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シンガポール|チャンギ空港アクセス列車(MRT)の乗り方ときっぷの買い方

海外トラベル

~ チャンギ空港とシンガポール中心部を安く便利に移動する方法。MRT(地下鉄)の切符の買い方や乗り方を写真付きでわかりやすく解説!

初めてのシンガポール旅行では、チャンギ国際空港から市内中心部までどうやって行こうか迷う方も多いはず。

タクシーや空港送迎、路線バスも便利ですが、料金が高かったり、路線が分かりにくかったりすることもあります。そんな時に便利なのが「MRT(地下鉄)」です。

そこで今回は、チャンギ空港のMRT駅の場所や乗り場、切符の買い方、便利なICカードの使い方をまとめてみました。これさえ押さえれば安心! という情報を写真付きでわかりやすくご紹介します。

チャンギ空港のMRT駅はどこ?

チャンギ空港駅は、ターミナル2(T2)とターミナル3(T3)の地下にあります。

チャンギ空港駅

ターミナル1(T1)やターミナル4(T4)を利用する場合は、無料のスカイトレインやシャトルバスでT2またはT3へ移動するのが便利です。

チャンギ空港駅

今回はT2からの行き方を紹介しますが、基本的にT3からも同じです。

空港内では「Train to City」の案内表示を目印に進みましょう。表示はあちこちにあるので迷う心配はありません。

チャンギ空港駅

表示どおりにどんどん進んでいくと「【CG2】Changi Airport」というサインが現れます。

そのままエスカレーターを下りると、いったん踊り場スペースに出ます。

チャンギ空港駅

ここにはT2とT3の両ターミナルを繋ぐ徒歩連絡通路と、MRT駅へ向かうエスカレーターがあります。

エスカレーターを下りればすぐ目の前にチャンギ空港駅があります。

チャンギ空港駅

チャンギ空港駅は、きっぷ売り場と改札口とホームが同じフロアにまとまっているので、とても分かりやすい構造です。

市内中心部への行き方

チャンギ空港駅を発着する列車は、MRT東西線(East West Line)チャンギ空港支線を走ります。

チャンギ空港支線は、2駅先のタナメラ駅との間を往復しているだけなので、市内方面へ行く場合は終点のタナメラ駅、または途中のエキスポ駅で乗り換えが必要です。

シンガポールMRT
©公式ホームページ

1. タナメラ駅で乗り換える

チャンギ空港駅から2駅、タナメラ(Tanah Merah)駅で、MRT東西線の本線(ラインカラー:緑)に乗り換えることができます。

タナメラ(Tanah Merah)駅

空港からタナメラ駅に到着した列車は、2つあるホームの真ん中に到着し、左右どちらのドアも開きます。

タナメラ(Tanah Merah)駅

市内中心部へ行くには進行方向左側の扉から降りて、同じホームの反対側に来る列車「Tuas Link(トゥアスリンク)方面」に乗り換えます。階段を上り下りせずに簡単に乗り換えができます。

2. エキスポ駅で乗り換える

チャンギ空港駅から隣のエキスポ(Expo)駅で下車して、ダウンタウン線(Downtown Line|ラインカラー:青)に乗り換えてもOKです。

こちらの乗り換えは地上と地下を行き来する必要がありますが、ダウンタウン線で「チャイナタウン駅」やマリーナベイサンズ直結の「ベイフロント駅」へ行くことができます。

運賃と所要時間

MRTでチャンギ空港から市内中心部(オーチャードやチャイナタウンなど)までは、40〜50分程度かかります。

運賃は乗車距離ごとに細かく設定されています。初乗り3.2kmまでは1.19ドル(約133円)、40km以上でも最大2.47ドル(約276円)と、とてもリーズナブルです。シンガポールは東京23区ほどの広さなので、東西に横断する長距離でも300円以下で移動できるんです。

シンガポールMRT

列車は日中5〜10分間隔で運行されています。チャンギ空港駅の始発は5:30頃、最終は0時ごろですが、中心部まで向かう場合は23時過ぎが最終です。

運賃の詳細は、PTC 公式ページ(英語)で確認できます。

切符(チケット)の種類と買い方

1. 自動券売機で切符を購入する

シンガポールMRTには、日本のように1回使って終わりの切符が無く、「スタンダードチケット」と呼ばれるカード型の切符を利用します。

シンガポールMRT

スタンダードチケットは1枚のカードを最大6回(30日間有効)まで繰り返し使う仕組みで、利用するたびに券売機で行き先を指定して、現金やクレジットカードで必要な金額をチャージして使います。

シンガポールMRT

ちょっとややこしいのですが、このチケットには初回購入時に10セントのデポジットが含まれていて、3回目と6回目の乗車時にそれぞれ10セントずつ割引されます。
(3回乗れば実質デポジットがチャラ、6回乗れば10セント割引ということになります)

