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東京ー長野|初めての北陸新幹線グランクラス乗車記

北陸新幹線グランクラス 国内トラベル

~ 座席もサービスも別格!北陸新幹線〈E7系/W7系〉グランクラスに初乗車!極上の移動体験を徹底レビュー

北陸新幹線グランクラス

北陸新幹線には、グリーン車を超える最上級の座席があるのをご存知ですか?その名も「グランクラス」。一度は乗ってみたい憧れの空間です。

今回は超奮発して、東京から長野までの「かがやき号」でグランクラスに乗ってきました。座り心地やサービス、どんな特別な時間が過ごせるのか?初めての体験をレポートします!

グランクラスとは?

新幹線の中でも、最上級の座席として位置づけられているグランクラス。飛行機でいうファーストクラスやビジネスクラスのような存在です。

幅広のリクライニングシートは足元も広々。車内は静かで落ち着いた空間で、移動時間そのものが特別なひとときになるような贅沢な仕様です。

グランクラス

グリーン車も十分快適ですが、グランクラスはそのさらに上をいく豪華さ!

座席は2列+1列の配置で、隣とのスペースもゆったり。シートそのものの作りがまったく違い、座るだけで特別感があります。

北陸新幹線W7系

北陸新幹線のグランクラスには2つのタイプがあり、乗る列車によってサービス内容が違います。

●「かがやき号」:専属アテンダントが乗車し、ドリンクや軽食などのサービスあり
●「はくたか号」「あさま号」:アテンダントなし、飲食サービスなし(シートのみ)

今回はそんな憧れのグランクラスに初乗車!東京から長野まで、「かがやき号」のグランクラスに乗ってきました。

東京駅の専用ラウンジ

グランクラスに乗ると、東京駅構内にある「びゅうプラザラウンジ」を利用できます。新幹線に乗る前に専用ラウンジで過ごすなんて、人生で初めての経験でした。

東京駅ビューゴールドラウンジ

ちょっと緊張しながら入ってみると、思っていた以上に落ち着いた雰囲気でとても静か。

混雑を気にせず、ドリンクを飲みながらゆったり過ごす時間は、やっぱり特別感がありました。

ラウンジの詳しい場所や様子はこちらで紹介しています!

いよいよグランクラス乗車!

北陸新幹線かがやき号は12両編成で、グランクラス車両(12号車)は長野寄りのホームのいちばん端に停車します。

エスカレーターから少し歩きますが、時間に余裕を持って行動すれば問題なし。

12号車に到着すると、車体には「Gran Class」のロゴマークが輝いていて、乗る前からテンションが上がりました!

ドアをくぐると、グランクラス専用のデッキが待っていました。

赤を基調にした落ち着いた装飾が印象的で、普通車やグリーン車とはまったく違う、上質な空気が漂っています。もうこの時点で特別感満載!

グランクラス

デッキの先には、いよいよグランクラスの扉が。どんな空間が広がっているのか?ちょっと緊張しつつも期待でいっぱいです。

グランクラスの車内

車内に一歩足を踏み入れた瞬間、赤いカーペットと、白くてゆったりした大きな座席が目に飛び込んできました!新幹線とは思えない、まるでラウンジのような雰囲気です。

足元のカーペットをよく見ると、格子模様の落ち着いたデザインに、間接照明が組み合わさっていて、空間全体に穏やかな雰囲気が漂います。

座席の定員はわずか18名。2+1の3列配置で、座席まわりにもゆとりが確保されています。

グランクラスのシートピッチはなんと130cm、シート幅は52cmもあります。

ちなみに、普通車のシートピッチは104cm、グリーン車でも116cmなので、グランクラスのゆったりさは比べものになりません。

グランクラスの荷物置場は飛行機のようなハットラック式の収納です。他の車両と比べてより一層プライベート感が演出されています。

グランクラスの座席

新幹線の最上級クラスとして設計されているだけあって、リクライニングの角度や空間の広さ、細やかな設備に至るまで、すべてが特別仕様です。

グランクラス

こちらは2名席。リクライニングは最大約45度まで倒せ、しっかりと体を預けられる深い角度が特徴です。
しかも、コクーンタイプの設計なので、後ろを気にせず、思いきりリクライニングできます。

こちらは1名席。実際に座ってみると、どっしりとした重厚感のあるシートにまるで包み込まれるような感覚!もはや移動手段とは思えない贅沢さです。

座席横には読書灯も付いていて、トンネル内でも快適に読書や作業ができます。

足を伸ばしても前の座席にはまったく届かないくらいの広々空間!

