当サイトはアフェリエイト広告を利用しています

ニュージーランド|オークランドとウェリントンの都市近郊鉄道に乗ってみた

Britomart Station 海外トラベル

~ オークランドとウェリントンの鉄道を乗り比べた感想と、乗り方や料金についてレポート!

オークランドの鉄道 Auckland Train

ニュージーランドの公共交通機関といえばバスが主流ですが、実は都市鉄道も一部で運行されています。

オークランドとウェリントンでは、主に通勤・通学向けに鉄道が利用されており、日本の都市鉄道とはまた違った雰囲気が楽しめます。

観光目的での利用は少ないかもしれませんが、鉄道好きの方にとっては乗ってみる価値があるはず。今回は、そんなニュージーランドの都市近郊鉄道の乗車体験をお届けします!

オークランドの都市鉄道

ニュージーランド・オークランドの都市鉄道は、2022年から「Auckland One Rail (AOR) 」により運営されています。

特徴と路線概要

オークランドの都市鉄道は、イースタン(東部)、サザン(南部)、ウェスタン(西部)、オネフンガの4路線。オークランド中心部のブリトマート駅(地下駅)を起点に郊外へ延びています。

現在はオークランド中心部をループ状にするための延伸工事が進められています。

渋滞回避の通勤客に利用されることが多い路線ですが、パーネルやニューマーケット、マウントイーデンやキングスパークなどの観光名所やショッピングエリアへのアクセスにも利用できます。

また、パヒヌイ駅からオークランド空港行きのバスと鉄道を組み合わせることで、空港へのアクセスも提供されています。但し、このルートを利用するには路線バスに乗車するため「AT HOPカード」が必須となります。

料金と運行状況

オークランドの鉄道料金は5つのゾーンに分かれており、何ゾーン経由するかで料金が決まっています。

鉄道のチケットは現金でも購入できます。大人片道料金は、City=1ドル、1 zone=4ドル、2 zones=6ドル、3 zones=8ドル、4+ zones=10ドルです。子どもや学生、シニアなど割引料金もあります。

「AT HOPカード」というオークランドエリア専用のICカードを利用すると、さらに割引があります。

オークランドの鉄道 Auckland Train

AT HOPカードは1日あたりの上限額が20ニュージーランドドルに設定されているため、何回乗車してもそれ以上の運賃はかかりません。そのため、観光客向けの1日乗車券は設定されていません。

鉄道の運行時間は朝5時台から23時台までで、金曜・土曜は深夜まで延長されます。

日曜・祝日は運行本数が減ります。おおむねラッシュ時は約10分間隔、昼間は約20分間隔で運行されており、オネフンガ線は終日30分間隔となっています。

路線図・時刻表・料金詳細はホームページから確認できます。

実際に乗ってみた

Britomart Train Station

ブリトマート駅はオークランドの中心部、クイーンストリートの北端にあり、マオリ語でWaitematā駅とも呼ばれています。

この駅は、2003年の鉄道延伸プロジェクトの一環として開業しました。歴史ある旧郵便局の建物を活用した駅舎と、地下に広がる近代的な鉄道施設が特徴です。

ブリトマート駅からニューマーケット駅まで、短い区間ですが乗ってみました。

Britomart Train Station

駅舎の中はクラシカルな空間が広がっています。構内には券売機、有人のチケット窓口、自動改札機などの鉄道設備が整っているほか、売店やカフェもあります。

券売機でチケットを購入しました。レシートのようなチケットで、QRコードを自動改札機にタッチして乗車します。

降りる時にもQRコードをタッチします。チケットは回収されないのでそのまま持ち帰ります。

Britomart Train Station

エスカレーターを降りると、巨大な地下空間に広々としたホームが広がっています。頭端式の3面5線の構造ですが、現在進行中のシティ・レールリンク(CRL)プロジェクトでループ線が完成すると、両側が直通化される予定だそうです。

Britomart Train Station

車両は3両、または6両編成です。車内はクロスシートが採用されています。

通勤時間帯には利用客も多いですが、日本の都市鉄道のような過密な混雑はなく、ゆったりとした空間が保たれています。そのため、ピーク時を除いて自転車も持ち込めます。

ブリトマート駅から地下を出るとすぐに急カーブにさしかかります。旧オークランド駅(現:Auckland Strand 駅)をぐるりと半周し、ビル群を抜けるとすぐにパーネルの静かな住宅街に入ります。

ニューマーケット駅に到着すると、周辺はショッピングエリアとして賑やかです。実際に乗ってみると駅の間隔も短く、街並みの移り変わりを短時間で楽しむことができました。

ウェリントンの都市鉄道

ウェリントンの都市鉄道は、2016年からTransdev Wellingtonが運営しており、バスやフェリーと共に「Metlink」という名称でブランド化されています。

特徴と路線概要

ウェリントンの都市鉄道は、カパティ(旧パラパラウム)、ジョンソンビル、メリング、ハットバレー(旧アッパーハット)、ワイララパの5路線。ウェリントン駅を起点に北部の郊外へ延びています。

