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秋田県・大館駅「鶏めし弁当」|最高にうまい駅弁を巡る鉄道旅行記

花善鶏めし御膳 ∎国内旅行記

~できたてホカホカの「鶏めし」と、小坂鉄道の廃線跡、秋田犬にも出会える鉄道の旅。

乗り鉄して旅先で駅弁を食べる。鉄道旅行の醍醐味ですよね。最近では東京駅や新宿駅などの駅弁屋に有名駅弁が大集合しているので、現地まで行かなくても購入できるようになりました。

しかし、旅先の本場で、できたての駅弁を食べてみたい!と、「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」を使って、東北地方の有名駅弁を巡る旅をしてきました。

目指すは秋田県・大館駅!

最初の目的地は、秋田県のJR大館駅。ここの名物駅弁と言えば、全国的に有名な「鶏めし弁当」です。

70年以上続くスーパーロングセラー駅弁、かつ、第4回「駅弁味の陣」グランプリも受賞している、すごい駅弁なんです。何回食べても飽きない、見つけたら買わずにはいられないほど、本当においしい!

東京から約5時間30分かけて、大館駅へと向かいます。(大館への行き方は最後に紹介しています)。

花善「鶏めし弁当」

大館駅を出るとすぐ目の前に「鶏めし」と大きく掲げられたおしゃれなビルがあります。ここが目的地の「花善」さんです。

JR奥羽本線、花輪線の大館駅
大館駅前の花善ビル(ピーク時には満車になるほど賑わいます)

建物の1階には早朝6:30から営業している駅弁販売店があるほか、10:00~14:30のランチタイムだけ営業する御食事処があります。ちょうどお昼どきでもあったので、ビルの前の駐車場は満車です。

花善さんの「鶏めし弁当」は、やや甘めの炊き込みご飯が最高に美味しいのです!ご飯の上にゴロっと乗っかった鶏肉の甘辛煮もコリっとした弾力があってこれまたウマい!そぼろ卵と栗の甘露煮、インゲンが彩りを添えています。

第4回「駅弁味の陣」グランプリに相当する駅弁大将軍に選ばれた「鶏めし弁当」
第5回「駅弁味の陣」駅弁大将軍に選ばれた「比内地鶏の鶏めし」。花善さんは2年連続グランプリ!

昭和22年の発売開始から変わらず、今も一つ一つ手作業でおかずやごはんを詰めているそうです。

花善の御食事処

今回の旅の最大の目的はできたてを食べること!ここ大館に来ないと食べられない、ホカホカの「鶏めし」を御膳でいただきます。

早速、御食事処に入るとめちゃめちゃ賑わっています。カウンターとテーブル席、お座敷もあります。ちょうど窓際のカウンターが数席空いていて、待たずに入れました。が、続々とお客さんがやって来て満席になりました。

メニューを見ると、お目当ての「鶏めし御膳」のほか、出汁茶漬けや能代うどん、チャーハン、カレー、ラーメンまであります!「鶏めしチャーハン」にめちゃめちゃ興味をそそられたのですが、初めて訪れる御食事処となると、まずは一番人気の「鶏めし御膳」を選んでしまうわけです。

私の横に座った出張で来たのであろうビジネスマン2人組が「チャーハンがおすすめって聞いた」と話しています。やっぱり気になるメニューです。

浮気しそうな気持ちを抑えて、鶏めし御膳を注文します。

「鶏めし御膳」実食!

するとほどなく、やってきました!御食事処の一番人気「鶏めし御膳」です!

あったかい鶏めしです!曲げわっぱに入っています。お味噌汁とサラダ、小鉢までついています。

早速、実食!

ああ、やっぱり美味しい~!!!

やや甘めの炊き込みご飯が最高に美味しいのです!駅弁ももちろんウマいのですが、できたてホカホカふわふわの鶏めしは格別です。ご飯はあきたこまちだそうで、地元の方々はこれをいつも食べられるんだと思うとちょっと嫉妬します。

ご飯の上にゴロっと乗っかった鶏肉の甘辛煮も、これまたウマい!コリっとした弾力がありつつ、あったかいので弁当よりもジューシーで柔らかい食感です。

お味噌汁の具は珍しいじゅんさいです。ぬるっとした感じがなめこ汁に似ています。日替りの小鉢は茄子の煮びたしでした。

意外だったのはサラダ。シャキシャキのキャベツの千切りにさっぱりした和風ドレッシングがかかっていました。透明な海藻のコリコリ食感が加わり、カニカマ付き。想像以上においしかったです。

一口ずつゆっくり噛みしめながらいただいたつもりですが、あまりのおいしさにあっという間に完食しました。ほっこり幸せ気分。ごちそうさまでした!

