<A321-200 桃園→福岡>小さな機体でも快適なフライト!ANAマイルの特典航空券で、エバー航空のビジネスクラスに乗ってみた。

ANAマイルの特典航空券を使って、台北・桃園空港から福岡空港までエバー航空のビジネスクラスに搭乗しました。
今回の機材は〈A321-200〉。小さめの機体で座席はやや簡素な印象。それでも、機内サービスやラウンジ利用などビジネスクラスらしい体験を楽しめました。
実際に乗って感じた魅力をレポートするので、エバー航空のビジネスクラスに興味がある方や、ANAマイルを活用してみたい方の参考になれば嬉しいです。
飛行機に乗るまで
桃園空港チェックイン
エバー航空のビジネスクラスは第2ターミナルの14番カウンターです。
今回の旅程は[台北→福岡(乗継)→羽田]です。オンラインチェックインは事前に済ませていましたが、キャリーバッグを預けるため、カウンターへ向かいました。
ビジネスクラスはゴールド色の 「Priority(優先チェックイン)」カウンターを利用します。
行列がほとんどなく、チェックインはとてもスムーズ。羽田までの紙の搭乗券を改めて発券してもらい、荷物については「福岡でいったん受け取りが必要」との説明を受けました。また、ラウンジの利用案内も丁寧にしていただき、とても安心感がありました。
チェックインを終えて保安検査場へ進みます。
桃園空港 Infinity Lounge
ビジネスクラスの楽しみの1つが、航空会社のラウンジを使えることです(クレジットカードのラウンジとは別です)。桃園空港では「The Infinity」を利用できます。
KIX Lounge Kansaiは、免税店エリアを抜けた先、21番ゲート付近にあるエスカレーターを上がったフロアにあります。
ソファ席、テーブル席、カウンター席など、座席の種類は多彩で、無料Wi-Fiが使えて、多くの席に電源コンセントが付いています。
軽食のビュッフェカウンター。料理もドリンクも品数が多く、ビール、日本酒、焼酎、ワインなど酒類も充実しています。たくさん食べたかったのですが、このあと機内食もあるので、グッと我慢してほどほどにしておきました。(私の盛付けセンスの無さはご容赦ください)
ラウンジ内は多くの人が利用していましたが、とても広い空間なので圧迫感などは一切ありません。トイレ、シャワールーム、通話ブース、喫煙スペースもあります。
設備が充実しているので、空港に早めに行って、フライト前にラウンジでゆっくりと落ち着いた時間を過ごすのも、ビジネスクラスの旅の要素のひとつですね。
エバー航空 A321-200型機の基本情報
A321-200型機はエアバス社製の中・短距離向け機材で、日本と台湾を結ぶ便でもよく使われています。
座席と機内サービス
エバー航空のビジネスクラスは、機材によって座席の仕様やクラスの名称が異なります。「ロイヤルローレルクラス」「プレミアムローレルクラス」「ビジネスクラス」の3タイプがあります。
ビジネスクラスの座席
今回利用した〈A321-200〉型機は「ビジネスクラス」という名称が使われています。
同じくマイル特典で利用した〈787-10〉型機のロイヤルローレルクラスと比べると、正直ちょっと見劣りしてしまう印象は否めません(すみません…)。
とはいえ、A321型機のビジネスクラスも十分なスペックは備えています。
〈787-10〉型機のロイヤルローレルクラスについてはこちら。
着席するとすぐにウェルカムドリンクとおしぼりをいただきました。
私が選んだのはパイナップルジュース。これが本当においしくて、すりおろした果肉の食感がしっかり残っていて、ジュースというよりデザートのようでした。おすすめです!
機内グッズとアメニティ
最新型ノイズキャンセリングヘッドホンがとても優秀でした。
実は、私のすぐ後ろは壁を1枚はさんでエコノミークラスで、小さなお子さんがずっとぐずっていたんです。でも、このヘッドホンのおかげでほとんど気にならず、本当に助かりました。
今回は化粧室を使わなかったので、写真はありません。ごめんなさい!
