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横浜~松本の交通手段|高速バスと鉄道を比べてみた

松本駅 ∎松本・安曇野

~横浜から松本へアクセス、バス・特急・新幹線、最安・最速・快適な行き方は?

横浜から松本へ出かけるならバス、特急、新幹線、どれが一番便利でしょうか??
価格が安いのは?快適なのは?早いのは?

横浜市に住んでいる私ですが、ワーケーションで訪れた長野県松本市が好きになり、よく訪れるようになりました。その時の交通手段を比較してみました。

バス、電車、新幹線、それぞれメリット、デメリットがあるので、出かけるときの参考にしてみてください。

高速バス

横浜駅と松本駅を結ぶ高速バスがあれば便利なんですが、2022年現在、残念ながらありません。なので、いったん新宿まで出て、新宿ー松本間の高速バスを利用します。

新宿駅直結のバスターミナル「バスタ新宿」と、松本駅前にある「松本バスターミナル」を、約3時間30分で結んでいます。横浜から新宿への移動時間と乗り継ぎの時間を加えると、トータルで約4時間30分といったところです。

便数は多く、30分~1時間おきに運行されています。

新宿駅の真上にあるバスタ新宿
松本駅前にある松本バスターミナル

メリット

✔ 最安値で行ける

バスの運賃は、事前予約Web決済の変動型で、最安値が 3,300円~ 設定されています。横浜~新宿の移動は(東横線渋谷乗換+JRの場合)480円(JR直通の場合)580円です。

【合計料金】3,780円~

※料金は4列シートの場合です。グレードアップのSクラスシート(3列)は+1,000円で利用できます。
※窓口購入の場合、固定運賃は
4,100円~4,500円です。

3ヶ月以内に2往復する場合は、WEB回数券がお得です。
4回分で13,000円ですから、片道あたり3,250円、往復6,500円となり、特急あずさのほぼ半額です。
■ WEB回数券の詳細、購入はこちら
ハイウェイバスドットコム(WEB回数券

アルピコ交通と京王バスが運行しています

✔ 早朝・深夜便がある

新宿始発は6時台、松本始発はなんと4時台から運行されています(2022年11月現在)。現地での滞在時間を最長にすることができるのは嬉しいですね。

【バスタ新宿 → 松本バスターミナル】
 [始発]6:05 → 9:23 [最終]22:25 → 1:43

【松本バスターミナル → バスタ新宿】
 [始発]4:20 → 8:13 [最終]21:00 → 0:18

途中の双葉SAで10分程度の休憩が入ります
中央自動車道 諏訪湖
途中の車窓、諏訪湖が見えます

デメリット

⚠️ 頻繁に遅れる

中央道は混みます。昼間でも混んでます。バス会社さんもこればかりはどうにもできない。30分~1時間程度の遅れは想定して、到着時間に余裕を持っておきましょう。時間通りに着いたらラッキーくらいに思っておいて良いです。

⚠️ 車内は狭い

座席は基本的に横4列、グレードアップして3列もありますが、列車に比べると座席の幅も前後の間隔も狭いですね。途中の双葉SAで5~10分程度の休憩が入りますが、基本的に狭い空間に3時間以上座りっぱなしです。

トイレ付きです

予約方法

高速バスは要予約です。窓口で購入すると固定運賃が適用されますので、お得に利用する場合は「事前予約のWeb決済」を利用します。当日でもOKです。

■ 高速バスの時間&料金チェックと予約はこちらが便利です。
ハイウェイドットコム
■ 楽天トラベルからも予約できます。
全国の高速バス予約

特急で行く(最速ルート) 

横浜から松本への直通の列車はありません。以前は「はまかいじ」号という臨時特急が週末を中心に直通していましたが、いまは廃止されたようです。

横浜駅からはJR横浜線でいったん八王子駅まで出て、特急あずさ号に乗り換えます。横浜からの所要時間は約3時間10分です。八王子駅での乗り継ぎ時間によって多少前後しますが、それでも最速の交通手段です。

特急あずさ号は一部を除くほとんどが松本行きなので、終点まで乗りっぱなしでOKです。
便数は多く、30分~1時間おきに運行されています。

特急あずさ号
あずさ号の車内(普通車)