大館駅前の立ち寄りスポット

今回の旅、青森方面に戻る列車時刻までちょっと時間があります。すぐそこに鉄道好きには見逃せないスポットがあるので立ち寄ります。

大館市の観光交流施設「秋田犬の里」です。秋田犬にまつわる展示物のほか、観光案内所やお土産の売店、休憩施設が入っています。犬好きにはたまらないスポットです。

外観は忠犬ハチ公が実在した当時の二代目渋谷駅がモチーフ
観光案内所のほか、秋田犬グッズ、大館のお土産売場もあります
秋田犬のルーツや特徴などを知ることができます
秋田犬の実物とご対面できます(現在はガラス越し見学のみ)

そして、ここには鉄道好きにはたまらない、小坂鉄道の廃線跡を利用した公園が併設されています。単線のレールがそのまま残っており、全長300メートル手漕ぎトロッコを走らせるようになっています。踏切跡もあり、小坂方の末端は「鉄道パーク」として整備されています。

さらに、東京・渋谷から持ってきた東急5000系「青ガエル」が展示してあります。秋田犬と言えば、忠犬ハチ公が有名ですが、そのつながりで東京都渋谷区と交流があるそうです。

大館に来たらぜひ立ち寄ってみてください。

渋谷からやって来た東急の青ガエル電車が展示されています
小坂鉄道の廃線跡を利用した手こぎトロッコの線路

大館への行き方

東京から大館へ最も早い時間に到着できるのは飛行機です。羽田空港から大館能代空港へANA便が運航されています。空港からは大館駅前までリムジンバスが出ており、11:13に大館駅に到着することができます。

鉄道の場合は、①東北新幹線で新青森を経由する ②秋田新幹線で秋田を経由する ③盛岡から花輪線を利用する3つのルートがありますが、最も早い時間に到着できるのは①新青森を経由するルートで、大館駅に12:09に到着します。

今回、東京駅6:32発の東北新幹線はやぶさ1号に乗車しました。新青森まで約3時間20分ほど、9:49に到着です。

全国から駅弁が揃う東京駅の「駅弁屋 祭」でも買えますが…
はやぶさ1号で新青森を目指します

ここから大館へは奥羽本線に乗り換えるのですが、約1時間後の10:45発の普通列車まで約1時間待ちです。実は、大館まで最速で行ける特急「つがる」は、はやぶさ1号が到着するたった6分前の9:11にすでに出発しているという、若干嫌がらせのようなダイヤ(泣)。

盛岡駅では東北新幹線と秋田新幹線の連結・切り離しを見ることができます
東京駅から約3時間20分で新青森に到着

と愚痴を言っても仕方ないので、新青森駅で1時間の暇つぶしをどうしようかと思っていたのですが、改札を出ると土産店や飲食店が数多くあり、思いのほか充実した時間を過ごすことができました。

新青森駅
コンコースにミニねぷたが展示されています
新青森駅1階にある「CAFE 水とコーヒー」
青森県産りんごのアップルパイとコーヒー、美味しかったです

新青森から普通列車で約1時間20分、大館駅には12:09に到着です。以前あった大きな四角い駅舎は姿を消し、絶賛建て替え工事中。小さなプレハブの仮駅舎の姿でちょっと残念でした。2023年に地元木材を使った交流センターを併設した駅舎と立派な駅前ロータリーができるそうです。

絶賛建て替え工事中の大館駅仮駅舎
帰りは14:09発「特急つがる」青森行に乗車しました!

JR大館駅は大館市の中心部から2kmほど離れており、駅前には高いビルや商店街のようなものは見当たりません。

奥羽本線の普通列車は1~2時間おき、特急列車は1日3往復です。列車本数は多くありませんが、ここから市街地へはバスが1時間に2~3本出ており、大館市内の交通の結節点として機能しているようです。

まとめ

今回初めて花善さんの御食事処を訪ねたのですが、たくさんのお客さんで賑っており、「鶏めし」は地元の方々にも愛されている郷土料理なんだと分かりました。

おひとり様だったのでカウンター席に通されたのもラッキー。窓からは大館駅が真正面に見え、鉄道好きにとってはたまらない光景で食事ができました。新駅舎ができたらどんな景色になるのだろう?と想像しながらいただくと、おいしさも格別でした!

カウンター席では大館駅を正面に見ながら食事ができます
鶏めしチャーハン (写真:花善ホームページ)

そして、またここへ来る理由もできました。新駅舎が完成したときにチャーハンを食べに来よう!そう誓って花善さんをあとにしたのでした。

「シウマイ弁当」で有名な横浜の「崎陽軒」さんが「焼飯弁当」を出しているように、冷めててもおいしい焼飯が実現できれば、「花善の鶏めしチャーハン弁当」をぜひ駅弁で出してほしいです。「鶏めし」の美味しさを知っている人であれば、興味をそそられること間違いなしです!
  

【店舗データ】
花善
秋田県大館市御成町1丁目10番2号
ホームページ
≪営業時間≫ お食事処 10:00~14:30(L.O.)※弁当販売 6:30~19:00
≪アクセス≫ JR大館駅前すぐ

 

 
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