カパティ線とハットバレー線はほとんどが複線ですが、ジョンソンビル線とメリング線は単線です。

鉄道車両は電車が主力で、ワイララパ線は非電化のためディーゼル機関車で牽引されています。

このほか、ウェリントンからパーマストンノースまでの140kmを走る「キャピタル・コネクション」も運行されています。

料金と運行状況

ウェリントンの鉄道料金は14のゾーンに分かれており、何ゾーン経由するかで料金が決まっています。

鉄道のチケットは現金でも購入できます。大人片道料金は、1 zone=3ドル、2 zones=4.5ドル、3 zones=6ドル…14 zones=22ドルです。子どもや学生、シニアなど割引料金もあります。

「Snapperカード」というウェリントンエリア専用のICカードを利用すると、さらに割引があります。

路線バスと鉄道が乗り降り自由な1日乗車券も販売されています。平日9時以降と土日祝日に利用可能で、ゾーン別の料金設定がされています。

ウェリントンの鉄道

鉄道の運行時間は朝6時台から23時台までで、金曜・土曜は深夜まで延長されます。日曜・祝日は運行本数が減ります。

おおむねラッシュ時は約20~30分間隔、夜間は約60分間隔で運行されています。ワイララパ線は1日5往復のみとなっています。

但し、鉄道はちょくちょく運休することがあり、その際にはバスによる振替輸送が行われます。

路線図・時刻表・料金詳細はホームページから確認できます。

実際に乗ってみた

ウェリントン駅からジョンソンビル駅まで、短い区間ですが乗ってみました。

ウェリントン駅

ウェリントン駅は中心市街地の北端に位置しています。1904年に開業した歴史ある駅で、重厚で立派な駅舎はウェリントンのランドマークにもなっています。

ウェリントン駅

ウェリントン駅は地上駅で、頭端式ホームの5面9線の構造です。10番線ホームに線路は無く、インターシティーの長距離バスや、インターアイランダーのフェリー乗り場へのシャトルバスが発着しています。

ウェリントンの鉄道

ウェリントンの都市鉄道には券売機や自動改札はなく、Snapperカード用のカードリーダーがホーム入口に設置されているだけです。現金で乗車する場合、車内で車掌に精算してもらう仕組みになっています。

ウェリントンの鉄道

電車は通常は2両または3両が連結された編成が多く、ラッシュ時には6両編成の電車も見られます。

通勤時間帯には利用客も多いですが、日本の都市鉄道のような過密な混雑はなく、ゆったりとした空間が保たれています。そのため、ピーク時を除いて自転車も持ち込めます。

ウェリントンの鉄道

車内はロングシートクロスシートを組み合わせた配置です。

ジョンソンビル線の旅は、ウェリントン駅を出るとすぐにトンネルへ入ります。トンネルを抜けると、急峻な山あいに広がる住宅地の間を縫うように列車が進んでいきます。

急カーブや急勾配が続き、速度を落として慎重に走るので、遊園地のアトラクションに乗っているような気分になります。途中、採石場が広がる無骨な風景も現れ、変化に富んだ車窓は最後まで飽きることがありませんでした。

Johnsonville Station

20分ほどで終点のジョンソンビル駅に到着。ホーム1面の無人駅で、広大なショッピングセンターの駐車場の端にポツンと佇んでいました。

すぐ近くには公立図書館やバス乗り場があり、人通りは多いのですが、鉄道よりもバス乗り場の方が賑わっていました。

まとめ

オークランドとウェリントンの都市近郊鉄道に乗ってみました。

実は以前、ニュージーランドの鉄道路線を旅したことがあり、その際に印象に残った車窓の景色があります。

オークランドでは住宅街を走る区間が多いのですが、ウェスタンラインのタマキドライブでは海沿いの美しい景色を楽しむことができます。一方、ウェリントンでは山間部や太平洋沿いを走る区間が多く、特にカパティ線のポリルア周辺では、美しいポリルアハーバーの景色が広がります。

今回、改めて乗ってみると新しい発見がいくつもありました。ニュージーランドのオークランドとウェリントンでは、都市近郊鉄道の路線延長やサービスの拡充が進んでいて、鉄道が通勤・通学の足として利用客も増えているようです。

その一方で、長距離列車に目を向けると、現在運行しているものはほぼ観光用のみとなり、かつての路線の多くが廃止されてしまいました。鉄道路線が年々縮小されていくのは、鉄道好きとしてはやはり少し寂しいですね。

ニュージーランドの鉄道が、より多くの人に利用される形で発展していくことを願っています。鉄道好きの方は、ぜひ一度ニュージーランドの列車旅を楽しんでみてください!


現在運行されている長距離列車旅行の詳細についてはこちら。
「The Great Journeys of New Zealand」

[忘備録:過去に乗車した長距離列車]
クライストチャーチ発着~グレイマウス(トランツ・アルパイン号)|~ピクトン(コースタル・パシフィック号)|~ダニーデン(サザナー号)
・オークランド発着~ウェリントン(ノーザン・エクスプローラー号)|~ロトルア(ガイザーランド・エクスプレス)|~タウランガ(カイマイ・エクスプレス)

出発前に、ニュージーランド旅行の必須アイテムをチェック!

・電子渡航認証(NZeTA)を申請・取得する
・入国審査カード(NZTD)を提出する
ニュージーランドで使える eSIM を予約する
Amazonでニュージーランドのお土産を探す
KLOOKのTravelPass で、現地ツアーやテーマパークのチケットを簡単に予約する

タイトルとURLをコピーしました