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シンガポール|シンガポール航空ビジネスクラス復路昼行便搭乗記【2024.11】

シンガポール航空ビジネスクラス ∎海外旅行記

~〈B777-300ER チャンギ→成田〉シンガポール航空の昼便のビジネスクラス。ラウンジ、座席、機内食のレポート、知っておくと便利なことをご紹介

憧れのシンガポール航空ビジネスクラスで行く、ニュージーランドの旅の帰国編・第2章です。

シンガポールで乗り継いだ東京への便は、チャンギ空港を09:20に出発、成田空港に17:05に到着するSQ12便。機種は〈B777-300ER〉です。

昼行便で帰国するシンガポール航空のビジネスクラス。座席や機内食などの様子を書いてみたので、シンガポール旅行の際に少しでも参考になれば嬉しいです。

飛行機に乗るまで

機内食の予約とオンラインチェックイン

機内食を事前に指定できる「ブック・ザ・クック」というサービスがあります。シンガポール発の便では、24時間前までの予約で約30種類ものメニューから選ぶことができます。

今回はシンガポール発のブック・ザ・クックの中でも特においしいと評判の「ロブスター テルミドール」を予約しておきました。

オンラインチェックインは出発の48時間前から1.5時間前まで可能です。完了したらデジタル搭乗券が送られてきます。

ちなみに、出発の48時間前までに予約管理画面で〈自動チェックイン〉を有効にしておくと、自動的にチェックイン手続きが行われるという機能もあります。

チャンギ国際空港 シルバークリスラウンジ

シンガポール航空の日本行きの便の多くはターミナル2から出発しますが、今回乗ったSQ12便は、成田経由ロサンゼルス行きで、通常はターミナル3から出発します。

この日はターミナル1に変更されていました。乗り継ぎ時間が約3時間ほどあったので、シルバークリスラウンジでゆっくり過ごすことにしました。

チャンギ空港シルバークリスラウンジT3

シルバークリスラウンジはターミナル1には無いので、ターミナル3のラウンジを利用しました。

フロア内にはソファ席やカウンター席など様々なタイプの席があり、トイレ、シャワールーム、仮眠スペースなどの設備も充実しています。

チャンギ空港シルバークリスラウンジT3

ダイニングにはライブキッチンにサラダバー、ドリンクバーまであって、まるで高級レストランのブッフェ会場のようです。とはいえ、機内食でフルコースをいただいたので、すでにお腹いっぱい…。シンガポールが本場のTWGの紅茶をいただきました。

⚠️搭乗ゲートのオープンは約60分前です。ラウンジ内に音声での出発案内は無いので、時間に余裕を持って行動しましょう。

ターミナル3とターミナル1は繋がっていて、徒歩でも移動できなくはないですが、15分以上かかるのでシャトルで移動しました。

※この写真はT3の出発ゲートです

チャンギ空港は出発ゲートごとに手荷物検査場があるので、40分前にはゲートに到着するようにしました。ドリンク類は一切持ち込めないので注意が必要です。

座席と機内サービス

ビジネスクラスの座席

シンガポール航空ビジネスクラス

〈B777-300ER〉シンガポール航空のビジネスクラスの座席数は48席。横 1-2-1 の並びで、窓側はすべて1人用座席。中央は1人用と2人並びの座席が用意されています。

中央列には仕切りが設置されていて、一番高い位置まで上げると一人用の空間になります。

座席は〈A350-900〉とほぼ同じ仕様で、サイドテーブルとセットになった独立した空間です。シート幅は71cm、シートピッチは140cmです。

サイドの収納スポットには、ミネラルウォーターとノイズキャンセリング型のヘッドホン、機内食の案内と機内販売の冊子が用意されていました。

また、ディスプレイの横にもスマホや眼鏡を入れておける収納ボックスがあります。

深夜便にデフォルトで用意されていたスリッパなどはありませんでした。

肘掛け部分にリクライニングボタン、読書灯、ヘッドフォン端子が付いています。

フットレストを水平まで上げることができますが、背もたれは132度までしか倒すことができません。フルフラット(ベッド)にするには、背もたれを前に倒す作業が必要な構造です。

シンガポール航空ビジネスクラス

座席は2人分か!と思えるほど横幅が広く、正面向いて座っておくには快適すぎるくらいです。脚を伸ばしてリラックスできますが、このタイプの座席は体勢を斜めにする必要があるので、クッションを上手く使って自分なりに楽な体勢を見つける工夫が必要でした。

ビジネスクラスの機内食(昼食)

出発してシートベルト着用サインが消えたら、ほどなくして食事が提供されました。シンガポール発のビジネスクラスは事前予約で30種類ものメニューから選べますが、事前予約していなくても、当日3種類から選べます。

シンガポール航空ビジネスクラス

【ドリンク】シンガポールスリング
【カナッペ】シンガポールサテ

シンガポール航空ビジネスクラス

【前菜】ホットスモークサーモンのサラダ
【パン】黒胡麻のデニッシュ、ガーリックトースト

シンガポール航空ビジネスクラス

【メイン】ロブスター テルミドール

フランスの伝統的な料理。ロブスターの身を濃厚なクリームソースで調理したもの。マッシュルームとハーブを加えて殻に戻し、チェダーチーズをふりかけて焼き上げています。

シンガポール航空ビジネスクラス

【デザート】マスカルボーネチーズのクリームケーキ イチゴのコンポート添え

楽しみにしていた「ロブスター テルミドール」。出てきた瞬間あまりの豪華さに、これホントに機内食!?と驚きました。いただいてみると、ロブスターの身がプリプリで、たくさん入っておりまして。クリームソースとチーズが絡んでとても美味しく、ボリュームもあって大満足でございます!ほんと感動しました。