フットレストはついていませんが、電動のレッグレストが備わっており、ボタンひとつで好みの角度に調整できました。

足元のサイドポケットには「座席のご案内」が入っていて、各機能の使い方がイラスト付きで分かりやすく説明されていました。初めての乗車でも迷うことなく確認できて、すごく助かりました。

グランクラス
グランクラス


グランクラス

リクライニングの操作はひじ掛けにある電動コントローラーで行います。微調整もスムーズでした。

ひじ掛けの下にはコンセントも設置されていて、スマホの充電もできます。

グランクラス

テーブルのセッティング方法は少し独特で、コツが必要です。横に引き出して、斜め前にスライドさせながら引き上げ、最終的に真横にセッティングします。

折りたたみ式なので、半分サイズでも使用可能です。

グランクラス

座席のご案内に書かれていたので、どうやってセットするかは分かりましたが、もしこれがなければ、少し戸惑ったかもしれません。

グランクラス
グランクラス

また、グランクラスでは「JR-EAST FREE Wi-Fi」が利用可能です。但し、山間部やトンネルでは接続が不安定になることもあります。

グランクラスのサービス

ウェルカムセット

東京を出発するとすぐにアテンダントさんがやってきて、ウェルカムセットを配ってくれました。

グランクラス

早速中身を拝見。メニュー表、おしぼり、ミネラルウォーター、そして青森県産のりんごとナッツのおつまみが入っていました。

グランクラス

すべてにグランクラスのロゴが入っていて、ちょっとしたプレゼントをいただいたようでうれしかったです。ナッツがとても美味しかったです!ちょっと濃いめの味つけでお酒にも合います。

グランクラス

スリッパは座席のサイドポケットに用意されていました。ロゴ入りの専用袋に入っていて、使い捨てとは思えないほどしっかりしたもの。記念に持ち帰りました。

靴べらとブランケットは、アテンダントさんに声をかければ用意してくれます。

リフレッシュメント(軽食&ドリンク)

しばらくすると、アテンダントさんがドリンクと軽食の希望を聞きに来てくれました。

グランクラス

和食と洋食、どちらか好きな方を選び、あわせてドリンクの注文もします。今回は和食をチョイス。

グランクラスではアルコールも楽しめるのですが、この日はあいにく仕事があったためりんごジュースに。ほんとはワインや日本酒を試してみたかった…

グランクラス

ほどなくして、黒くて細長いボックスが運ばれてきました。光沢のある上品なデザインで、ギフトボックスのようです。

ふたを開けると…色とりどりのおかずが、少しずつきれいに並んでいました!

グランクラス

桜海老や筍など、春を感じる食材が使われていて、軽食とは思えないクオリティ。名店の料理人が監修しているとのことで、一品一品おいしくいただきました。これは日本酒と一緒に味わいたかった!

但し、ボリュームはそこまで多くないので、「しっかり食べたい!」という方は、事前に駅などでお弁当を買っておくのがおすすめです。

グランクラス

そしてもう1品。アテンダントさんにリクエストしていただける茶菓子。今回は栃木県産とちあいかのパウンドケーキでした。これがまた、しっとりしていて美味しかったです!

🔗リフレッシュメントのメニュー詳細はこちらの公式サイトに掲載されています。

その他設備

グランクラス(12号車)の客室は、デッキと二重の扉ドアでしっかりと隔てられています。この構造により、グランクラスの快適さが守られ、他の車両とは異なる静かな空間が保たれています。

客室から出ると、12号車の出入口があるデッキへ。この画像の奥のドアの向こうにトイレや洗面台が設置されています。

グランクラス

ドアが開くとこんな感じです。グランクラス(12号車)のデッキは、隣のグリーン車(11号車)と共用スペースになっています。

気のせいかもしれませんが、デッキでさえも上質な空気に包まれている感じがします。

北陸新幹線W7系グリーン車

12号車のデッキには、女性専用トイレと男性用の小用トイレが用意されています。続く11号車のデッキには、洗面台と予約不要で使える荷物置場が設置されています。

北陸新幹線W7系

11号車のデッキには、バリアフリー対応の多機能トイレが設置されており、中にはおむつ交換台なども備えられています。

そうこうしているうちに、あっという間に長野に到着。わずか1時間半の移動でしたが、グランクラスの心地よさは予想以上で特別感が満載!移動そのものが贅沢な時間になりました。

