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青森・八戸|公共交通機関で巡る週末ひとり旅(3)初夏の絶景トレイル編

種差天然芝生地 ∎国内旅行記

~ 館鼻岸壁朝市と蕪嶋神社、種差海岸を訪れる、グルメと自然を満喫する癒し旅。車無しでも楽しめる、1泊2日の週末旅〈2日目〉後半のリポート。

種差天然芝生地

青森県第2の都市・八戸市でグルメと大自然を満喫する1泊2日の週末旅。5月から7月にかけては、蕪島がウミネコで賑わう時期と、種差天然芝生地が緑で美しい時期とが重なり、観光で訪れるにはもってこいのタイミングです。

今回は絶景トレイルの大自然に癒される、2日目の旅程(後半)をご紹介します。

葦毛崎展望台から種差海岸駅までの約5kmのウォーキングにチャレンジします。

週末旅のモデルプラン

2日目のスケジュール

DAY2

種差海岸遊覧バス「うみねこ号」

みちのく潮風トレイルは、JR鮫駅から大久喜駅付近までの約11kmのコース。今回はそのうちの半分、約5kmのウォーキングにチャレンジします。

このトレイルコースに沿うように、種差海岸遊覧バス「うみねこ号」が走っています。このバスを使えば、自分の体力やルートの難易度に合わせて、ウォーキングのコースを組み立てることができます。

JR鮫駅と種差海岸駅を結ぶ「うみねこ号」は、どこまで乗っても100円。Suicaなどの交通系ICカードにも対応しています。

鮫駅でJR八戸線と接続するようにダイヤが設定されているので、ウォーキングをしなくてもバスで絶景スポットを巡ることもできます。

今回は蕪嶋神社から葦毛崎展望台までの約2.5kmを、うみねこ号でショートカット。物産販売施設「かぶーにゃ」の前にある蕪島海浜公園バス停から乗車します。

🔗種差海岸遊覧バス「うみねこ号」
【運行日】4月中旬~11月中旬は毎日、冬季は土日祝のみ運行

みちのく潮風トレイル(種差海岸)

葦毛崎展望台のバス停で下車すると、駐車場とカフェ、その先に展望台があります。カフェには軽食ももあるので、トレイルの前に腹ごしらえすることもできます。

葦毛崎展望台

異国船を監視するのに使われていた施設跡が展望台になっていて、太平洋を一望できます!

ここから遊歩道はゴツゴツした岩礁の海岸線と、緑の丘陵の間を進みます。階段やアップダウンがありますが、よく整備されています。

大須賀海岸~白浜海水浴場

しばらく行くと、突如目の前に白い砂浜が現れます。ここでは大須賀海岸から白浜海水浴場まで、約2km続く砂浜自体が遊歩道に設定されています。

少々歩きにくいですが、鳴き砂の浜なのでキュッキュッと音が聞こえるかもしれません。ただ、天候や湿度などに左右されるそうで、この日は残念ながら聞くことはできませんでした

白岩

砂浜が終わるといったん舗装道路へ出て、白浜漁港~田村崎遊歩道へと続きます。深久保漁港を抜けると、松林の中へと道が続きます。

ほどなく、巨大な丸い岩が姿を現します。高さ約20メートルもあり、ウミウの糞で白いので白岩という名前なのだそうです。

淀の松原

松林の木々の間から、奇岩が続く荒々しい海岸と青い海の風景を見ながら進みます。淀の松原と言われるクロマツの林で、大正時代に約1万本植えられたのだそうです。アップダウンがやや激しいですが、木陰を進むので気持ち良いです。

種差海岸天然芝生地

松林の中を約1kmほど進むと、一気に視界が開け、天然芝の丘が広ります。海と空の青と緑の芝生のコントラストが、まるで絵の中にいるような光景で爽快感がハンパないです!

トレイルの締めくくりに、芝生の上で大の字に寝転がってみたり、ボーっと空と海を眺めてみたり、大自然に身を委ねて時間がゆっくり流れる、とても気持ち良い場所です。

種差海岸インフォメーションセンター

種差海岸天然芝生地の前にある木造のお洒落な建物がインフォメーションセンターです。地域の自然や生活文化情報を発信する環境省の施設で、休憩スポットでもあります。カフェや売店もあるので、トレイルで疲れた体をを癒しましょう。

🔗種差海岸インフォメーションセンター
≪開館時間≫ 4月~11月|9:00~17:00、12月~3月|9:00~16:00

種差海岸駅

みちのく潮風トレイルで大自然を満喫したら、JR八戸線で八戸駅へと戻ります。

中心街のホテルに荷物を預かってもらっている場合は本八戸駅で下車して、路線バスで八戸駅へ向かうのが便利です。

種差海岸駅は無人駅で、ここから鮫駅までは列車の本数が少ないです。時間によっては「うみねこ号」で鮫駅まで戻り、鮫駅からJR八戸線に乗るのが効率良い場合もあります。

八戸線の乗り方

⚠️八戸線ではSuicaなどの交通系ICカードは使えないので、券売機で切符を購入します。

⚠️列車の多くがワンマン運転で、後ろのドアから乗って、一番前のドアから降ります。乗るとき、ドアは1ヶ所しか開かないので、ホームの「ワンマン乗車口」表示を見つけてください。ドアは手動で、横についているボタンを押して乗車します。

今回の八戸の週末旅、アクテビティはこれにて終了です。

八戸駅まで戻ったら、ぜひ駅弁を購入しましょう。八戸駅には名物駅弁がたくさんあります!八戸の旅の締めくくりに、帰りの新幹線の中で旅の余韻と共に味わってみてください。

八戸にお得に行く方法

首都圏と八戸の往復には、通年で販売されているお得なフリーきっぷが見当たりません。

東北新幹線の特急券は、えきねっとなどで割引購入可能ですが、八戸に旅行や出張で訪れる方は、日帰りより宿泊する方が多いのではないでしょうか。

宿泊代も考慮すると最もお得な方法が、旅行会社が販売している「往復の交通とホテルの宿泊をセットで予約できるプラン」です。

旅行会社の宿泊セットプラン

数々の旅行会社がプランを出していますが、東京と八戸の往復で使いやすいのは、日本旅行JTB の JR+宿泊プランです。行きと帰りで、東北新幹線の普通車指定席とグリーン車を組合わせて選ぶこともできます。

■JTBではお得なクーポンが出ることもあるので、チェックしてみてください。

但し、同じ区間の往復ではない時や、日帰りの時、途中下車したい時などは利用できません。利用の際には条件をよく確認してください。

まとめ

土日を利用した1泊2日の週末一人旅、今回は青森県第2の都市「八戸」を訪れました。

1日目には、八戸の海鮮グルメを堪能。脂ののった八戸前沖サバは絶品です!2日目には、活気にあふれた巨大な朝市を楽しんだあと、ウミネコや太平洋を望む絶景トレイルで大自然に癒されました。

八戸にはおいしい海鮮グルメや魅力的な観光スポットがたくさんあります!

東京からアクセスも良く、車が無くても観光しやすいというのも嬉しいポイント。地方都市としては、観光客の移動手段としての公共交通機関が充実していると感じました。

東北新幹線の八戸駅が中心市街地や人気観光スポットから離れているので、バスや鉄道をうまく使うことが、八戸の旅行を楽しむためのポイントになります。

東北地方への旅行や、週末のプチ旅行、八戸への訪問を検討する際に、少しでも参考になれば嬉しいです。

※1日目の旅程はこちら

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