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台湾×鉄道旅|台北から台中へ、台湾の新幹線「高鐵」に乗ってみた

台湾高鉄・台湾新幹線 海外トラベル

~ 台中駅は2つある!高鐵と台鉄の違いとアクセス完全ガイド。台北駅での乗り方と、高鐵から台鐵の台中駅へ移動する方法をご紹介

台湾高鉄・台湾新幹線

今回、台北駅から乗車して、台湾中央部にある台中駅まで、台湾の新幹線「高鐵」で移動してみました。

台北から台中への移動に便利な台湾新幹線(高鐵)は、最短約40分で快適に移動できる人気の交通手段です。

台湾新幹線のチケットの買い方、台北駅の乗り方、そして台中駅から市街地への行き方を、写真付きでわかりやすくご紹介します!

「高鐵」と「台鐵」の違いを知っておこう!

台湾の各都市を結ぶ鉄道には、大きく分けて以下の2種類があります。

台湾高速鉄道(高鐵 / HSR):いわゆる新幹線。最高速度300km/h、台北~高雄を最短90分で結ぶ高速列車です。

台湾鉄道(台鐵 / TRA):各駅停車や特急などを含む在来線です。

⚠️台湾新幹線には〈台湾高速鉄道・台湾高鉄・高鐵・HSR〉などいろいろな言い方が混在していますが、駅での表示はほぼ「高鐵(HSR)」に統一されています。

台北駅

「高鐵」と「台鐵」は別々の会社が運営しているため、きっぷ売場やチケットカウンター(窓口)、改札口などの施設は完全に分かれています。間違えないように、しっかり確認してから向かいましょう。

台湾高鉄台中駅

座席も、自由席、指定席、ビジネス(グリーン車)の3種類で分かりやすいです。

自由席に乗る場合は、「のぞみ」「ひかり」「こだま」のような種別が無いので、必ず停車駅を確認してから乗車しましょう

※切符の買い方はこちらを参考にしてください。

高鐵の台北駅は地下にある

台湾鉄道の中心駅「台北駅」には、台湾高速鉄道(高鐵)のほか、台湾鉄道(台鐵)、台北メトロ(MRT)、桃園空港MRTが乗り入れています。

夜ライトアップされた台北駅はとても幻想的です。

堂々たる駅舎ですが、ホームや改札口はすべて地下にあります。

台北駅

駅舎内に入ると、飲食店やお土産店などの様々なショップがあります。

改札を通ると売店などがあまり無いので、必要なものがあれば、先に購入しておくと良いです。

中央は大きな吹き抜けのホールになっています。よくイベントが開かれているようです。

台北駅

1階にある窓口は台鐵(在来線)専用の切符売場です。

高鐵(新幹線)のチケットカウンターと改札口は、地下1階と地下3階、ホームは地下4階にあります。

台北駅

台北駅の地下はとっても分かりにくいので、とにかく【高鐵/HSR】の案内を頼りに進んでください。

台北駅駅弁売場

地下3階(B3)には、高鐵、台鐵、MRTの3つの改札口が向かい合うような形で配置されており、MRT から乗り換える時にとても便利です。

台湾高鉄・台湾新幹線改札口

自動改札は上から出てきた乗車券を受け取るとゲートが開く仕組みです。

掲示板で乗車ホームを確認して、地下4階のホームへ下ります。

台湾高鐵の乗車券は地下のチケットカウンターのほか、自動券売機で現金、またはクレジットカードで購入できますが、KlookKKday などのチケットサイトを利用して、事前購入しておくのがおすすめです。

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⚠️台北駅で地下3階から地下1階や地上の駅舎に出たい時には、ほぼ確実に迷子になります(笑)。改札口に直結する階段やエスカレーターが無いので、地下通路(地下街)を通りながら、1フロアずつ上がってください。

台北駅

もし、台北駅の地下から地上に出る際に迷った時は、とりあえず「M1」出口を目指すと駅舎の北側に出られます。

高鐵で台中へ!

地下の台北駅を出発、最初の約10分くらいはずっとトンネルで景色は見えません。板橋駅を過ぎると、ようやく地上に出ます。

車窓からは高層ビルや緑豊かな丘陵地帯、時には田園風景も見え、都会と自然がほどよく混ざり合う台湾の魅力を感じられます。

台湾高鉄・台湾新幹線車内

車内は日本の新幹線の雰囲気とあまりに同じすぎて、不思議な気持ちになります。

平日の昼間でしたが、自由席はほぼ満席でした。自由席は混み合うこともあるので、確実に座りたい場合は指定席の事前予約がおすすめです。

台湾高鉄・台湾新幹線

台北駅から高鐵台中までの乗車時間は、途中停車駅が少ないタイプで40分ちょっと。あっという間です。

車内の様子はこちら

台中駅は2つある!

