~ タッカンジョン、マッコリパン、海鮮グルメ。束草旅行でぜひ立ち寄りたい、地元で人気の市場グルメをご紹介。

束草旅行で楽しみにしていたもののひとつが、市場で味わう地元グルメです。
今回訪れたのは、束草の中心部にある「束草観光水産市場」。新鮮な海産物はもちろん、束草名物のタッカンジョンやマッコリパンなど、食べ歩きにぴったりの人気グルメが並んでいます。
今回は、束草観光水産市場で気になった名物グルメを食べ歩きしてきました。
束草観光水産市場とは
束草観光水産市場は、束草を代表する伝統市場。鮮魚やカニ、塩辛などの海産物はもちろん、野菜や惣菜、生活雑貨、衣料品まで、さまざまなお店が集まっています。
海の街・束草らしく水産物のお店が多い一方で、観光客のお目当てはやっぱり食べ歩きグルメ。束草名物のタッカンジョンやイカスンデ、マッコリを使って発酵させたスルパン(マッコリパン)、揚げ物やチヂミなど、気軽に食べられるグルメも豊富です。
市場の中では、韓国の伝統市場によくあるように、同じような商品を扱うお店がまとまって並んでいるのも特徴。鮮魚店が集まるエリア、カニのお店が並ぶエリア、タッカンジョンなどの食べ歩きグルメが多いエリアと、歩いていくと少しずつ雰囲気が変わっていきます。
観光客向けの市場でありながら、地元の方が普段の買い物に訪れる昔ながらの市場らしさも残っていて、歩いているだけでも活気を感じられる場所です。
束草観光水産市場へのアクセス
束草観光水産市場へは、路線バスで簡単にアクセスできます。

「観光水産市場入口」「KT」または「ケッペ入口」バス停で下車。いずれも市場までは徒歩3〜5分ほどです。

「観光水産市場入口」と「ケッペ入口」バス停のちょうど中間あたりに、観光水産市場へ続くゲートがあります。
初めて訪れるとちょっと分かりにくかったので、実際に歩いて分かった位置関係をマップにしてみました。

