~ 八食センターとみろく横丁。八戸グルメの王者、ブランド鯖と海鮮バーベキューに舌鼓み!車無しでも楽しめる、1泊2日の週末旅〈1日目〉のリポート。
日本の鉄道を全線乗りつぶす旅をしていたとき、実際に訪れてみて心地よいと感じる街がいくつかありました。そのうちの一つ、青森県八戸市を再び訪れてきました。
八戸市にはイカや鯖などの海鮮グルメや、魅力的な人気観光スポットがたくさんあるんです!東京からアクセスも良く、公共交通機関も充実しているので、車が無くても観光しやすいというのも嬉しいポイント。
今回の旅プランは、土日を使った1泊2日の週末旅。1日目の旅程をご紹介します。
週末旅のモデルプラン
1日目のスケジュール
- 08:37発東京駅から東北新幹線に乗車
朝ごはんに、東京駅改札内の「駅弁屋祭」で八戸の駅弁を購入。早速、八戸グルメを味わいます。特に「三咲羽や」さんの駅弁はどれも美味しくておすすめです。
- 11:26着八戸駅到着
はやぶさ号で3時間弱、八戸駅に到着です。ホームは1階、改札口は2階にあります。コンコースから見下ろす新幹線の風景は新鮮です。
- 11:45発八食100円バスに乗車
東口のバス乗り場から、八食センター行きの100円バスに乗車します。
- 11:57着八食センターで海鮮バーベキュー
魚介、お肉、野菜、何でも揃う八食センターで好きな食材を買って、贅沢に炭火焼でいただくのは最高です!
- 14:25発200円以下バスで八戸市街地へ
八食センターから八戸市中心街への移動は直通バスが便利。
- 15:00ホテルにチェックイン
八戸の中心部にあるホテルに宿泊。荷物を置いて、街に繰り出します。
- 15:30ポータルミュージアムはっちを見学
八戸の自然や歴史、文化といった魅力や見どころを紹介する文化観光交流施設です。お土産や工芸品、観光情報も盛りだくさんです。
- 17:30八戸のイカ・サバを堪能
八戸グルメといえば、全国有数の水揚げ高を誇る活イカと、脂ノリが最高の八戸前沖さばははずせません!
- 20:00みろく横丁で〆め
小さな屋台が集まったみろく横丁。何軒かハシゴしても良し、店主さんと会話を楽しんでも良しです。
グルメスポット・交通の紹介
八食100円バス
八食センターは八戸駅から3.5kmほど離れたところにあります。八戸駅から100円で行ける直通バスが運行されています。
八食センター行きバス乗り場は、八戸駅東口を出て右側、ユートリー(VISITはちのへ)の前にある4番のりばです。
バスは昼間時間帯に約1時間おきに運行されていて、八食センターへは約12分で到着します。
後ろの扉から乗り・前から降ります。運賃は降りる時に支払います。Suica、PASMOなど、全国の交通系ICカードが利用できます。
週末は比較的混み合っているようなので、バス停には余裕を持って行くことをおすすめします。
🔗【JR八戸駅発着】八食100円バスの詳細・時刻表
八食センター
八戸に来たらはずせない人気の観光スポット!新鮮な魚介類に肉や野菜、お酒、お菓子、雑貨、土産物まで、八戸の美味しいものと特産品が何でも揃っている、巨大な市場です。
特に鮮魚店が数多く並んでいて、獲れたての活魚や干物、珍しい魚介まで種類が豊富です。
ここには館内で購入した食材をすぐに炭火で焼いて食べられる「七厘村」があり、海鮮バーベキューを楽しめます。
「七厘村」の利用方法
① 受付で利用料(大人500円/小学生200円)を支払い、BBQセットと席を確保します。2時間制です。
② 八食センター内の店舗で食材を購入します。
お店がたくさんあるので、どこで買おうか迷ってしまうほどです。
店主さんたちに今日のおすすめや美味しい食べ方をいたりと、会話をしながら食材を買い求めていくのも楽しいです。
マグロ、イカ、サバ、ホタテ、カニ、三陸名物の牡蠣やホヤなどなど、とにかくバラエティ豊か。
魚介以外にも、お肉、野菜、甘味まで何でも揃っています。食材はお店ごとに会計します。
③ 席に戻って炭火焼を堪能します。ご飯、せんべい汁、地酒や青森産りんごジュースなどは、受付の販売コーナーでも購入できます。
④ 食べ終わったら、BBQセットを返却カウンターに戻します。
それにしても、ほとばしる貝汁に香ばしい香り、炭火焼きって何でこんなに美味しいんでしょうね。こんな贅沢はなかなかできませんが、最高のランチです!
