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休日おでかけパス|宇都宮を満喫!大谷石の巨大地下神殿と餃子食べ歩き、日帰り一人旅

大谷資料館 ∎国内旅行記

~ 土休日の日帰り旅行で使える、JRが乗り降り自由なお得なきっぷ(+ちょい足し)で、宇都宮を旅するモデルプラン旅行記

JR東日本が発売している「休日おでかけパス」という割引きっぷをご存知でしょうか?土休日に東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの日帰り旅行にぴったりな、便利でお得なフリーきっぷです。

今回、横浜から栃木県宇都宮市へ日帰り旅をしてきました。宇都宮駅は「休日おでかけパス」の範囲外ですが、足りない料金をちょい足しすればOK。

名物の宇都宮餃子を3軒ハシゴして、巨大な地下空間の大谷石採掘場跡を見学。充実の日帰り旅になったので、その様子をレポートします。

休日おでかけパスで宇都宮へ!

東京近郊のJR線(普通と快速)、東京臨海高速鉄道線(りんかい線)、東京モノレール線が、土休日の1日間乗り降り自由になるきっぷです。自動券売機で購入できます。

このフリーきっぷは、宇都宮駅がフリーエリアの範囲外ですが、自治医大駅からの片道330円をちょい足し精算をすれば大丈夫です。

※休日お出かけパスの買い方や、使い方の詳細はこちらを参考にしてみてください。

一日のスケジュール

できるだけ時間に余裕を持って、ゆっくりできる旅程にしました。

大谷資料館を訪れるモデルプラン
  • 07:52
    横浜駅出発

    宇都宮駅まで[湘南新宿ライン|上野東京ライン]で乗り換えなし

  • 10:15
    宇都宮駅到着

    自治医大駅~宇都宮駅(330円)を窓口で精算
    大谷観光一日乗車券を購入し、餃子通りへ向かう

  • 10:45
    宇都宮餃子をハシゴ

  • 13:00
    二荒山神社を参拝

  • 13:47
    馬場町バス停|路線バス(大谷・立岩線)に乗車

  • 14:11
    資料館入口バス停|大谷資料館を見学

  • 15:30
    大谷寺・平和観音・ベルテラシェ大谷を散策

  • 16:48
    大谷観音前バス停|路線バスで宇都宮駅へ

  • 17:18着
    17:56発
    宇都宮駅出発

    駅ビルで栃木県の名物や特産品を買い物
    券売機で330円のきっぷを購入してから乗車

    ※フリーエリア内では乗り降り自由なので、大宮、新宿、東京などに立ち寄ってもOKです。

  • 20:16着
    横浜駅到着

「大谷観光一日乗車券」を購入する

宇都宮駅に到着したら、在来線改札口のすぐ横にある観光案内所へ。大谷資料館を公共交通機関で訪れる際の必須アイテム「大谷観光一日乗車券」を購入します。

路線バス(大谷・立岩線のみ)の一日乗車券と、大谷資料館入場券、大谷寺拝観券の3点セット。

料金は大人2,000円(中学生1,400円、小学生700円)で、通常の合計料金より500円お得です。

宇都宮餃子をハシゴ!

宇都宮駅を出ると、餃子像が出迎えてくれます。特産の大谷石が使用されています。

餃子通りへはJR宇都宮駅西口から伸びる大通りを進み、徒歩で10分ほどです。約1kmなので散歩するのにちょうど良い距離です。

餃子通りの最寄り「宮島町十文字」バス停まで、大谷観光一日乗車券で路線バスにも乗れます。但し、乗車できるのは大谷・立岩線だけ。1時間に2本程度なので、時間帯によってはバスを待つより歩く方が早く着きます。

宇都宮餃子通り

「餃子通り」とは宇都宮市の中心部にある、宮島町通りの一部を指します。約160mほどの間に、みんみん本店や正嗣宮島本店、悟空といった有名餃子店が軒を連ねていて、多くの人で賑っています。

この餃子通り、いたるところに餃子のモチーフが散りばめられていて、見つけながら歩くのも楽しみの一つです。

通りの真ん中にある、大谷石とGYOZAモニュメント。箸でつままれた焼き餃子つきです。

通りの電柱も見逃せません。見上げると街灯が餃子の形!下を見るとマンホールまで餃子の絵柄だったりしています。

バス停も餃子の形です!