束草観光水産市場は、特定の建物や一本の通りを指すのではなく、複数のアーケードが並ぶ大きな市場です。敷地は意外なほど広く、アーケードを繋ぐ路地にまでお店が密集しています。
束草観光水産市場で食べ歩き
いくつかあるアーケードの中でも、特に賑わっているメインのアーケードにやってきました。
通りの両側には、屋台のような小さな飲食店や商店がずらりと続き、地元の方から観光客までたくさんの人が行き交っています。
アーケードでよく見かけたのは、束草名物のティギム(韓国版天ぷら)やオジンオスンデ(イカスンデ)のお店。
ティギムのお店は大きなエビ天がずらりと並び、ひときわ目を引きます。
オジンオスンデは、さっきアバイ村でいただいたので今回はスルー。イカの中に具材を詰めた料理で、日本の「いかめし」にちょっと似た雰囲気です。
キムチも種類が豊富。こういう光景を見ると「韓国の市場に来たな~」という感じがします。長期滞在で自炊する旅だったら、いろいろ買って試してみたいところ。
このほかにも、チヂミやキムパ、ケジャンや干物など、とにかくいろいろなお店があります。歩いているだけでも楽しい市場です。
束草名物「マンソクタッカンジョン」
今回のお目当てのひとつが、「マンソクタッカンジョン(만석 닭강정)」です。
今回もひとり旅なので、絶対に食べきれないよな…とは分かっていたのですが、せっかく束草まで来たので購入してみました。
大きな箱に入っているので、実食はのちほど。
ちなみに市場を歩いていると、この箱を持っている人を本当によく見かけました。それだけ定番なんですね。
タッカンジョンのお店自体は市場内にたくさんあり、少量サイズを販売しているお店もあります。ひとり旅で「1箱はさすがに多い!」という方は、そうしたお店を選ぶのも良さそうです。
行列のできるマッコリスルパン
市場を歩いていると、ひときわ行列ができているお店を発見しました。こちらも今回のお目当てだった「マッコリスルパン(막걸리술빵)」です。
マッコリを使って発酵させた、韓国の酒蒸しパンのようなもの。
行列は途切れることなく、店の横の通路までずらり。20分くらい待ったでしょうか。並んでいると、大きな蒸しパンが蒸し上がるところも見ることができます。
ちなみに、一本隣のアーケードには同じ系列の別店舗があり、タイミングによってはほとんど並ばずに購入できることもあるようです。
人気店の行列に並ぶのも旅の楽しみですが、時間を有効に使いたい方は、もう一方の店舗をのぞいてみるのも良さそうです。
休憩スペースで実食
マッコリパンのお店から少し先へ進むと、小さな広場のようになったスペースがあります。
「マッコリの味がするの?」と聞かれると、そこまでお酒っぽさは感じません。ほんのり優しい甘さで思った以上にバクバク食べられます。
そして、どうしても気になっていたタッカンジョン。
この広場で大きな箱を広げて食べている人はあまり見かけなかったのですが、ホテルまで我慢できませんでした(笑)。
マッコリスルパンもタッカンジョンも、ここではさすがに食べきれないボリューム。残りはホテルへ持ち帰って、今日の晩ご飯にすることにしました。
実は…市場で迷った話
今回はアバイ村からケッペに乗って市場へ向かったのですが、実は冒頭でご紹介したアクセスのようにスムーズにはいきませんでした(笑)。
船乗り場から歩いて最初に見えたアーケードへ入ってみたのですが、そこは目指していたメインのアーケードとは別の場所でした。
水槽いっぱいにカニが入ったお店もたくさんあって束草らしさは満点なのですが、お目当てのタッカンジョンやマッコリパンが見当たらず「あれ、ここじゃない…?」となりました。
いったんアーケードを出てさらに進むと、「総合中央市場」というアーケードが登場。
実は、タッカンジョンやマッコリパンのお店がある、お目当てのグルメストリートはそのさらに隣のアーケードでした。
ようやく写真で見ていた「あ、ここだ!」という賑やかな通りにたどり着いた瞬間は、本当にホッとしました。迷って初めてこの巨大な市場の構造が理解できました。
束草グルメをホテルで楽しむ夜
市場で購入したタッカンジョンとマッコリパン。どちらも一人で食べ切るにはかなりのボリュームだったので、この日の晩ご飯はホテルの部屋でゆっくりいただくことにしました。
コンビニでビールを買って、束草で見つけた名物グルメを並べれば、それだけでちょっと楽しい夜ごはん。
冷めたタッカンジョンも、甘辛いタレとカリッとした食感が残っていて、ビールのおつまみにぴったり。食後には、残しておいたマッコリパンもいただきました。
冷蔵庫に入れて冷たくなっても、これがまた美味しいんですよ!優しい甘さで、ついつい手が伸びてしまいます。
旅先で買った地元グルメをホテルに持ち帰って、のんびり味わう時間も街歩き旅の楽しみのひとつです。
まとめ
鮮魚やカニなどの水産物から、タッカンジョン、イカスンデ、マッコリパン、ティギムまで、束草ならではのグルメがぎゅっと集まった束草観光水産市場。
いくつものアーケードや路地にお店が広がっていて、歩くほどに違った表情が見えてくるのも、この市場のおもしろさでした。
今回食べたマンソクタッカンジョンとマッコリパンはどちらも大満足。ただし、どちらもかなりボリュームがあるので、一人旅の場合は購入量には少し注意が必要です。
市場には少量サイズを販売しているお店もあるので、いろいろ食べ歩きたい方は、無理に一度でたくさん買わず、少しずつ楽しむのもおすすめ。
アバイ村からケッペで渡り、市場を歩いて、束草グルメを味わう。観光スポットを見るだけではなく、その土地の日常や食文化に触れられるのも束草の魅力です。
束草を訪れたら、ぜひ市場を歩きながら、お気に入りのローカルグルメを見つけてみてください。
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