~ 小諸から新宿へ乗り換えなし!高速バス「佐久・小諸号」の車内設備や所要時間をレポート!

長野県小諸市での出張を終え、北陸新幹線で横浜へ帰ろうとしていたときのこと。駅で目に入ったのが「小諸発・新宿行き高速バス」の案内板でした。
小諸から新幹線を利用する場合、軽井沢か佐久平まで普通列車で移動して乗り換える必要があります。その乗り換えの手間がなく、新宿までそのまま座って行けると知り、「これは便利そう!」と即決で利用してみました。
この記事では、高速バス「新宿・佐久小諸線」に実際に乗車した体験談とともに、東京↔小諸の鉄道と高速バスの比較もご紹介します。
高速バス「新宿⇔佐久・小諸線」とは?
JRバス関東が運行する高速バス路線で、バスタ新宿と長野県の佐久・小諸エリアを結んでいます。
所要時間は新宿〜小諸間でおよそ3時間前後。1日4便運行されています。運賃は時期や予約状況によって変動しますが、通常料金は2,650~3,000円、早期予約なら2,000円台前半から利用できます。
運賃や時刻表、最新の運行情報は、JRバス関東の公式サイトで確認できます。
▶ JRバス関東「佐久・小諸号」公式ページ
私は今回、楽天トラベルでチケットを予約しました。利用予定の方は、以下から空席状況を確認して、そのまま予約できます。
▶ 楽天トラベル|小諸 → 新宿 高速バスを予約する
▶ 楽天トラベル|新宿 → 小諸 高速バスを予約する
小諸駅前から乗車
小諸駅前のロータリーにすぐバス停があり、場所も分かりやすく迷うことはありません。

信州ワインや地酒を楽しめる「E’cuve(エキューブ)こもろ」。昼間から賑わっている様子でした。

もう1つ「小諸駅のまど」という駅カフェもあります。バス停がすぐ目の前で、電源も利用できるので、バスが到着するまでこちらでPC作業しながら過ごしました。
そうこうしているうちに、バスがやってきました。

JRバスの昼行用ハイデッカー車です。フロア位置が高いため、床下にはトランクルームを装備。キャリーケースなど大きな荷物も預けられます。
車内の雰囲気
車内は2列+2列の4列シートで、座席数は40席。一部は女性専用席になっています。

座席は幾何学模様が入ったリクライニングシート。USB電源も備わっていて、移動中にスマホの充電ができるのは便利。

シートピッチは分かりませんが、十分にゆとりがあります。

実際に座ってみても窮屈さはありません。フットレストはありませんが、前の座席の下に空間があるので、足元にも余裕を感じられました。

最後方にはトイレが設置されていたのですが、入ってみて驚きました。

想像以上に広い!まるでパウダールームのような空間で、荷物置きスペースや洗面台もあります。一般的な高速バスの車内トイレとは思えないほど快適でした。
走行中の様子
この日の小諸駅での乗客は10名ほどで、座席にはまだ余裕がありました。

バスは市街地を進み、JRバス小諸支店前でも数名が乗車。
一般道を進み、20分ほどで佐久平駅に到着。ここで多くの乗客が乗り込み、車内は一気に8割ほど埋まりました。

佐久平駅から新幹線の場合、東京駅まで約1時間、運賃は6,000円前後。一方、高速バスは新宿まで約3時間かかるものの、運賃は3,000円前後とかなり安く抑えられます。時間に余裕があれば、バスという選択肢も十分アリですね。

さらに岩村田駅でも乗客があり、最終的にはほぼ満席になりました。
その後、佐久インター東に停車し、佐久ICから上信越自動車道へ入ります。

途中、工事渋滞で碓氷軽井沢IC付近まではのろのろ運転でしたが、その後は順調。右側の車窓には、独特の形をした妙義山も見えました。走行中は見る角度によって山の姿が次々と変わり、高速道路からでもその迫力を存分に楽しめます。