餃子愛たっぷりの通りですが、開店前の時間帯にもかかわらず、すでに行列ができているお店も。のんびりしていられないので、お目当ての餃子店に向かいます。

今回まず訪れたのは、みんみん本店です。

みんみん本店

宇都宮餃子と聞いて知らない人はいないであろう超有名店。開店前に到着したのにすでに大行列!道路を挟んだ向かいの駐車場にまで列が続いていました。

60分待ちでしたが、整理券を発行して、時間が近づくと電話がかかってくるシステムだったので、その間に別のお店に行くことができました。

番号を呼ばれて店内へ。焼餃子、揚餃子、水餃子の3種類を食べ比べすることにしました。

パリッ、かりかり、つるるんと、同じ餃子でもいろいろな食べ方が楽しめるのがみんみんの特徴。

もっちりした皮、餡の野菜と肉のバランスがちょうど良くて、誰もが美味しく食べられる餃子です。

ライスとビールもあるので、自分の一番好きな食べ方ができます。

宇都宮駅ビルにも店舗があるので、餃子通りまで来れない方もみんみんの餃子を食べられますよ。

みんみん本店
栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3
ホームページ
≪営業時間≫ 11:00~20:30 定休日はホームページで確認

正嗣 宮島本店

宇都宮の餃子専門店で、みんみんと人気を二分している超有名店です。

こちらも開店前から行列が。たまたまかもしれませんが、みんみんよりも待ち時間が短かかったので、先にこちらの餃子をいただくことができました。

正嗣のメニューは餃子だけ!ご飯もビールもありません。純粋に餃子だけを堪能するお店です。

水餃子と焼き餃子を食べ比べ。中の具は野菜がたっぷり!生姜が効いたあっさり味の餃子です。

薄皮でダイレクトにに餡の味が伝わってきて、まさにここでしか食べられないオリジナルの味わいでした。

お持ち帰りも人気で、5箱、10箱と大量買いしていく方もいらっしゃいました。

通販でお取り寄せもできるので、宇都宮には行けないけど正嗣の餃子が食べたい!という方はぜひ利用してみてください。

正嗣 宮島本店
栃木県宇都宮市馬場通り4-3-1
ホームページ
≪営業時間≫ 11:30~売切れ次第終了 ※火・水曜休み

めんめん

餃子通りからちょっとはずれたところにある、地元の人に愛される町中華のお店です。

実は私のイチオシのお店で、もはやファンです。宇都宮に来ると必ず立ち寄ります。

こちらの自慢は黄金に輝く羽根つき餃子。噛んだ瞬間に肉汁があふれ出して絶品なんです。

大きなパリパリの羽根 → 皮がもっちり → 肉汁じゅわ〜 → 餡がうまい!と感動の連鎖。

餡にしっかり味がついているので、そのまま食べても、タレにつけて食べても、どっちも美味しい!ビールもご飯もすすみます。

ちなみに、チャーハンやラーメンも美味しいですよ!店内も広くて落ち着いて食べられるのも嬉しい。

餃子のテーマパーク来らっせにも店舗があるので、他のお店の餃子と食べ比べしたい時はそちらも便利です。

めんめん
栃木県宇都宮市二荒町5-11
ホームページ
≪営業時間≫ 11:30~14:30/17:00~21:00(火-土)、~ 20:00(日祝) ※月曜休み(祝日の場合は翌日)

