~憧れのビジネスクラスの旅。オークランド空港国際線ターミナルで、初めてのニュージーランド航空ラウンジ体験記。
憧れのビジネスクラスに搭乗!その楽しみは機内だけではありません。出発前に利用できる「航空会社のラウンジ」もその1つです。
今回、ニュージーランドからシンガポール航空のビジネスクラス(深夜便)で日本に帰国する際、オークランド国際空港のインターナショナルラウンジを利用しました。
ニュージーランド航空が運営するインターナショナルラウンジは、スターアライアンスに加盟している航空会社の、ビジネスクラス以上の搭乗者が利用できます。
とてもスタイリッシュで居心地のよい空間だったので、その様子をレポートします。
⚠️ニュージーランドはイギリス英語表記で、1階=GROUND LEVEL/Ground Floor、2階=LEVEL1/First Floor、3階=LEVEL2/Second Floor と呼ぶことに注意してください。
インターナショナルラウンジへの行き方
1階でチェックインをした後、2階の出国審査場へ向かいます。
出国審査を通過すると免税エリアで、ブランドショップ、免税店、カフェなど、たくさんの施設があります。搭乗ゲートへ行くにはこのエリアを必ず通るようなレイアウトになっています。
深夜便利用で22時すぎに入ったため、ほとんどのお店は営業を終了していましたが、最も大きな免税店とコンビニはまだ営業していました。
オークランド空港にはニュージーランド航空、カンタス、エミレーツ、ストラタの4つのラウンジがあります。
ニュージーランド航空のラウンジだけ、他の3つのラウンジと別の場所にあるので、初めてだと若干分かりにくいかもしれません。
ニュージーランド航空のラウンジへの行き方は2通りあります。
①ショートカットで行く
免税店Aelia Duty Free を通り過ぎたところに「←Air New Zealand lounge」の看板があります。サラッと書いてあるので見過ごしてしまうかも。
矢印の方向に進むと、工事エリアを覆う白壁に囲まれた細い通路へ。この先に本当にラウンジがあるのか若干不安になりますが大丈夫です。
つきあたりまで進むと、ラウンジ階へ上がるエスカレーターとエレベーターがあります。
②ぐるっと回っていく
免税店エリアを抜けきった先は広場のようになっており、その一番奥に「→Air New Zealand lounge」の看板が見えます。
一部工事中のため、通路が白壁に覆われて分かりにくいですが、カフェの裏側にラウンジ階へ上がるエスカレーターとエレベーターがあります。
エスカレーターで3階(2nd floor)に向かうと、ニュージーランド航空のロゴと鮮やかな壁画が現れます。
受付で航空券を提示してラウンジの中へ。
ラウンジはニュージーランド航空とスターアライアンスのビジネス・ファーストクラス利用者や、上級ステイタス会員も利用できます。
ラウンジの様子
ラウンジの座席
入った瞬間、おしゃれで洗練された空間に感動しました。ラウンジはとても広くて437席もあります。ただ広いだけでなく、雰囲気の違う多彩な空間と座席が用意されていました。
〈メインラウンジ〉滑走路を見渡せる大きな窓とオープンな空間に、ソファ席、テーブル席、カウンター席があります。パープルピンクの差し色が上手に使われていておしゃれな空間を演出しています。
〈バーラウンジ〉ラウンジ中央にバリスタコーヒー&バーカウンターがあります。カウンターの営業時間は確認できませんでしたが、23時過ぎにはバーテンダーさんはいらっしゃいませんでした。
〈ビジネスラウンジ〉バーカウンターの裏手にある白黒で統一された空間。ドリンクバーもあります。長テーブル席はPC作業するのに便利です。無料Wi-Fiが使えて電源コンセント(NZ仕様)も完備されています。
〈エクステリアテラス〉ラウンジの一番奥に位置する大きな窓のある空間。写真ではちょっと分かりにくいですが、奥にハンモックのようなシートもあります。
〈カフェ&ダイニングエリア〉ラウンジに入って左側に広がるダイニングスペース。電源も付いていて、食事をつまみながらPC作業している方もいました。
〈シアターラウンジ〉照明は暗めで映画館のような空間です。大画面がありラグビーなどのスポーツ観戦を楽しめます。
〈ファミリーラウンジ〉カフェラウンジからちょっと奥まったところにあります。Kids用のプレイルームも完備しています。
このほか、横になって仮眠もとれるシートが設置されている〈クワイエットラウンジ〉もあります。
ダイニングスペース
ラウンジに入ってすぐ左側にあるダイニングエリア。
中央に長~いカウンターテーブル席、両サイドにベンチシートと椅子席が並んでいます。
利用したのが23時ごろだったので、ダイニングエリアは空いていました。時間帯によってメニューや品数も変わるそうです。
そんな深夜時間にもかかわらず、ホットミールがちゃんと用意されていました。
サンドイッチなどの軽食、チーズやナッツなどのおつまみ、フルーツ、デザートも揃っています。
いろいろ食べてみたかったのですが、このあとビジネスクラスのガッツリ機内食もあるので、軽めに済ませておきました。チーズがおいしかったです!
