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韓国・ソウル|一人旅におすすめ!ソウル郊外の超穴場グルメスポット3選

カンジャンケジャン ∎海外旅行記

~ 麻浦・汝矣島のローカル食堂。一人でも気軽に入りやすい、安心して美味しく食べられる飲食店をご紹介

自分の好きな場所を観光して、好きなお店で食事をして、自分のペースで自由に行動できる一人旅ですが、韓国料理はシェアするスタイルが多いので、一人飯でお店選びに迷うこともあるかと思います。

そこで、韓国一人旅をする方にぜひおすすめしたい、一人でも気軽に入れて、美味しいお店をご紹介します。

今回は、ソウル中心部から20~30分ほど離れた郊外にある、ローカル感満載の3店舗。外観はちょっと入りにくいかもしれませんが、地元の方たちに人気のお店です。少しでも参考になれば嬉しいです。

麻浦|カンジャンケジャン

隠れ家的存在のミシュラン常連店!

韓国に来たら絶対に食べたいグルメの1つが、「カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)」です。

カンジャンケジャンは1人前の相場が4,000円~5,000円ほどする高級料理なんですが、せっかく韓国に来たのだから、奮発して美味しいと評判の店でいただきたい!と、数ある有名店の中から、ソウルの麻浦(マポ)エリアにあるカンジャンケジャン専門店「眞味食堂(チンミシクタン)」を選びました。

食べやすいようカットされた状態で運ばれてきたワタリガニ。手袋をはめて、カニの身を押し出しながら吸い付くように食べます。

醤油ダレにほどよく漬かったカニの身。一口食べた瞬間、まろやかな旨味が口いっぱいに広がります!カニの身はとろけるように柔らかく、あまりにおいしくて悶絶しそうなほどでした。

甲羅の部分にはご飯を入れて、カニ味噌と醤油ダレを混ぜて食べます。これがまた美味しいんです!「うまい!」「おいしい!」を数えきれないほど連発しました。

お店紹介「眞味食堂」

専門店だけあって、メニューはカンジャンケジャンの定食1つだけです。お店に着いて人数を言えば、テーブルに案内され、注文しなくても人数分のセットが運ばれてきます。

定食(セット)なので、ご飯、味噌チゲのほか、おかずがたくさんついてきます!

外観は超ローカルなお店ですが、入口にはミシュランガイド掲載の証がズラリと並んでいます。

⚠️日本語メニュー無し。日本語はほぼ通じませんが、メニューは1つしかないので、人数を伝えることができれば大丈夫です。

場所は地下鉄5号線「エオゲ駅」の4番出口から徒歩5分ほど。空港鉄道の孔徳(コンドク)駅からも徒歩10分ほどです。

【店舗データ】
진미식당(眞味食堂)
チンミシクタン
≪営業時間≫ 11:30~15:30、17:00~20:00(月~金)~19:00(土)※料理が無くなり次第閉店 ※日祝休み
≪Naver Map≫ https://naver.me/F1IMILbp

汝矣島|ブデチゲ

地元で人気の超ローカル店!

私が鍋料理の中で一番大好きな「ブデチゲ」。漢字で「部隊チゲ」と書くのですが、ひと昔前に軍隊で食べられるようになったのが始まりで、キムチチゲにスパムやモチ、チーズ、インスタントラーメンなどが入っています。

ごった煮と言われればそれまでですが、いろんな具材から出たこってり濃厚なスープがとっても美味しいんです!

今回は汝矣島(ヨイド)にある人気店「ヒジョン食堂(シクタン)」でいただきました。

店に入るとアジョシ(=おじさま)が、「日本人ですか?」「ブデチゲ?」と声をかけてこられたので、「ネ(=はい)」と答えると、テーブルに案内されました。このアジョシがとってもフレンドリーで、嬉しそうにカタコト日本語で話しかけてきてくれます。