最初に出てきたシンガポールサテもめちゃくちゃおいしかったです。名物のシンガポールスリングと一緒にいただいて、シンガポール気分を満喫しました。

このほかにも、チーズの盛り合わせもいかがですか?とおすすめいただきましたが、お腹いっぱいでご遠慮しました。

化粧室とアメニティ

シンガポール航空のビジネスクラスでは、アメニティがリクエスト制になっています。スリッパやアイマスクなど、必要なものをCAさんに伝えると持ってきてくれます。

アメニティキット、ソックス、スリッパ、耳栓、アイマスク、ヘアブラシ、歯磨きセット、フェイスマスク、除菌シートが用意されています。

シンガポール航空ビジネスクラス

スリッパ、ソックス、アイマスクはこんな感じです。

シンガポール航空ビジネスクラス

アメニティキットは英国のブランド・ペンハリガン社製です。ポーチの中にはハンドローション、フェイシャルミスト、リップバームが入っていました。

化粧室の洗面台下の収納に歯ブラシ、コーム、シェーバーなどが用意されています。

棚にはペンハリガンのハンドローション、フェイシャルミスト、香水も置かれてあり、布地のハンドタオルがあるなど、充実のアメニティです。

機内サービス

座席にはミネラルウォーターが用意されており、離陸前にウェルカムドリンクのサービスがありました。シンガポール航空名物のシンガポールスリングをいただきました。

飲み物はソフトドリンクのほか、ビールやワイン、カクテルなど各種酒類があり、クッキー、ナッツ、チョコレート、カップ麺などのスナックもいつでも頼むことができます。

ビジネスクラスは無料で機内Wi-Fiを利用できます。実際に、Google検索やメール、LINEの送受信、SNS投稿などができました。

また、機内エンターテインメントは、映画、音楽、ゲームなどコンテンツが充実しています。

ちなみに、成田↔チャンギを昼行便のビジネスクラスで往復してみて気づいたことですが…

行き(成田→チャンギ)
明るい状態で過ごしましたが、機内は寒かったのでジャケットを着て過ごしました。

帰り(チャンギ→成田)
食事が終わると窓のシェードを閉めて、お昼寝状態で過ごしました。機内温度はちょうど良く、ジャケットなしで大丈夫でした。

⚠️機内が寒いことを想定して、ライトダウンやパーカーなどを持ち込んでおくことをおすすめします。

成田空港到着

所要時間は約6時間30分でしたが、あっという間に感じるフライトでした。そして最後に素敵なプレゼントがありました。

富士山

17時ごろ成田に着く前に見えた夕焼けと富士山がとっても幻想的でした!

成田空港に到着すると、プライオリティタグがついた預け荷物も早く出てきて、最後までビジネスクラスの優待を感じることができました。

出入国時に必要なこと

出入国時の手続きは常に変わるので、必ず最新情報を確認してください。

日本へ帰国するとき

【2024年11月】機内で書くもの(紙)は携帯品・別送品申告書だけです。ワクチン接種証明書・PCR検査の陰性証明書、入国カードも不要です。

紙の申告書の代わりに「Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)」で電子申請しておいて、帰国時にQRコードを提示する方法もあります。

ビジネスクラスのお得な航空券の探し方

今回の往復航空券は目的地がニュージーランドだったので、シンガポール航空の公式サイトで航空券とホテルを別々にとりました。諸税等が全て含まれた運賃表示で分かりやすく、ベストプライスが保証されています。

詳しくはこちらを参考にしてみてください。

ホテルとセットなら旅行サイトがおすすめ

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ちょっぴりリッチなシンガポール旅行をお探しの方におすすめのサイトをご紹介します。出入国時に必要なことや、現地で困ったことがあった際にサポートを受けられるなど、手厚いサービスで安心なのも嬉しいポイントです。

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まとめ

今回は超奮発して、シンガポール航空の〈B777-300ER〉で、 チャンギ空港から成田空港まで、昼便のビジネスクラスに乗ってみました。

●良かったこと
・出発前にシルバークリスラウンジを利用できる!
・2人分かと思えるほど幅の広い座席と余裕の空間、機内アメニティが充実している!
・フルコースの機内食メニュー、メイン料理は事前予約システムで30種類から選べる!

●気づいたこと
・リクライニングはオートでフルフラットにはならない。(ベッドの状態にするには、いったん席を立って背もたれを倒す必要があります)
・脚を伸ばす時は座席に対して斜めの体勢になるので、自分なりのベストポジションを探る必要がある。

とはいえ、ビジネスクラスの様々な優遇やサービスもあり、移動時間を優雅な気分で過ごすことができました。

アメニティがリクエスト制(CAさんに伝える)だったり、機内食の事前予約でメニューの幅が広がったりと、事前に知っておくと便利なことがいくつかあったので、この記事がシンガポール航空を利用する方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
 

航空券・ホテル・ツアーの予約

シンガポールでのアクティビティは、【KKday】【KLOOK】などのチケットサイトから事前予約しておくのがおすすめです。

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