~ <オークランド→チャンギ→成田>シンガポール経由でニュージーランドから帰国。チャンギ空港での乗り継ぎ、座席や機内食など実際の様子をレポート!
ずっと憧れていた、シンガポール航空のビジネスクラスで行くニュージーランドの旅。10日間があっという間に過ぎてしまい、帰国する日になりました。
復路の旅程は、オークランド空港を深夜に出発→シンガポール・チャンギ空港で乗り継ぎ→夕方に成田に到着するスケジュール。機材はオークランド発がエアバスA350型機(A350-900)、シンガポール発がボーイング777型機(B777-300ER)でした。
約20時間の長旅でしたが、実際に乗ってみてどうだったか?シンガポール航空のビジネスクラスと、チャンギ空港での乗り継ぎの体験をダイジェストでお伝えします。
シンガポール経由でニュージーランドから帰国する飛行ルート
オークランドーシンガポールー東京のフライトは、直角三角形の2辺を通るようなルートです。
ニュージーランド航空の東京ーオークランド直行便の所要時間は約10.5時間ですが、シンガポール経由だとチャンギ国際空港での乗り継ぎ時間を含めて約20時間かかりました。
(参考)往路のレポートはこちら
実際に乗ってみた(復路)
ほぼ丸一日かけて飛行機で移動するので、できるだけ快適に、ストレスなく過ごせるように工夫しました。
オークランド空港 → シンガポール
21:40(現地時間) オークランド空港チェックイン
チェックインカウンターは出発時刻の3時間30分前にオープンします。オープン直後はビジネスクラス専用カウンターでもやや並びました。とはいえ、エコノミークラスとは列の長さ、待ち時間が断然違います。
航空券はオークランドーチャンギ/チャンギー成田の2枚発券されました。手荷物は最終目的地の成田で受け取ればよいとの説明がありました。
手荷物検査場でのエクスプレスレーンが利用できるスタンプが押されています。
22:20 ラウンジで過ごす
ビジネスクラスはエアニュージーランドのインターナショナルラウンジを利用できます。広いシャワールームがあり、一日の終わりにスッキリして飛行機に乗ることができました。
01:10 オークランド空港発〈SQ282〉
優先搭乗で30分前には機内へ入りました。担当CAさんのご挨拶、おしぼりとウェルカムドリンクをいただいてくつろいでいるうちに、飛行機は定刻に出発しました。
ビジネスクラスの座席〈A350-900〉
座席の幅は2人分か!?と思えるほど広く、フットレストが水平まで上がります。足を伸ばす時には斜め前に突っ込みます。
機内食(夕食)
離陸してほどなくすると、夕食の提供が始まりました。深夜2:00ごろ食べてることになります。
一品ずつ運ばれてくるフルコースで、事前に選択しておいたニュージーランド ラムロインのグリルが大当たり!とてもおいしかったです。
機中泊
フルフラットにするには、CAさんに手伝ってもらいました。座席の背もたれを前に倒してベッドにす構造です。寝る時には足を前の座席の横に入れるので、ベッドに対してやや斜めの体勢になりますが、頭の部分は広いので快適に眠れました。
機内食(朝食)
CAさんにフルフラットから座席に戻してもらい朝食です。5種類から選べる朝食メニュー。フルーツとヨーグルト、クロワッサン、メインはスクランブルエッグ入り焼きクレープをいただきました。
06:45(現地時間)チャンギ空港着
フライト時間は約10時間30分です。料理も美味しくてよく眠れたので、長時間のフライトでも疲れを感じることなくシンガポールに到着しました。
チャンギ空港での到着ターミナルは直前に判明します。この日は第3ターミナルの到着でした。
チャンギ空港 → トランスファー
チャンギ空港で乗り継ぎするSQ12便の出発ターミナルは、チケットに記載されているので事前に分かります。オークランドから到着した便と同じ、ターミナル3から出発するはずだったのですが…
出発案内を確認してみるとターミナル1に変更されていました(汗)。直前の確認は大事です!