ほどなく、おかずと雑穀ご飯、そして鍋が運ばれてきました。ぐつぐつしてきたところで、店員さんがチェックしにきて「食べてOK」サインを出してくれます。

本場のプデチゲ、やっぱりおいしいです!コクのある辛うま鍋、夢中になって食べ進めました。

具材を平らげるとかなりお腹いっぱいですが、追いラーメンしたり、〆にご飯を追加してポックンパブ(焼き飯)にすることもできますよ。

お店紹介「ヒジョン食堂」

地下鉄5号線「ヨイナル」駅近くの地下にある、ローカル感満載の食堂です。地下へ下りる階段からしてレトロなのでちょっと入るのに勇気がいるかもしれませんが、テレビでも紹介されている地元の人気店です。

たくさんのお客さんで賑わっていますが、日本人観光客はそれほど多くないようです。鍋料理ですが1人前から注文できるので、一人で入店できる嬉しいお店です。

⚠️日本語メニュー無し。日本語はあまり通じませんが、「ブデチゲ」と人数を伝えることができれば大丈夫です。

【店舗データ】
희정식당
ヒジョン食堂(シクタン)
≪営業時間≫ 11:30~23:00 ※日曜休み
≪Naver Map≫ https://naver.me/FT0knznc

汝矣島|スンデグク

スンデという食べ物をご存知ですか?モチ米や春雨、香味野菜などを腸詰にした、韓国版ソーセージとも言われる食べ物です。

豚の血を混ぜているので、色が黒っぽくて、見た目はかなりインパクトがあります。味は意外にあっさりしていて、モチモチっとした食感でおいしいんですよ!

屋台でもよく見かけるスンデ。そのまま茹でて藻塩やコチュジャンで食べてもよいのですが、初めてスンデを食べる方におすすめなのが、スンデグク(スンデ入りスープ)です。

心も身体も温まる、スンデ入りユッケジャン!

シンプルなスンデグクは豚の骨を煮出した白いスープなのですが、私が好きなのはスンデ入りのユッケジャンです。

今回はスンデグクが代表メニューになっているチェーン店に入ってみました。

オーダーしてほどなくすると、グツグツ煮立ったユッケジャンとご飯が運ばれてきました。

フーフーしながら一口。具材の旨みが溶け込んだスープがおいしいんです!

肉も野菜もスンデもたっぷり入っていて、ボリュームも栄養も満点!スンデは独特の臭みが消えて食べやすくなっているので、バクバク食べられます。

ご飯はそのままでも、ユッケジャンに投入してクッパにしてもOKです。白菜キムチとカクテキはセルフサービスになっているので好きなだけ食べられますよ。

お店紹介「クンマムハルメ スンデグク」

ソウル市内や京義道を中心に展開しているチェーン店。スンデグクはもちろん、ヘジャングクなどのスープ類、ポッサム定食、単品スンデなどのメニューもあり、どれもリーズナブルです。

ちょっと難しい店名ですが、訳すと「大好きなおばあちゃんのスンデグク」というとてもかわいらしい名前です。

汝矣島にほど近い、永登浦(ヨンドゥンポ)エリアは「スンデ」が有名で、スンデ横丁と呼ばれる通りもあるほどです。こんど機会があれば、ローカルなお店でスンデグクをいただいてみたいと思います。

⚠️日本語メニュー無し。日本語は通じませんが、メニューに写真が付いているので、指差しでもOKです。

【店舗データ】
큰맘할매순대국 여의도역점
クンマムハルメ スンデグク ヨイドヨクジョム
≪営業時間≫ 24時間 ※店舗により異なる
≪Naver Map≫ https://naver.me/GrSqULqU

まとめ

今回は、ソウル郊外にある地元の人たちに人気のローカル店をご紹介しました。

日本人観光客がそれほど多くなく、地元の人たちに混じっていただくと、韓国旅行に来ていることをより実感できますよ。

気楽な一人旅ですが、韓国では一人で外食をする文化があまりないので、2人前以上でないと注文ができないメニューや、おひとりさまでは提供してくれないお店もあったりします。

ただ、最近では韓国でも一人で食事を楽しめるお店も増えてきているようなので、実際に訪れてみて気になるお店があったら、ちょっとだけ勇気を出してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

※知っておくと役立つ韓国の食事マナーはこちら。

⚠️韓国ではGoogleマップの徒歩ルート検索ができないので、NAVER Map(ネイバーマップ)アプリをダウンロードしておくと便利です。

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