メリット

✔ 時間にほぼ正確

鉄道利用の最大の利点ですね。トラブルでもない限り、ほぼ時間どおりに到着します。

✔ Suicaで行ける

横浜からはSuicaやPASMOなど交通系ICカードを持っていれば、松本まで行くことができます(特急券は別途購入します)。但し、松本から先(北松本、田沢)まで行くとなると使えなくなり、紙のきっぷが必要になるので注意してください。

✔ 車内が広く快適

普通車でも十分な座席間隔があり、窓も大きく車窓を楽しめるので、まず窮屈に感じることはありません。八王子駅には駅弁売場があるので、駅弁を買って車内で食べながらの移動は旅行気分を盛り上げてくれます。

※せっかくなら、窓枠に邪魔されずにダイナミックな車窓も楽しみたい!ですよね。下り(松本行き)は奇数D席、上り(新宿行き)は偶数D席 がおすすめです。D席からは甲府盆地、富士山、諏訪湖を見ることができます。
但し、太陽光が入ってくるので、眩しいのを避けたい場合はA席がおすすめです。

雄大な車窓、甲府盆地を一望できます
「まつもと~」独特の到着アナウンスが旅情を演出してくれます

デメリット

⚠️ 料金が高い

バスの最安値に比べると、3,000円程度高くなります。特急あずさ号に自由席は無く、すべて指定席です。

【合計料金】6,310円(乗車券:4,070円 指定席特急券:2,240円)

※インターネット「えきねっとチケットレスサービス」を利用して購入すると、特急料金(指定席)が100円引きです。予約せずに飛び乗っちゃった!場合は+260円を追加した車内料金が適用されます。
※特急を使わず普通列車だけで行くこともできますが、5~6時間かかります。

⚠️ 八王子までが意外に遠い

あずさに乗ってしまえば快適なんですが、横浜から八王子まで約1時間かかります。ラッシュ時の場合は立ちっぱなしということもあり得ます。しかも、JR横浜線の多くが横浜駅の1つ隣の東神奈川駅発着なので、乗り換えも1回多くなります。

予約方法

紙のきっぷで「乗車券+指定席特急券」を購入する場合、JR各駅のみどりの窓口や、指定席券売機で一括購入することができます。

SUICAなどの交通系ICカードで改札を通る場合は「指定席特急券」を別途購入します。「えきねっとチケットレスサービス」で購入すると100円引きになります。※事前に会員登録が必要です。

■特急あずさの空席案内、申込はこちら。
→ えきねっと

※ちょっぴり贅沢!特急あずさ号のグリーン車乗車記はこちら

特急で行く(最安ルート)

特急は快適ですが、料金の高さを解決できる方法があれば嬉しいですよね!
出発日の2週間前までに予定を立てられる場合は、えきねっと限定の割引きっぷ「えきねっとお先にトクだ値」を利用すると、特急あずさ号が30%OFFになります。

但し、新宿発着(東京都区内)の設定です(横浜や八王子発着の設定はありません)。なので、いったん新宿まで出て、新宿ー松本間の特急あずさ号を利用します。

横浜から新宿への移動時間と乗り継ぎの時間を加えると、トータルで約3時間30分といったところです。

JR新宿駅
松本駅

メリット

✔ お先にトクだ値で30%OFF!

八王子乗換の最速ルート 6,310円と比較し、20分ほど時間がかかりますが、新宿経由で4,840円と1,470円もお得になります。

 [条件①](13日前の午前1:50までに)「えきねっと」から予約購入する
 [条件②](当日)指定席券売機の「インターネット予約の受取り」から紙のキップを発券する
 [条件③](当日)横浜駅ー蒲田駅までの乗車券を別途購入する

【合計料金】4,850円(4,620円+230円)

高速バスを利用する場合と移動ルートはまったく同じですから、高速バスに1,000円ちょっとプラスで、約1時間の時間短縮というメリットが生まれます。高速バスを常に最安値で購入できるとは限らないので、差額は1,000円前後といったところです。

※当日の午前1:50まで購入できる「えきねっとトクだ値(乗車券付き):10%OFF」の設定もありますが、5,950円+230円=6,180円となり、八王子乗換の 6,310円とは130円しか違いがありません。