乗り継ぎ時間は約3時間ほどあったので、ターミナル3を散策したり、ラウンジでゆっくりして過ごしました。
チャンギ空港にはショップの他にも楽しめる施設がいろいろあります。その中の1つ、ターミナル3の中央付近にある温室庭園「バタフライガーデン」は必見!数多くの蝶を見ることができます。
シンガポール航空のラウンジ「シルバークリスラウンジ」はターミナル1には無いので、ターミナル3のラウンジを利用しました。
機内食でお腹いっぱいだったので、シンガポールが本場のTWGの紅茶をいただきながら、ソファ席でゆったりくつろぎました。
ラウンジ内にはトイレ、シャワールーム、仮眠スペースなどの設備も充実しています。喫煙ルームは無いので、一服する方はゲート階の喫煙所を使ってください。
ターミナル3とターミナル1は繋がっていて、徒歩でも移動できなくはないですが、15分以上かかるのでシャトルで移動することにしました。
せっかくの機会なので、ターミナル3→2→1とわざわざ遠回りして移動してみました。こういうところで鉄道好きをいかんなく発揮してしまいます(笑)。
ターミナル3↔2のシャトルは、ジュエルの中を通過します。車窓から流れる滝を見たかったんですが、朝早かったので滝が流れていませんでした。これはこれで珍しい光景を見ることができたのではないかと。
08:20 搭乗ゲートへ
チャンギ空港は出発ゲートごとに手荷物検査場があります。乗り継ぎ便であっても、ここで改めて手荷物検査を受けることになります。ドリンク類は一切持ち込めないので注意が必要です。
シンガポール → 成田空港
SQ12便は成田経由ロサンゼルス行きです。
9:20 チャンギ空港発〈SQ12〉
優先搭乗で30分前には機内へ入りました。オークランド発と同じように、担当CAさんからのご挨拶、おしぼりとウェルカムドリンクをいただきました。
ビジネスクラスの座席〈B777-300ER〉
座席は先ほど乗ってきた〈A350-900〉と同じ仕様でした。このタイプの座席は足を伸ばす時に体勢を斜めにする必要があるので、自分なりに楽な体勢を見つける工夫が必要でした。普通に座っておくには快適すぎるくらいです。
そして、復路のフライトでもっとも楽しみにしていた機内食タイムです。
機内食(昼食)
往路でもいただいたシンガポールサテを再び。何度食べてもめちゃくちゃおいしい!ドリンクには名物のシンガポールスリングをいただきました。
メインにはブックザクックで事前予約しておいたロブスター テルミドールが登場。ロブスターの身がプリプリでボリューム満点!クリームソースとチーズが絡んでとても美味しく、とても機内食とは思えないクオリティ。ほんとに感動しました。
食事が終わると、機内は窓を閉めて就寝モードのようになりました。
座席モードの時には背もたれのリクライニングは132度までしか倒すことができませんが、フットレストが水平まで上がるので足を伸ばすことができました。
映画を見たりしていると、約6時間30分のフライト時間もあっという間です。成田に着く前に見えた夕焼けと富士山が幻想的で感動しました!
17:05(日本時間)成田空港着
成田空港に到着すると、プライオリティタグがついた預け荷物も早く出てきて、最後までビジネスクラスの優待を感じることができました。
出入国時に必要なこと
出入国時の手続きは常に変わるので、必ず最新情報を確認してください。
日本へ帰国するとき
【2023年11月】機内で書くもの(紙)は携帯品・別送品申告書だけです。ワクチン接種証明書・PCR検査の陰性証明書、入国カードも不要です。
紙の申告書の代わりに「Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)」で電子申請しておいて、帰国時にQRコードを提示する方法もあります。
ビジネスクラスのお得な航空券の探し方
今回の航空券は、シンガポール航空の公式サイトで入手しました。諸税等が全て含まれた運賃表示で分かりやすく、ベストプライスが保証されています。
詳しくはこちらを参考にしてみてください。
ホテルとセットなら旅行サイトがおすすめ
今回、私はニュージーランド国内での予定をフレキシブルにしたので、航空券とホテルを別々にとりました。
しかし、初めてニュージーランドを旅する方であれば、旅行会社の航空券+ホテル+現地ツアーのセットが便利で安心です。
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まとめ
憧れのシンガポール航空ビジネスクラスで行く、ニュージーランドの旅から無事に帰国しました。
丸一日かけるような長時間移動や、チャンギ空港での乗り継ぎを往路で経験していたので、今回の復路は余裕を持って行動することができました。但し、乗り継ぎ便のターミナルが変更されていたことは想定外でした。
朝・昼・夕の食事が機内食でしたが、どれも豪華なフルコースで大満足。特にロブスター テルミドールがほんとに美味しかったです!シンガポール発でブックザクックからの事前予約でしか食べられないメニューなので、食べてみたい方は予約を忘れないようにしてくださいね。
ニュージーランドへの往復を、シンガポール航空の乗り継ぎ便でお得に行けたこともラッキーでした。20時間もかかるような長時間の移動でも、ゆとりのある座席や空間、美味しいコース料理、気配りのきいたCAさんのサービスなどで疲れを感じませんでした。
どころか、自分を豊かな気持ちにさせてくれる経験にもなりました。奮発してほんとによかった!まだビジネスクラスを未体験の方は、ぜひ一度ビジネスクラスを体験してみてください。
※往路のレポートはこちら
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・入国審査カード(NZTD)を提出する
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