八食センター内には、寿司や海鮮丼などのレストランもあるので、気軽に食事もできます。また、地元の特産品や工芸品なども販売されています。
工芸品づくり体験会や料理教室、フリーマーケットなどの体験イベントも頻繁に開催されているようです。
詳細はぜひホームページでチェックしてみてください。
【店舗データ】
八食センター
青森県八戸市河原木字神才22-2
ホームページ
≪営業時間≫ 市場棟:9:00〜18:00 味横丁:9:00〜18:30 厨スタジアム:9:00〜21:00 ※定休日: 水曜(変更の場合あり)
≪アクセス≫ 八戸駅より八食センター行きバスが便利です
200円イカ(以下)バス
八食センターを楽しんだ後は、八戸の中心市街地へと向かいます。八食センターからは約5km離れているので、直通バスが便利です。
バスは昼間時間帯に約1時間おきに運行されていて、中心市街地までは約20分で到着します。運賃は200円です。
🔗【中心街発着】八食200円以下(イカ)バスの詳細・時刻表
みろく横丁
八戸は横丁の街と言われるだけあって、中心街に8つの横丁があります。中でもぜひ立ち寄りたいのが「みろく横丁」です。
小さな屋台が20店舗以上集まっている、地元の人たちにも観光客にも人気のグルメスポットです。
みろく横丁は、三日町通りと六日町通りに面していることから(三六=みろく)と名付けられたそうです。
昭和の香りのするノスタルジックな横丁で、八戸の郷土料理から洋食、おばんざい、お洒落なビストロやバルなど、個性豊かな屋台が揃っています。
まるでお祭りの縁日やテーマパークのような雰囲気にテンションが上がります。
店主さんや隣に座った地元の人たち観光客と会話をするのも楽しみの1つ。横丁初心者でも安心して、おいしい料理やお酒を味わえる、とてもすてきな屋台村です。
【店舗データ】
青森県八戸市三日町~六日町
ホームページ
≪営業時間≫ 営業時間店舗により異なる
≪アクセス≫ 三日町バス停、六日町バス停すぐそば
八戸グルメを堪能する
八戸港はイカ、サバ、イワシの水揚げ量が全国トップクラスの港町。特に 「八戸前沖さば」と呼ばれるブランド鯖は、日本一脂がのったサバと言われるほど人気があります。
せっかく八戸に来たのなら、新鮮でないと食べることができない、鯖の刺身やイカの活造りをいただきましょう!
そして、様々な食べ方を楽しめる鯖料理。八戸では、八戸前沖さばアイディア料理コンテストが開かれているほどです。
串焼き、〆鯖、味噌煮など定番料理はもちろんですが、サバカツ、サバのつくね、サバアイスまで登場しています。
八戸ならではの鯖料理、ぜひいろいろな食べ方を味わってみてください。
八戸で人気のご当地ラーメンもはずせません。鶏ガラと煮干しをメインにした醤油味のスープに、ちぢれ麺が特徴の八戸ラーメン。どこか懐かしさを感じるあっさりした優しい味わいです。
今回はみろく横丁内にある「めん匠」さんでいただきました。ミニサイズもあって飲んだ後の〆にぴったり!美味しくいただきました。
八戸で見つけた美味しい店「サバの駅」
みろく横丁の六日町側入口のそばにある「サバの駅」。駅とついていますが鉄道系のお店ではなく、八戸前沖さば料理専門店です。
こちらの銀鯖の串焼きや、しめ鯖、銀鯖のづけ丼は本当に絶品です!八戸の地酒と共に、ぜひ味わってみてください。
【店舗データ】
サバの駅
青森県八戸市六日町12 大松ビル
ホームページ
≪営業時間≫ 17:00~22:00 ※定休日:日曜(変更の場合あり)
≪アクセス≫ 六日町バス停向かい
八戸にお得に行く方法
首都圏と八戸の往復には、通年で販売されているお得なフリーきっぷが見当たりません。
東北新幹線の特急券は、えきねっとなどで割引購入可能ですが、八戸に旅行や出張で訪れる方は、日帰りより宿泊する方が多いのではないでしょうか。
宿泊代も考慮すると最もお得な方法が、旅行会社が販売している「往復の交通とホテルの宿泊をセットで予約できるプラン」です。
旅行会社の宿泊セットプラン
数々の旅行会社がプランを出していますが、東京と八戸の往復で使いやすいのは、日本旅行 や JTB の JR+宿泊プランです。行きと帰りで、東北新幹線の普通車指定席とグリーン車を組合わせて選ぶこともできます。
■JTBではお得なクーポンが出ることもあるので、チェックしてみてください。
但し、同じ区間の往復ではない時や、日帰りの時、途中下車したい時などは利用できません。利用の際には条件をよく確認してください。
まとめ
東京から東北新幹線で約3時間。イカ、サバ、イワシの水揚げ量が全国トップクラスの青森県八戸市で、海鮮グルメを堪能しました。
・東京駅で八戸の名物駅弁を購入!
・八食センターで市場で買った新鮮な魚介を七厘で炭火焼き!
・サバの駅で地酒と八戸前沖さばを堪能!
・みろく横丁でハシゴ酒。八戸ラーメンで〆め!
このほかにも「せんべい汁」や、ウニとアワビを使った贅沢なお吸い物「いちご煮」といった郷土料理など、八戸にはおいしいものがたくさんあります。
八戸にまだ行ったことがないという方、ぜひ一度訪れてみてください。観光に必要な公共交通機関も整備されているので、車が無くても楽しむことができますよ。
2日目は、館鼻岸壁の朝市に繰り出し、ウミネコが集まる蕪嶋神社を巡り、種差海岸をウォーキングを楽しむプランです。続きは次のブログでご紹介します。
※2日目の旅程はこちら
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