~ ウェリントン国際空港 国内線エリアを徹底ガイド!ターミナルビル内の施設、アクセス方法など、知っておくと便利なことをまとめてみた。

ニュージーランドの首都の玄関口・ウェリントン国際空港は、オークランド、クライストチャーチに次ぐ国内第3の規模を誇る空港です。
今回は、実際に国内線を利用して感じたことや、知っておくと便利なポイントをまとめました。国際線については触れていませんが、ウェリントン空港を利用する予定がある方の参考になれば嬉しいです。
ウェリントン国際空港とは?
ウェリントン国際空港からはオークランドやクライストチャーチをはじめ、ニュージーランド各地への国内線が頻繁に運航されています。
一方、国際線はオーストラリアやフィジーとの間に運航されていますが、便数はオークランドやクライストチャーチに比べると少なめです。
ターミナルビルの施設
ウェリントン国際空港は、国内線と国際線が同じターミナルに集約されていて、1階が到着、2階が出発と分かりやすい構造になっています。
ターミナルビルの概要
⚠️ニュージーランドではイギリス英語表記なので、1階=GROUND LEVEL/Ground Floor、2階=LEVEL1/First Floor、3階=LEVEL2/Second Floor と表記されているので、注意してください!
ちょっと驚いたこと
●出発時:保安検査がある便と、ない便があります。
搭乗口によっては保安検査(機内持ち込み荷物の検査)がありません!「搭乗口によって」なので、保安検査場を通過しなければならない搭乗口もあれば、オープンエリアから直接乗り込める搭乗口もあります。
飛行機の機種によって違うのか?発着地によって違うのか?など気になって調べてみたのですが、結局どういう理由で振り分けられているのかは分かりませんでした。
●到着時:預け荷物は、到着ロビーに出てから受け取ります。
目的地に着き飛行機を降りると、制限エリア内で荷物を受け取ってから到着ロビーに出ますよね。
ところが、ウェリントン空港では到着ロビーに出てから荷物を受け取るようになっていました!オープンエリアにターンテーブルがあります。
今回の旅で利用した、オークランドとクライストチャーチの国内線もこのような構造になっていたので、ニュージーランドの空港ではこれがふつうなのかもしれません。
1階 到着ロビー
ウェリントン空港では出発と到着が同じ動線にあります。飛行機を降りると、2階の出発ロビーを通り、案内表示に従って1階の到着ロビーへ向かう流れになっています。
預け荷物は到着ロビーに出てから受け取るシステムになっていて、オープンエリアにターンテーブルが設置されています。
1階には両替所、カフェ、Simやレンタカーなどのサービスカウンターがあります。
1階 バス・タクシー乗り場
ターミナル1階を出ると、立体駐車場の屋根に覆われています。
2階 チェックインホール
2階がメインエントランスです。外には駐車場が広がっています。
エントランスを入って左側には、エア・ニュージーランドのチェックインカウンターがあります。自動チェックイン機と有人カウンターが並んでいて、基本的にはセルフでチェックインします。分からない時はスタッフさんが手伝ってくれます。
2階 出発ロビー
ウェリントン空港の出発ロビーは開放的で明るい空間です。映画のオブジェや飲食店、お土産ショップもあり、空港に早めに着いても楽しめます。
出発ロビーからは駐機中の飛行機がよく見えるので、旅の気分が一層盛り上がります!
ショップリストの詳細は、ウェリントン空港の公式サイト で確認できます。
2階 出国後(制限)エリア
ウェリントン空港の国内線の多くのゲートは保安検査なしで、直接ボーディングブリッジに繋がっています。
13〜17番ゲートは保安検査が必要ですが、保安検査場への入場はフライトごとに案内が行われているようでした。
ウェリントン中心部への行き方
ウェリントン中心部への移動は、路線バス、タクシー、貸切チャーター車、乗合シャトル、レンタカーといった手段があり、いずれも20~30分ほどで行くことができます。
※エアポートエクスプレス詳細とその他のアクセス方法については、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
ウェリントン国際空港のターミナルは、国内線と国際線が一つの建物にまとまっており、移動がスムーズでとても便利です。館内は明るく清潔感があり、どこにいても心地よく過ごせる雰囲気が広がっていました。
特に印象的だったのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにちなんだ巨大なオブジェ!旅の記念撮影スポットとしても人気のようで、多くの人が足を止めて見入っていました。
ショップや飲食店の数はそれほど多くはありませんが、必要なものはしっかり揃っています。出発ロビーのフードコートには日本食のお店もあり、お寿司やラーメンを楽しめるのは嬉しい驚きでした。
なお、ウェリントンは風が強いことで知られており、天候の影響でフライトが遅れることもあるので、時間に余裕をもって行動すると安心です。
ニュージーランドの首都・ウェリントンを訪れる方の参考になれば幸いです。
■リンク(ホームページ)
・ウェリントン国際空港(英語)
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