高鐵(新幹線)の「台中駅」に着きましたが、ここは市街地の郊外にあたります。台鐵(在来線)の「新烏日駅」、台中捷運(MRT)の「高鐵台中站駅」と接続しています。

高鐵の台中駅

台湾高鉄台中駅
台湾高鉄台中駅

とっても広くて明るい高鐵台中駅。駅構内にはショップや飲食店がたくさんあってとても賑わっています。

ファミマ、スタバ、モス、マック、大戸屋、丸亀製麺、ミスド…まるで日本にいるみたいです。

台湾高鉄台中駅

改札口は2階にあり、屋外と屋内に連絡通路があります。駅の外に出ると、のどかな風景が広がっています。

高鐵から台鐵への乗り換え

台中の中心市街地へは、台鐵に乗り換えて4駅先の「台中駅」、または台中捷運(MRT)で「市政府駅」などへ向かうことになります。

高鐵台中駅

高鐵(新幹線)の「台中駅」は、台鐵(在来線)の「新烏日駅」、台中捷運(MRT)の「高鐵台中站駅」と直交する位置関係にあります。

台湾高鉄台中駅

高鐵(新幹線)の改札を出て、屋内の連絡通路を進むと、右側に台中捷運(MRT)の乗り場があります。

台鉄新烏日駅

連絡通路にはカフェやコンビニなどのショップが並んでいます。

鉄道グッズのショップもありました。お土産、雑貨、模型、Tシャツ、ガチャガチャなどいろいろ揃っていて、鉄道ファンでなくても楽しめます。


MRT高鐵台中駅

台中捷運(MRT)の駅には車両の絵が描かれていて、アトラクション乗り場のようなかわいらしいエントランスです。

台鉄新烏日駅

台鐵とMRTの駅は隣り合っていて、台鐵のホームからもMRTの列車を見ることができます。

市政府や文心路沿い(台中市のビジネス街・ショッピングエリア)が目的地の場合はMRTが便利です。


台鉄新烏日駅

連絡通路をそのまま直進すると、台鐵(在来線)の「新烏日駅」です。

高鐵と台鐵は運営会社が違うので、切符を改めて購入します。台鐵では悠遊カードが使えます。

台鉄新烏日駅

台中駅に向かう台鐵の列車は、1時間に3本~5本程度運行されています。発車時刻が毎時〇分のようにパターン化されていないため、運行間隔はけっこうバラバラです。

台鉄区間車

新烏日駅には自強号などの特急列車はほとんど停まらないため、台中駅への移動は区間車(普通列車)、区間快車(快速)が基本です。

台鐵の台中駅

高鐵の台中駅(新烏日駅)から、台鐵の台中駅へは10~15分ほどで到着します。

台鐵台中駅

台鐵の台中駅は解放感たっぷりの近代的な駅で、たくさんの人々が行き交っています。

台中駅

すぐ隣にはレトロな赤レンガ造りの旧駅舎も保存されているので、今度またゆっくり見学しようと思います。

台北から台中(市街地)までの所要時間は?

●高鐵(台湾新幹線)利用の場合
台北駅から高鐵台中駅(新烏日駅)まで約40〜50分。そこから台鉄に乗り換えて台鉄台中駅(市街地)まで約10〜15分。乗り換え時間を含めて、だいたい約1時間〜1時間20分です。

●台鐵(在来線)利用の場合
台北駅から台鉄台中駅(市街地)まで、特急列車で約1時間40分〜2時間30分です。

とにかく早く到着したい場合は高鐵がおすすめですし、乗り換えを避けたい時や旅費を抑えたい場合には台鐵の直通列車も良い選択肢です。

まとめ

実際に台湾新幹線(高鐵)に乗って、台北駅から台中駅まで移動してみました。

車内の設備や安定した走行っぷりは、まるで日本の新幹線に乗っているような感覚。あまりに同じすぎて、台湾にいることを忘れてしまうほどでした。

ただ、台湾で生活する人々だけでなく、観光客にも大人気の交通手段だけあって、比較的混雑していることが多いようです。

平日の昼間の自由席に乗車したのですが、ほぼ満席状態。絶対に座りたいなら指定席を確保することをおすすめします。

今度また乗るときには、ぜひビジネス車(グリーン車)に乗ってみようと思います。座席が横4列でスペースが広く、さらにお菓子とドリンクのサービスがつくそうです!

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■リンク集
・台灣高速鐵路 ホームページ(日本語)

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