当サイトはアフェリエイト広告を利用しています

韓国・仁川|新浦国際市場と冷麺通り、インチョンの庶民派グルメスポット!

新浦国際市場 ∎海外旅行記

~ リーズナブルでお腹いっぱい!タッカンジョン、コンガルパン、韓国冷麺。韓国を訪れる日本人の9割が行かない、地元で人気の食べ歩きスポットをご紹介。

インチョン空港は知っているけれど、インチョンの街を観光したことがある方は、ほぼいないのではないでしょうか。実はインチョンは「街歩き」がおもしろいんです!

前回のブログでは、月尾島や中華街、旧日本人街だった開港場通りを紹介しました。今回はその続き、仁川の庶民派グルメスポットとして地元で人気の、新浦国際市場と冷麺通りをご紹介します。

※月尾島、童話村、中華街、開港場通りの様子はこちら。

仁川レトロ観光のルート

海とレトロな風情を楽しめる仁川の旧市街地。仁川レトロを巡る観光スポットは、仁川駅から東仁川駅の間に集まっています。

仁川駅前から中華街を抜けると旧日本人街(開港場通り)、さらに新浦国際市場、東仁川駅、冷麺通りへも徒歩で行くことができます。

ソウルから電車で1時間ほどなので、1日あれば日帰り旅行として観光とグルメを楽しめますよ。

新浦国際市場

古き良き日本の面影を感る開港場通りを抜けると、ローカルな商店街へと続いています。5分ほど歩いていくと、新浦国際市場(シンポクッチェシジャン)の入口に到着します。

パステルカラーの文字で書かれた、かわいらしい看板が目印。新浦国際市場は仁川で最も古い常設市場としても有名です。

150mほどの並行した2本のアーケードで形成されていて、敷地的には思いのほかコンパクトな市場です。

南側の通りには衣料品や雑貨店などが比較的多く、北側の通りには食堂や惣菜系のお店が並んでいます。

新浦国際市場の有名なB級グルメといえば、甘辛タレで絡めた鶏の唐揚げ「タッカンジョン」。

超人気店「元祖新浦タッカンジョン」は、イートインとテイクアウトで並ぶ列が別々になっているのですが、どちらもすごい行列ができていました。

いい意味で、観光客用ではなく地元の味つけなので辛さ強めです。

テイクアウト1つ(1ボックス)でもかなりのボリュームです。一人旅なら食べきれない分を持って帰れるよう、ジップロック持参をおすすめします!

新浦国際市場でもう1つ、行列のできる有名店が「山東饅頭店」です。

40年以上続く中華料理のお店。この店の人気は、テイクアウトのマンドゥ(餃子)と、コンガルパンです。

コンガルパンとは、パンというよりもフォーチューンクッキーの巨大なやつといったイメージです。中は空洞でかち割って食べます。

コンガルパンは中華街でもたくさん売られていますが、こちらのコンガルパンは少し厚めで、焼きたてはサクッとしているのだそうです。

お店の横でコンガルパンを焼いているところを見ることができたのですが、1つ1つ丁寧に釜で焼いていました。

訪れた日はちょうど韓国の祝日で、30~40分待ちの大行列ができていました。

時間の関係で今回はこちらでの購入を諦めましたが、今度は平日に来て、ぜひ焼きたての山東コンガルパンを食べてみたいです。

新浦国際市場を歩いていると、事前情報ではノーマークだったのですが、焼海苔屋さんにも長い行列ができていました。

お店の名前は「新浦本炭海苔」。海苔を炭火で炙って包装していました。地元の人たちが並んででも買いたい焼海苔ですから、きっとおいしいに違いないのでしょう。

その他にも、串に刺した蒲鉾や練りものを揚げ焼きにした「ハッバ」の屋台や、手作りパン、韓国の伝統菓子のお店をよく見かけました。

場外になりますが、市場の西側入口のあたりに「シンポウリマンドゥ」の本店があります。シンポウリマンドゥといえば、マンドゥ(餃子)やチョルミョン(冷麺の一種)などの軽食を提供する、全国チェーン店です。「シンポウリマンドゥ」のシンポって、地名の「新浦」だったんですね。

地元の人たちが美味しいものを求めて集まる新浦国際市場。韓国語以外はほぼ通じませんが、ローカル感たっぷりで、食べ歩きするには最高のロケーションです。

休日はものすごい人出で、お目当ての店はどこも大行列必至でした。こんどはぜひ平日に来て、仁川名物のB級グルメを食べ尽くしてみようと思います。

新浦国際市場の東側は大きな通り(中央路)に面しています。この通りを北に向かって約500m、10分ほど歩けば、ソウル地下鉄1号線・東仁川駅へ通じています。地上でも行けますが、長~い地下商店街でも繋がっています。