ドリンクバーはラウンジ内の2ヵ所にあります。品数が多く、ソフトドリンク各種のほか、ビール、ウイスキーなど酒類も充実しています。特にニュージーランド産ワインの種類が豊富でした。
ラウンジ内の設備
ラウンジ内にトイレとシャワールームがあります。
シャワールームはコンシェルジュデスク横の通路を進んだ先にあります。7室設置されていて空いていれば自由に使えます。
中はとても広くてとても清潔。シャワーにトイレまであり、これはもう立派なバスルームです!
ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーはニュージーランド製のオーガニックのものでとても香りがよく気持ち良かったです。歯ブラシとカミソリはありませんでした。
一日の終わりにスッキリすることができてとてもありがたかったです。
ラウンジ内のトイレもスタイリッシュでした。
※喫煙スペースはラウンジ内にはありません。
最寄りの喫煙所は2階の免税店エリアに戻り、カンタスなど他社のラウンジがあるエスカレーターを上がった先にあります。インターナショナルラウンジからは5分ほどかかります。
搭乗ゲートまで
深夜で便数が少ないこともあってか、ラウンジ内で出発案内のアナウンスをしてくれていました。2階に戻って搭乗ゲートへ向かいます。
1~10番ゲートへはこのエスカレーターの先を直進すればよいのですが、私の便の搭乗ゲートは15番でした。
15~18番ゲートはサテライトのようなところにあり、ラウンジからはかなり離れていました。長~い通路を歩いて10分ほどかかりました。
ビジネスクラスは出発時刻の30分前から優先搭乗が始まるので、出発が15~18番ゲートの時には早めに向かうのが良いです。
インターナショナルラウンジの利用条件
ニュージーランド航空と提携航空会社(スターアライアンス)のビジネスクラス以上に搭乗する方が利用できます。
[営業時間]
4:30~最終便まで
[利用者]
・ファーストクラス、ビジネスクラスの搭乗者
・スターアライアンスゴールド以上の会員
・Airpoints Elite、Gold、Elite Partner、Koru会員
■ ステイタス会員の利用条件など詳しくはこちら
→ インターナショナルラウンジ(ニュージーランド航空)
まとめ
シンガポール航空のビジネスクラス(深夜便)で日本に帰国する際、オークランド空港国際線ターミナルのインターナショナルラウンジを利用してみました。
ニュージーランド航空のハブ空港にあるラウンジということもあって、とても広々としていて様々な雰囲気の空間が用意されていたのが印象的でした。
ゆっくりくつろぎたい、リフレッシュしたい、仕事をしたいなど、目的によって好きな場所を選べますし、シャワールームも広くて清潔。
深夜時間帯だったため、食事の品数やバリスタ・バーテンダーなどのサービス面ではフル稼働の状態ではなかったと思われますが、それでもスタイリッシュな空間でゆったりと贅沢な時間を過ごすことができました。
明るい時間帯に利用すると、きっと大きな窓から光が差し込んで、明るい空間で気持ち良く過ごせるのではないかと思います。
オークランド空港からニュージーランド航空のほか、スターアライアンス系列のビジネスクラスに乗るときには、早めに空港に到着してこのラウンジを楽しんでみてください。
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