2. クレジットカードで乗る

シンガポールMRTでは、Visa・Master のクレジットカードや、Apple Pay・Google Payなどのスマホ決済で乗車できます。

クレジットカードイメージ

交通系ICカードのように事前にチャージする必要もなく、改札にタッチするだけでOKなのでとっても便利。

但し、シンガポール国外発行のクレジットカードでタッチ決済を行うと、1日あたり0.6ドル(約70円)の手数料がかかります。

さらに「SimplyGo」のアプリにアカウントを作成してカードを登録しておくと、利用履歴や運賃の確認も可能です。

日本発行のクレジットカードでは手数料がかかりますが、滞在中にMRTを数回だけ利用する方にとっては、最も手軽に使える方法です。

詳細は、SimplyGo 公式ページ(英語)で確認できます。

3. 交通系ICカードを使う

滞在中に何度もMRTを利用する方や、バスなども合わせて観光を楽しみたい方には、交通系ICカードがおすすめです。

NETS FlashPayカード

代表的なのは EZ-LinkカードNETS FlashPayカード の2種類。空港駅やMRT駅、コンビニなどで購入し、チャージして繰り返し使います。

初回購入時の費用は10ドル(カード代 5ドル+最初のチャージ 5ドル)です。駅の券売機では現金やクレジットカードで簡単にチャージできます。残高は窓口で払い戻し可能ですが、カード代は返金されません。

交通系ICカードには1つ注意点があります。なんと有効期限があります。EZ‑Linkは5年、NETS FlashPayは7年です。有効期限が切れた場合は、駅の窓口でチャージ残高を新しいカードに移行できます。

旅行者であれば、EZ‑LinkでもNETS FlashPayでも使い勝手はほぼ同じです。カード代はかかりますが、長期滞在や複数回シンガポールを訪れる予定がある方は1枚持っておくと便利です。

EZ-Linkカード を購入する
NETS FlashPay+お土産セットを購入する

4. 乗り放題パス(STP)を購入する

旅行日数が決まっていて、MRTや路線バスなど公共交通機関をたくさん利用する予定の方には、観光客向けの乗り放題パス「シンガポール・ツーリストパス(STP)」もあります。

パスには以下の2種類があります。

1.ツーリストパス 単体
 [料金]1日用 17ドル 〜 5日用 45ドル(有効期間は連続日数)
  ※プレミアムサービス(セントーサエクスプレス、ナイトバスなど)は利用不可

2.ツーリストパス + チャンギ・リコメンドセット
  パスに加え、ウォーキングツアーやチャンギ空港での割引、限定ポストカードがセット
 [料金]1日用 19ドル 〜 5日用 60ドル(有効期間は連続日数)
  ※3〜5日券には簡易旅行保険付き
  ※プレミアムサービス(セントーサエクスプレス、ナイトバスなど)は利用不可

詳細は、STP公式ページ(英語)で確認できます。

但し、数回しか公共交通機関を使わない、徒歩やタクシー中心の観光、長期滞在する方にはとっては、通常運賃やICカードの方がコスパが良いので、ご自身の旅のスタイルに合わせて選んでください。

ツーリストパス・プラス(3日間用)を購入する

交通系ICカードを実際に購入してみた!

私は Klook限定パッケージ を利用して、NETS FlashPayカードを購入しました。7ドル分のチャージ付きカード+Keleのパイナップルタルト12個入りのセットです。

空港到着後、ジュエル1階のKele店舗でバウチャーを見せるだけで簡単に受け取り完了。チャージ付きなので、カードを受け取ったらすぐにMRTに乗れて、お土産もお得にゲットできてとても便利でした!

Kele
T1到着ロビーを出るとジュエル1階に直結。右手にKeleストアがあります。
Kele
MRTにすぐ乗れるICカード+美味しいお菓子で旅をスタート
Kele
Keleのパイナップルタルトはかわいのでお土産にもおすすめ

EZ-Linkカードを購入したい方は、KKday で5ドル分チャージ付きカードを購入できます。チャンギ空港の各ターミナルにある指定カウンターで受け取れるので、到着後すぐにICカードを手に入れたい方におすすめです。

NETS FlashPay+お土産セットを購入する
EZ-Linkカード を購入する

乗車時の注意点

シンガポールのMRTは整列乗車の習慣があり、車内は清潔で静か、優先席も多く設置されています。案内表示も分かりやすく、安心して利用できます。

ただし、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

シンガポールMRT

飲食禁止:MRT車内および駅構内での飲食は禁止です。違反すると最大500シンガポールドル(約6万円)の罰金が科せられることもあるので要注意です。

荷物置き場:各車両の端に車椅子やベビーカー、大きな荷物などを置けるスペースが確保されています。

ドリアンはNG:強烈な匂いがあるため車内持ち込み不可。シンガポールらしいですね。

シンガポールMRT

乗り換え注意:同じ路線でも進行方向によってホームの階が異なる駅が多くあります。改札口では路線カラーに加えて、どの方面(終点駅行き)の列車に乗るのかを必ず確認してからホームに向かいましょう。

まとめ

チャンギ空港から市内中心部までMRTを利用すれば、リーズナブルな料金でスムーズに移動できます。

列車は5~10分間隔で運行されており、クレジットカードやICカード(EZ‑LinkやNETS FlashPay)を使えば切符を購入する手間が省けて、乗り換えも楽々です。

整列乗車や優先席の設置などマナーが守られており、安全に利用できる点もです。おおむね日本の地下鉄の感覚で乗車できますが、車内や駅構内での飲食は禁止されているので注意が必要です。

初めてのシンガポール旅行で、チャンギ空港と市内中心部を移動するときの参考になれば嬉しいです。

航空券・ホテル・ツアーの予約

シンガポールでのアクティビティは、KKdayKlook などのチケットサイトから事前予約しておくのがおすすめです。

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