東仁川駅

東仁川(トンインチョン)駅は、旧市街エリアの実質的な交通ターミナルの役割を果たしています。仁川国際空港への路線バス(306番)も東仁川駅前から発着しています。

東仁川駅の南側出入口は繁華街に面していて、地下街にも直結しています。駅に併設されていたデパートは現在閉鎖されており、再開発を進めているそうです。

ホームは2面4線、方向別に分かれています。

ソウル方面から来る地下鉄1号線(京仁線)の列車は、仁川駅まで行かず、この駅止まりも多いです。急行・特急運転する列車はここが始発・終着になっています。

ソウル方面から来る場合、1号線は途中の九老(クロ)駅で2方向に分かれるので気をつけましょう。

南側の賑やかさとは対照的に、北側(4番出口)はこじんまりとしています。すぐ横には京仁鉄道開通時に活躍した機関車のモニュメントがあります。

駅前はタクシー・バスのロータリーがあり、イベントもできそうな大きな広場になっています。

以前は古い建物が密集していたそうで、広場の周辺にはまだその名残を感じられるエリアもありました。

花平洞冷麺通り

東仁川駅4番出口を出て、線路沿いに左に進みます。横断歩道を渡ったところに、花平洞冷麺通り(ファピョンドン ネンミョンゴリ)の歓迎モニュメントがあります。

ここから先、線路沿いの道に冷麺専門店が集中しています。

モニュメントの下には案内板も設置されています。

約300mの間に10店舗ほどの冷麺店が並んでいます。ひととおり通りを歩いて、雰囲気を確認してから、気になるお店に入ってみてもいいですね。

つるつるとした喉ごしと、強いコシのある食感が特徴の韓国冷麺。麺の原料や味付けによっていろいろ名前がありますが、ざっくりいうと2種類です。

●水冷麺(ムルネンミョン)
韓国冷麺と聞いて多くの方がイメージする冷麺。出汁の効いた冷たいスープに、つるつる食感の麺が入り、キュウリ、キムチなどが盛り付けられています。あっさり味なので辛い物が苦手な方でもおいしく食べられます。

●混ぜ冷麺(ピビンネンミョン)
コチュジャンベースの辛いソースと具材、麺をしっかり混ぜていただく、汁なし冷麺です。黒い麺で提供するお店が多いですが、麺の黒さは材料に使われているそば粉の色です。麵が長い時はハサミで切ってから食べます。

「元祖ハルモニ冷麺」は、洗面器ほどの大きな器で提供される、ボリューム満点の冷麺を提供することで人気です。ローカルな雰囲気とリーズナブルな価格で、お昼時には地元の人たちで満席になるそうです。

「一味花平洞冷麺(イルミ ファピョンドン ネンミョン)」は、6月~8月の期間限定で提供されるスイカを器にした巨大なスイカ冷麺が名物です。スイカ冷麺は1個で3~4人前の量があるので、一人前用にカットされたスイカ入り冷麺もあります。

まとめ

ソウルから地下鉄1号線で約1時間、東仁川駅の近くにある「新浦国際市場」と「花平洞冷麺通り」を訪れました。

どちらも地元の人たちに人気のグルメスポットで、リーズナブルな価格でおいしいものをお腹いっぱい食べることができます。地元の人たちに混じって、ローカルな雰囲気を味わえるのも醍醐味です。

いい意味で観光地化されていないので、日本語が通じないところも多いですが、簡単な韓国語や英語、ジェスチャーを駆使して、注文にチャレンジしてみるのも楽しいはずです。

せっかく韓国を訪れたなら、ソウルだけではもったいない!

海とグルメとレトロかわいい街並みがギュッと詰まった、韓国第3の都市「仁川」はのんびり街歩きがおもしろい!まだあまり知られていない穴場スポットを訪れてみたいという方にぜひおすすめです。

⚠️韓国ではGoogleマップの徒歩ルート検索ができないので、NAVER Map(ネイバーマップ)アプリをダウンロードしておくと便利です。

航空券・ホテル・ツアーの予約

■仁川はソウルに滞在していても、日帰り一人旅が可能です。KKdayKLOOK などのチケットサイトで、仁川の人気観光スポットへの日帰りツアーも予約できるので、ぜひチェックしてみてください。ソウルやプサンの人気バスツアーもお得に利用できます。

人気の韓国グルメ

韓国冷麺
楽天レビュー3,000件以上の人気の韓国冷麺。歯応えのあるシコシコした麺と、ちょっぴり辛めのすっきりとした濃縮スープのセットです。

タイトルとURLをコピーしました