機内食
離陸前には、客室乗務員の方が一人ひとりに丁寧に英語でご挨拶に来てくださり、機内食の希望も聞かれました。
エバー航空では、公式サイトで事前に機内食を予約できますが、今回はあえて機内で選ぶ楽しみを残しておくことに。……と言いつつ、メニューを見るのをすっかり忘れていて(笑)
CAさんがオーダーを取りに来られたとき、メニュー表の一番上に書かれていた「ビーフの…なんちゃら」をとっさに選びました。メニューは英語と中国語表記で、日本語はありませんでしたが、「beef」の文字だけはちゃんと見えたので、それにしました。
エバー航空のビジネスクラスは、ドリンクメニューがとにかく豊富!ビールやワインはもちろん、なんと70種類近くから選べるという驚きのラインナップです。「お茶」だけでも、阿里山烏龍茶など数種類が用意されています。
出発してから30〜40分ほどでお待ちかねの機内食が運ばれてきました!
食事を終えて、音楽を聴いたりしているうちに、もう着陸態勢に入るとのアナウンス。
福岡空港到着
約2時間のフライトは、本当にあっという間でした。まだもう少し乗っていたいような、名残惜しい気分のまま、福岡空港の国際線ターミナルに到着です。
福岡空港の国際線ターミナルは、国内線ターミナルや地下鉄福岡空港駅から離れた場所にあり、無料の連絡バスで向かいます。
到着ロビーを出るとすぐの場所に、バス乗り場があります。案内表示もとても分かりやすく、今回が初めての利用でしたが、迷うことなくスムーズに乗車できました。
連絡バスは10~15分おきに運行されていて、国内線ターミナルまでの所要時間は10分ほどでした。
入国時に必要なこと
台湾→日本へ帰国するとき
【2025年6月現在】機内で書くもの(紙)は、携帯品・別送品申告書だけです。
紙の申告書の代わりに「Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)」で電子申請しておいて、帰国時にQRコードを提示する方法もあります。
特典航空券に必要なマイル数
●ANA 提携航空会社 特典航空券の必要マイル(日本↔台湾:往復)
直行便だと、エアージャパン運航便やエバー航空を利用できます。行き帰りで異なる航空会社にしたり、片道で発券することもできます。
■詳細はこちら
→ 提携航空会社特典航空券(ANA)
●ANA 国際線 特典航空券の必要マイル(日本↔台湾:往復)
必要なマイル数は、搭乗日のシーズンによって異なるので、必ずチェックしてください。
■詳細はこちら
→ 国際線特典航空券(ANA)
まとめ
今回は、ANAマイルの特典航空券を利用して、初めてエバー航空〈A321-200〉型機のビジネスクラスで、桃園空港から福岡空港まで搭乗しました。
座席数はたった8席のコンパクトなビジネスクラス。正直、最初に見たときは「え、これビジネス?」とちょっと拍子抜けしました。フルフラットでもなければ、個室感もないし、内装もシンプルで高級感はあまり感じられません。
でも、実際に座ってみると、足元は広くてリクライニングも十分。電源コンセントや読書灯も完備されていて、2時間の短距離路線にはちょうどいい快適さでした。CAさんは英語対応でしたが、サービスがとても丁寧で何の不安もなく過ごせました。
見た目は少し地味ですが、ちゃんとビジネスクラスとしての体験ができたと思える、すてきなフライトでした。
航空券・ホテル・ツアーの予約
桃園空港↔台北駅のチケットはこちら。
■Klookで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復 / 1日乗車券
■KKdayで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復
▶ 京成スカイライナー+桃園空港MRT乗車券
桃園MRTの往復チケットをゲットしたら、台北無限周遊パス(Taipei Fun Pass)もぜひチェック!台北市内の人気スポット30ヶ所以上がこれ1枚で楽しめる、めちゃくちゃお得な神パスです。
▶KKdayで購入する
▶Klookで購入する
台湾でおすすめのお土産
「パイナップルケーキ」
皆さんご存知の台湾土産の人気No.1スイーツ。一口サイズ、個包装なので、ばらまき用にもおすすめです。