宇都宮二荒山神社

餃子通りの西の端から大通りに出ると、大きなビルが立ち並んでいます。そのビル街のど真ん中に、いきなりドーンと現れる大きな鳥居と長い階段。

1600年以上の歴史があるとされる宇都宮二荒山(ふたあらやま)神社です。

宇都宮(うつのみや)という地名は、昔この神社が一之宮(いちのみや)と呼ばれていたことからついたという説もあるそうです。

標高135mの小高い丘の上にある拝殿まで、95段の階段を上がります。

階段を上りきると、木々に囲まれた荘厳な構えの拝殿が姿を現します。三柱の神様が祀られ、福徳開運や家内安全、疫病退散のご利益があると言われています。

境内には休憩所もあったので、参拝後にちょっと一息ついて、心身のパワーをチャージしてきました。

ここからすぐ近くの馬場町バス停から、路線バス(大谷・立岩線)に乗り、大谷資料館へ向かいます。

大谷資料館

資料館前バス停で下車し、案内表示に従って歩くこと約5分。かつて大谷石(おおやいし)の採石が行われていた地下採掘場跡が、資料館として公開されています。

幻想的な巨大地下空間

大谷石とは、旧帝国ホテルなど有名な建造物にも使われる石材で、ここでしか採れない世界的にも珍しいものなのだそうです。

江戸時代から本格的な採掘が始まり、この採石場は1986年まで現役で使われていました。地上の資料館を見学した後、地下採石場跡へとと進みます。

坑内に一歩入ると、すぐにひんやりした空気に変わります。外の気温が30℃以上ある暑い日でも、中の気温は10℃前後に保たれていて、うっすら肌寒いほど。

階段を進んでいくと、巨大な地下空間が出現します。

まるで地下に造られた巨大な神殿!深さは約30メートル、最深部で60メートル、広さは2万平方メートルといいますから、東京ドームの約半分くらいに相当します。

この空間を掘って作ったというのだから、人の力ってすごいなあと感心します。

地下空間はさまざまな照明によって演出されていて、非日常の幻想的な雰囲気を味わえます。

コンサートや演劇、撮影会場などにも使われており、訪れたときには華道家・假屋崎省吾さんの作品が展示されていました。

館内は広いのでさっと回っても30分、ゆっくり回ると1時間くらいかかります。夏でもカーディガンなど上着を準備していくことをおすすめします。

ROCKSIDE MARKET

大谷資料館の入口には、オシャレなカフェ&ショップ「ロックサイドマーケット」があります。ランチや軽食、ジェラート、大谷石の彫刻品、ハンディクラフトのおしゃれアイテムなどを売っています。

訪れた時は真夏の暑い時期だったので、栃木名産のイチゴとちおとめを使った、日光天然水のかき氷をいただきました。氷がふわふわで、イチゴソースがちょうどよい甘さでとても美味しかったです。

周辺に露出した大谷石の岩肌を眺めながら、オープンテラスのウッドデッキでゆったりまったりとした時間を過ごせます。

大谷資料館
栃木県宇都宮市大谷町909
ホームページ
≪営業時間≫ 4月〜11月 9:00〜17:00(無休)、12月〜3月 9:30〜16:30(火曜休み)
≪アクセス≫ JR宇都宮駅から関東バス(大谷・立岩線)で約30分。「資料館入口」バス停下車、徒歩約5分

せっかく大谷に来たのなら、資料館だけではもったいない!周辺にまだまだ見どころがあります。

大谷寺と平和観音像

大谷資料館から徒歩8分ほどのところに、大谷石の洞穴に建てられたとても珍しいお寺「大谷寺(おおやじ)」があります。

本堂には岩壁に彫られた千手観音像や石仏があり、国の重要文化財に指定されています。境内の庭園も美しくて見どころ満載です。

さらに、大谷寺の向かい側にある公園にも注目です。

大谷石の採掘場跡の岩壁に、巨大な観音像がそびえ立っています!高さは約27m、昔の寸法で88尺8寸8分と縁起の良い数字です。世界平和を祈念して、石工さんたちが手彫りで作り上げたそうで、まさに圧巻です!

大谷寺
栃木県宇都宮市大谷町1198
ホームページ
【拝観時間】
・8:30〜16:30(4月〜9月)
・9:00〜16:30(10月〜3月)
※最終受付は拝観終了20分前まで
休業日 木曜日(祝日は営業)大谷観音前下車、徒歩3分

ベルテラシェ大谷

大谷寺から徒歩5分ほどのところに、複合商業施設「ベルテラシェ大谷」があります。

飲食館・物産館・体験館で構成されていて、ほぼ道の駅のような施設です。フードコートのほか、売店にはスイーツやドリンク、お土産物、地元で採れた野菜や果物も並んでいます。

予約制で大谷石を使ったクラフト体験もできるそうなので、興味のある方はぜひオリジナル作品を作ってみてはいかがでしょうか。

ベルテラシェ大谷
栃木県宇都宮市大谷町1263‐2
ホームページ
≪営業時間≫ 飲食館 10:00~17:30、物産館 9:00~17:30、体験館 10:00~16:00 (定休日)3月~10月:第2火曜、11月~2月:火曜
≪アクセス≫ 大谷観音前バス停下車、徒歩約1分

ここまで観光して、時間は16:30過ぎになりました。最寄りの大谷観音前バス停から宇都宮駅へ戻ります。

券売機で宇都宮駅~自治医大駅のきっぷ(330円)を購入して、帰路につきます。

まとめ

休日おでかけパス(JR東日本)+ちょい足しを使って、宇都宮へお得に日帰り旅行をすることができました。

餃子通りと大谷エリアをセットで訪れるなら、宇都宮駅の観光案内所で 大谷観光一日乗車券(関東バス)を購入しておくととても便利でした。

初めて訪れた大谷資料館ですが、巨大地下神殿のような大空間は幻想的でとても美しく、一度は行っておきたい場所リストに確定です。真夏でも肌寒いほど涼しいので、上着を準備しておくと良いです。

餃子通りでは、ピーク時にはどのお店も行列必至ですが、意外に回転率もよく、ほどほどの待ち時間で入れることが多いようです。最も行列の長かったみんみん本店では、整理券をとってから順番が近づいてくると電話をもらえるので、とてもスムーズでした。

宇都宮への日帰り旅をするとき、少しでも参考になれば嬉しいです。

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