~ 台北市内まで楽々アクセス!桃園空港MRTのきっぷの買い方や、直達車と普通車との違いを分かりやすく紹介!

台湾旅行で多くの方が使う桃園国際空港ですが、台北市内までは少し距離がありますよね。桃園空港から台北駅まで最も速く移動できるのが、空港アクセス列車「桃園空港MRT」です。
初めて台湾に来たとき、MRTに乗りたいけど「きっぷはどうやって買うの?」「直達車と普通車、どっちに乗ればいいの?」と迷うこともあると思います。
ということで、これさえ覚えておけば安心!桃園空港MRTのきっぷの買い方や、直達車と普通車の違いを分かりやすくまとめてみました。(写真はクリックで拡大できます)
桃園MRTとは?
桃園空港MRT(機場捷運)は2017年に開業した、桃園国際空港と台北駅を結ぶアクセス鉄道です。空港から台北駅まで乗り換えなしで最速で行けるため、観光客やビジネス客にとても人気の交通手段です。
全長約51.3kmの路線で、桃園市の老街渓(ラオジエシー)から桃園空港を経由し、台北駅までを結んでいます。
現在、桃園方面では中壢(ジョンリー)駅までの延伸工事が進められており、台湾鉄道(台鐵)との乗換も可能になる予定です。

桃園空港から台北駅までは約35kmあり、直達車(Express)と、普通車(Commuter)の2種類の列車が運行されています。
距離感としては、東京駅から立川駅あたりまでを移動するイメージです。
始発は5時台から終電は23時台まで、直達車と普通車がそれぞれ15分間隔で発着しています。
列車は全席自由席で、交通系IC「悠遊カード」で乗車することができます。きっぷ(トークン)を現金で購入することも可能です。
列車の種類
直達車(Express)
シンボルカラーは紫色。桃園国際空港~台北駅を最速で結ぶ快速列車です。停車駅は、桃園空港第2ターミナル、桃園空港第1ターミナル、長庚醫院(病院)、新北産業園区、台北駅の5駅のみ。
途中の長庚醫院駅で前を走る普通車に追いつき、乗り換えることができます。また、多くの直達車は第2ターミナル駅が始発・終点ですが、朝夕の一部は桃園方面の環北駅まで延長運転されています。
直達車の座席はすべて自由席。半分が前向き、半分が後ろ向きに固定されています。シートのリクライニングはできません。
大型荷物を置けるスペース、無料Wi-Fiのほか、中央の4人席にはスマホのワイヤレス充電器も設置されています。車内にトイレはありません。
普通車(Commuter)
シンボルカラーは青色で、各駅に停車します。老街渓(ラオジエシー)~高鐵桃園駅~桃園空港~台北駅を走ります。通勤型車両で座席はロングシート。大型荷物置き場やワイヤレス充電器はありません。
普通車では桃園空港駅は途中駅となります。台北駅方面と高鉄桃園駅方面の両方向の列車が発車するので、ホームと行き先をしっかり確認しましょう。
■台北駅までの所要時間と料金
・160元
・桃園国際空港第1ターミナルから49分、第2ターミナルから52分
■高鐵桃園駅までの所要時間と料金
・35元
・桃園国際空港第1ターミナルから19分、第2ターミナルから15分
きっぷの買い方
①現金・クレジットカードで切符を購入する
券売機は日本語表示対応。画面で降りる駅と枚数を選び、現金またはクレジットカードで購入できます。画面上で日本語を選択できるので分かりやすいです。降りる駅、購入枚数を押して、現金またはクレジットカードで購入できます。
桃園空港〜台北駅の片道は160元です。きっぷの代わりにコイン型のトークンが出てきます。
このトークンは、乗車時に自動改札へタッチし、降車時には改札の投入口へ入れるというスタイル。紙のきっぷとは少し違うので、ちょっと新鮮に感じるかもしれません。
②交通系ICで乗車する
悠遊カード(Easy Card)や一卡通(iPass)は、桃園空港MRTだけでなく、台北MRT・台湾鉄道・バス・コンビニなど、いろいろな場所で使える便利な交通系ICカードです。
駅の券売機やコンビニで購入&チャージできますが、初めて台湾を訪れる方はKlookやKKdayで事前に予約購入しておくのがおすすめです。
指定のカウンターでバウチャーを見せれば、その場ですぐに受け取れます。一部施設では割引もあるので、台湾旅行の必須アイテムです。
悠遊カードは事前予約&チャージ付きプランが便利。桃園空港でサクッと受け取れてすぐ使えます!
▶ 悠遊カード|Klookで予約する
▶ 悠遊カード|KKdayで予約する
③事前予約でお得に乗車する
桃園空港↔台北駅の片道・往復チケットは、事前予約が一番おすすめです。
日本語対応のチケットサイトで購入したバウチャーを、指定のカウンターで提示するだけ。すぐに実券(トークン)に交換してもらえます。
KlookやKKdayで購入したバウチャーは、改札階にある「Ezfly桃園空港MRTカウンター」(営業時間:7:00〜23:00)で交換できます。
※バウチャーによっては、交換場所が異なる場合があります。購入時に必ず確認してください。
桃園空港↔台北駅のチケットはこちら。
■Klookで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復 / 1日乗車券
■KKdayで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復
▶ 京成スカイライナー+桃園空港MRT乗車券
桃園空港の往復チケットに加え、台湾鉄道(台鐵)や高速鉄道(高鐵)が乗り放題になるお得なセット「Taiwan PASS」についてはこちらをご覧ください。
桃園空港駅から乗る
桃園空港には、第1ターミナル(機場第一航廈)と第2ターミナル(機場第二航廈)のそれぞれに駅があります。
改札を通ると、「台北駅(台北車站)方面」と「高鐵桃園駅・老街渓方面」の乗り場に分かれています。
直達車(エクスプレス)も普通車も、改札口とホームは共通です。桃園空港駅は途中駅のため、乗車する方向を間違えないよう注意しましょう。
台北駅(台北車站)で乗り換える
台北駅は桃園空港MRTの始発・終着駅で、台北市における公共交通の結節点です。
台北駅(台北車站)から乗る
西側(台北MRT北門駅付近)にある桃園MRT台北駅の駅舎。サイバーチックなデザインが目を引きます。
台鐵や高鐵に乗り換える場合は、東側の地下通路を通ることが多いため、駅舎の外観を目にすることはほとんどないでしょう。
まとめ
台湾旅行で桃園国際空港から台北市内へ向かうなら、まずおすすめしたいのが桃園空港MRTです。
直達車(Express)を利用すれば約35〜40分、普通車(Commuter)でもおよそ50分で台北駅に到着します。運賃は160元前後とお手頃で、朝5時台から夜23時台まで運行しています。
空港の各ターミナルや、台鐵・高鐵・台北MRTとの乗り換えもスムーズ。すべて自由席で、悠遊カード(EasyCard)も使えるので、駅に着いたらすぐに乗車できるのも嬉しいポイントです。
車内は清潔で快適なので、初めて台湾を訪れる方でも安心して利用できますよ。
さらに、KlookやKKdayなどのオンラインチケットサイトを活用すれば、台北MRT乗り放題パスや周遊パスとセットになったお得なチケットも購入できます。旅のスタイルに合わせて、ぜひチェックしてみてください。
楽しい台湾旅行のお役に立てたら嬉しいです。
桃園空港↔台北駅のチケットはこちら。
■Klookで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復 / 1日乗車券
■KKdayで予約する
▶【桃園空港MRT】片道 / 往復
▶ 京成スカイライナー+桃園空港MRT乗車券
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台湾でおすすめのお土産
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