正直、グリーン車とは次元が違うレベルの快適さで、本当に乗ってよかったと心から満足。もっと乗っていたかったです。

グランクラスの料金

東京・上野・大宮から長野まで新幹線で行く場合、指定席・グリーン車・グランクラスの料金を比較しました。

グランクラスには2種類あり、アテンダントサービス(飲料・軽食)の有無によって料金が異なります。

長野まで
(通常期)
普通車
指定席
グリーン車
指定席
グランクラス
(飲料軽食なし)
グランクラス
(飲料軽食付き)
該当列車全て全てはくたか・あさまかがやき
東京8,340円12,000円15,150円19,000円
上野8,130円11,790円14,940円18,790円
大宮6,580円8,850円12,000円15,850円
運賃+特急料金(通常期)の合計金額(2025.4.1現在)

東京~長野だと移動時間は約1時間20分程度。短時間の移動であるため、コスパが良いと感じるかは旅の目的や価値観に左右されます。特別な旅行で贅沢を味わいたい方には納得の価格ですが、単に移動手段として考えるなら割高と感じるかもしれません。

⚠️JRの新幹線や特急列車の 指定席の特急料金 は、時期によって変わります。
通常期を基準として、最繁忙期は+400円、繁忙期は+200円、逆に閑散期は-200円となります。(一部の特急と自由席は対象外で、通年同一料金です)
■詳細:シーズン別の指定席特急料金(JR東日本)

グランクラスにお得に乗る方法

グランクラスって憧れるけど、正直ちょっと高い…そんな方に朗報です!実は、通常よりお得に乗れる方法が3つあります。

① 新幹線eチケット

えきねっとで予約できるeチケットを使えば、片道200円引きで購入できます。購入後は交通系ICカードに座席情報を紐づけ登録して、チケットレスで乗車します。

窓口に並んだり、券売機に立ち寄る必要がなく、そのままICカードで新幹線に乗車できるのでとても便利です。

詳しくはこちら
新幹線eチケットサービス

② JRE POINTアップグレード

JRE POINTを貯めている場合、そのポイントを使って座席をグランクラスにアップグレードできます。北陸新幹線なら、以下のポイントでアップグレード可能です。

列車名グランクラス
(飲料・軽食なし)
グランクラス
(飲料・軽食あり)
かがやき6,000ポイント8,000ポイント
はくたか5,000ポイント設定なし
あさま5,000ポイント設定なし

ちなみに、JREポイント8,000ポイントを使えばグランクラスにタダで乗れる!というわけではありません。

東京→長野(通常期)の場合

これはアップグレード扱いなので、たとえば東京〜長野間の場合は、ポイントに加えて8,140円の支払いが必要になります。

つまり、8,000ポイント+8,140円で、通常19,000円のグランクラスに乗れるという仕組みです。

詳しくはこちら
JRE POINTアップグレードをご利用の場合(えきねっと)

③ クラブツーリズムのツアーに参加する

通常、旅行会社の「新幹線+ホテル」パックではグランクラスが選べないことが多いのですが、クラブツーリズムのツアーなら団体専用枠を確保しているため、グランクラスに乗れるプランがあります。

一人参加専用のコースもあるので、憧れのグランクラスでお得に、気兼ねなくワンランク上の旅を楽しむことができます。

ツアーの詳細は、公式サイトの検索窓に「グランクラス」と入力してチェックしてみてください。
クラブツーリズム公式サイト

まとめ

東京から長野までの短い区間でしたが、北陸新幹線「かがやき号」のグランクラスに乗ってみた感想を正直に述べると、

グランクラスに乗ってよかった点

・東京駅で専用ラウンジが使える。
 静かな空間で出発前のひとときをのんびり過ごせました。

・アテンダントによる丁寧なサービス。
 軽食とドリンクの提供があり、まるで飛行機のビジネスクラスのような気分に。

・とにかく静かで落ち着ける
 車内は驚くほど静か。心からリラックスできます。

・JRE POINTでの予約もOK
 ポイントが貯まっている方なら、お得にグランクラスに乗車できます。

気になった点

・やっぱりお値段は高め
 短距離だと割高に感じるかもしれませんが、この上なく贅沢に過ごしたい日にはアリです。

・ホームの一番端に停車
 エスカレーターや階段から遠いので、乗車前は少し歩くことになります。

・アテンダントサービスは「かがやき号」のみ
 同じグランクラス車でも、はくたか号、あさま号では座席のみの提供となっています。


グランクラスの魅力は、移動時間そのものが特別感満載で「ごほうび移動」になること。今日は最高に贅沢したいなと思ったときは、グランクラスという選択肢も大いにアリです。

今回は東京〜長野という短い区間でしたが、それでも乗ってよかったと心から思える体験でした。また機会があれば、金沢や福井までもう少し長く乗ってみたいです。

グランクラスでの旅を検討する際に、少しでも参考になれば嬉しいです。

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