※ややこしいのですが、「お先にトクだ値」の乗車券は「東京都区内の駅ー松本駅」で発券されます。なので、横浜駅から最も近い東京都区内の駅である、蒲田駅までの乗車券(230円)を別途購入します。横浜駅でSUICAを使って改札を通ると、松本駅到着時に精算が必要になるので、紙のきっぷを購入するのがおすすめです。

© East Japan Railway Company

デメリット

⚠️ 2週間前までに予約しないといけない

前もって予定を立てておく必要があります。それと、えきねっとのシステムメンテナンスがけっこうな頻度で行われています。まだ間に合う!と思ってサイトを開くと、メンテナンス中で予約できない…なんてことがありますので注意が必要です。

⚠️ 紙のきっぷを発券しないといけない

えきねっとで予約購入したのに、チケットレスじゃない…という、なんとも不思議な話ですが、えきねっと対応の券売機で紙のきっぷを発券しないといけないんです。なので、乗車する横浜駅で①えきねっとで予約済みのきっぷを発券する ②蒲田駅までのきっぷを購入する という2つの操作が必要です。

予約方法

条件や注意点がいくつかありますが、お得であることには間違いないので、2週間前までに予約できる方はぜひ利用してみてください。

「えきねっとお先にトクだ値」の予約はこちら
→ えきねっとトクだ値(JR東日本の特急列車)

  

新幹線で行く

ネットの乗り換え案内を調べると、時間帯によっては、新幹線のルートが表示されることがあります。

横浜 →(東海道線)→ 東京→(北陸新幹線)→ 長野 →(特急しなの)→ 松本

【合計料金】9,840円
【所要時間】約3時間10分
(※あさま号・はくたか号の自由席利用の場合)

長野駅北陸新幹線

東京駅まで出て北陸新幹線で長野へ。さらに特急しなの号、もしくは普通列車に乗り換えることになります。

価格は高い、時間は特急あずさと変わらないというわけで、あまりメリットは感じられません。しかし、新幹線というのはとても快適でリッチな気分にしてくれるものです。

高くてもいい、乗り換えが多くてもいい、とにかくリッチな気分で旅をしたい!ときには良いかもしれません。

⚠️JRの新幹線や特急列車の 指定席の特急料金 は、時期によって変わります。
通常期を基準として、最繁忙期は+400円、繁忙期は+200円、逆に閑散期は-200円となります。(あずさ号・かいじ号など一部の特急と、自由席は対象外で通年同一料金です)
■詳細はこちら(JR東日本)
シーズン別の指定席特急料金

 

結局、松本へ行く交通手段でおすすめなのは?

以上、横浜から長野県松本市まで行く交通手段を紹介しました。

しかし!松本を日帰りすることはほとんどありません。宿泊しますよね。

宿泊代も考慮すると最もお得な方法が、旅行会社が販売している「往復の交通とホテルの宿泊をセットで予約できるプラン」です。早めに予約するほどお得です(直前だとそんなにお得でもないです)。

数々の旅行会社がプランを出していますが、個人的に使いやすいのは日本旅行のJR+宿泊プランです。特急あずさ号とのセットで、駅近のビジネスホテルの宿泊代が、実質2,000円~3,000円程度に抑えられるようなプランもありますよ。

■JR+宿泊プランはこちら

但し、同じ区間の往復ではない時や、日帰りの時、途中下車したい時などは利用できません。利用の際には条件をよく確認してくださいね。
 

まとめ

時間はかかるけど、安く移動したい
◎高速バス(横浜ー新宿ー松本)

速く、快適に移動したい
◎特急あずさ(横浜ー八王子ー松本)

2週間前までに予約できる場合
◎特急あずさ えきねっとお先にトクだ値(横浜ー新宿ー松本)

宿泊費込みで、トータル費用を抑えたい
◎JR+宿泊プラン(横浜ー新宿ー松本)

となりました。
横浜から松本へお出かけの際には参考にしてみてください。

ホテル・交通・ツアーの予約
松本で見つけたお土産

信州りんごバターサンドクッキー|手頃なお値段ながらおいしいです!個包装で食べやすく、赤いパッケージも可愛らしいので、お土産にぴったりです。

 
※特急あずさグリーン車乗車記はこちら

※松本でのワーケーションのレポートはこちら

 

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