話を知ると、マナカードのメッセージがもっと分かりやすくなります。こちらおすすめの本です。