上越新幹線の高架をくぐると、ほどなく関越自動車道に入ります。

上里SAで休憩。停車時間は10分ほどです。おいしそうなグルメやお土産ものもたくさんありましたが買い物をする時間は無いので断念。
高速バスの休憩って、「自分が乗ってきたバスがどこに停まっていたっけ?」と分からなくなることがありますよね。今回のバスは車体側面に大きく「佐久・小諸」とペイントされていたので、すぐ見つけられて助かりました。
その後もしばらく順調でしたが、東京都内に入ると再び渋滞。大泉ICで高速を降り、一般道へ入ります。
練馬駅(区役所前)、中野坂上などを経由して新宿へ。普段は地下鉄や鉄道で移動することが多いので、地上から眺める東京の街並みは少し新鮮に感じました。

そして終点のバスタ新宿(新宿駅)に到着。到着は約20分遅れでしたが、渋滞の状況を丁寧に案内しながら運転していた乗務員さんには感謝です。
バスタ新宿はJR新宿駅に直結しています。横浜方面へはJR湘南新宿ラインを利用できるほか、地下通路で副都心線「新宿三丁目駅」にもつながっているため、東急東横線方面への乗り換えもスムーズでした。
参考:新宿発の乗り場案内
後日、新宿から小諸へ向かう便にも乗車してみました。車内設備や座席仕様は小諸発と同じだったので、ここでは乗り場や乗車の流れをご紹介します。

乗り場はバスタ新宿4階のC7番のりばです。フロアにはチケットカウンターのほか、コンビニやお土産店もあり、出発前の買い物にも便利です。

出発時刻の約10分前になるとバスが到着し、乗務員による乗車案内が始まります。大きな荷物はトランクルームへ預け、指定された座席へ向かいます。
小諸発と同様に車内は快適で、東京から小諸方面へ向かう際も安心して利用できました。
高速バスと新幹線の比較
小諸⇔東京方面を移動する場合、高速バスと新幹線のどちらを使うか迷うところです。所要時間や料金がかなり違うので比較してみました。
| 高速バス | 新幹線 | |
|---|---|---|
| ルート | 小諸ー新宿 | 小諸ー佐久平ー東京 小諸ー軽井沢ー東京 |
| 所要時間 | 約3時間 | 約1時間45分 〜2時間30分 |
| 料金 | 約3,000円 | 約6,000円 |
| 乗り換え | なし | 1〜2回 |
| メリット | 安い・直行 | 速い・時間が正確 |
| デメリット | 渋滞の影響を受ける | 料金が高く、 乗り換えが必要 |
小諸から新幹線を利用する場合は、次の2つのルートがあります。
■ 佐久平駅経由
小諸駅 → 佐久平駅(JR小海線:約15分)
佐久平駅 → 東京駅(北陸新幹線:約1時間30~40分)
■ 軽井沢駅経由
小諸駅 → 軽井沢駅(しなの鉄道:約25分)
軽井沢駅 → 東京駅(北陸新幹線:約1時間10~20分)
ただし、小海線・しなの鉄道はいずれも1時間に1~2本程度の運転のため、乗り継ぎによっては待ち時間が発生します。
料金を抑えて乗り換えなしで移動したいなら高速バス、移動時間や快適さを重視するなら新幹線がおすすめです。
まとめ
小諸から東京方面へ乗り換えなしで移動できる高速バス「佐久・小諸号」は、料金を抑えながらゆったり移動できる交通手段です。
乗車時間は約3時間ですが、車内にはトイレやUSB充電ポートが備わっていて快適に過ごせました。また、新幹線ではトンネルで通過してしまう妙義山のダイナミックな景色を車窓から楽しめるのも、高速バスならではの魅力です。
所要時間は新幹線より長く、渋滞の影響を受ける場合もありますが、料金や乗り換えなしの利便性を重視する方には、高速バスがおすすめです。時間を優先するなら新幹線と、目的に合わせて選んでみてください。
高速バス「佐久・小諸号」は以下から空席状況を確認して、そのまま予約できます。
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