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信州・安曇野✕レンタサイクル=最高!そよ風を感じながら、自分だけの絶景スポットを見つける

安曇野のじてんしゃひろば ∎松本・安曇野

~親切・丁寧な道案内と、きめ細やかなサービスで安心。穂高のサイクリングひとり

ちょっと気分転換したくなりました。パソコンやスマホをチェックすることからちょっと逃れたい…できるなら、すがすがしい空気のもと、ほっこりした時間を過ごしたい…。

そういうことなら、ベストなスポットがあるではないか!と、再び行ってきました、信州安曇野です!以前、大王わさび農場を訪れた際に、北アルプスの風景を楽しみながら田園地帯や川べりを自転車で走った時の、あの爽快感が再びよみがえってきました。

安曇野の市街地は傾斜の急なアップダウンは少ないので、自転車の旅はおすすめです。JR穂高駅を中心に「わさび農場」へと至る東側コースと、「山麓線」を走る西側コース、どちらも訪れてみたので、ご紹介します。

JR穂高駅へはどうやって行く?

まず松本駅を目指します。鉄道なら新宿から「特急あずさ」号に乗り、終点の松本駅までは2時間半~3時間ほど。名古屋からは「特急ワイドビューしなの」号で約2時間です。松本駅でJR大糸線に乗り換え、約30分でJR穂高駅に到着します。高速バスも利用できます。

東京方面からは乗り換えなしで行くこともできます。高速バスなら、バスタ新宿から白馬方面行きに乗り「安曇野穂高」で下車。鉄道は特急あずさ「南小谷(みなみおたり)行き」が1日1往復あります。

穂高駅
JR穂高駅:穂高神社をモチーフにした社殿風の駅舎は背景の北アルプスとの対比が美しい

穂高駅に降りた瞬間、すがすがしい空気感を感じることができます。駅舎は渋~い木造の建物です。このすぐ近くにある穂高神社をモチーフにしてあると知り納得。とても趣きがあります。

駅前のローターリーの向かいにある観光案内所で、ひととおり情報を入手しましょう。

「しなの庵」で自転車をレンタルする

駅前には徒歩1分圏内に自転車を借りられるお店がいくつかあるのですが、今回も「しなの庵」さんにお世話になります。

しなの庵さんは駅前どおりを進んだすぐ右手にあります。オレンジ色の看板が目印の小さなお店です。

駅前通りすぐ、オレンジの看板が目印の「しなの庵」さん、朝8時から開店していて一日を有効に使えるのがありがたい!
今回の相棒!宣伝プレートとかがついてないので、乗っていて恥ずかしくないのが嬉しい!

お店に入ると、シュッとしたご主人が出迎えてくれます。

とても親切で気さくなご主人。行きたい場所を伝えると、オリジナルのサイクリングマップを用意してくれて、道順を地図に印をつけてくれたり、坂道の場所や道中の立ち寄りスポット、安全なルートを教えてくれます。

この「事前レクチャー」が後々、どれだけ役立つことか、実体験することになります!

大きな荷物を預かってくれたり、肌寒いときには軍手も貸してくれたり、さらには場所を告げれば乗り捨てもできたりと、細やかな気遣いや融通がとても嬉しくありがたいです。

ルートがイメージできたら、普通自転車か電動アシスト自転車を選択します。急な坂道は少ないとはいえ、緩やかな坂道が続く場所もあるので、電動アシスト自転車がおすすめです。

アシスト機能の使い方のレクチャーを受けたら、いよいよ出発です!

「大王わさび農場」へ、日本の原風景を満喫するコース

まずは駅から自転車で1分のところにある穂高神社に参拝します。日本アルプスの総鎮守、交通安全、産業安全の守り神として広く信仰されています。今回の旅の安全を願い、パワーチャージをします。

荘厳な社殿の穂高神社
樹齢500年を超える、立派な孝養杉

参拝が終わったら、大王わさび農場へ向かいます。

大王わさび農場までの道のりはほぼ平坦。安曇野らしい風景が広がります。田園の中を真っ直ぐ伸びる一本道を疾走するのはとても爽快。その道を振り返ると、雪の北アルプスが見えます。時々 “振り返る”のがポイントです。

案内看板もあるので道に迷うことはありませんが、交差点や目印となるスポットなど、しなの庵で受けた道案内レクチャーがあまりに的確なことに感心します。

大王わさび農場へと続く一本道、爽快すぎる!
湧大王わさび農場

約20分ほどで「大王わさび農場」に到着。日本一広いわさび園ですが、なんと入場無料で散策できます!飲食店や体験施設も揃っているので、ぜひ「わさびグルメ」を堪能してみましょう。

わさび農場内にある水車小屋
広大なわさび畑が広がる

※大王わさび農場はこちらを参考にしてください。

駅への帰り道は、来た道とは別ルートを選択して、前面に北アルプスを見ながら、美しく透明な流れの穂高川沿いを走ります。

あまりに景色が美しいので、ゆっくり漕いだり、立ち止まって、ただボーっと景色を眺めたり。とても清々しい気分になります。

穂高川沿いから見える安曇野の田園と北アルプスの風景
常盤橋から眺める穂高川と北アルプス

60分ほど余裕があれば、ぜひ寄り道をしてみてください。
清流沿いの「せせらぎの小路」を巡ってみたり、「東光寺」で朱色の巨大な下駄を見物したり、「碌山美術館」を訪れて近代芸術に触れるのもよいですね。ステキなスポットがたくさんあります。

東光寺山門の前には、願いが叶うとされる吉祥仁王様の巨大な下駄が!
近代彫刻家・荻原碌山(ろくざん)の彫刻や絵画が展示されている碌山美術館

大王わさび農場へは片道20~30分ほど、わさび農場の見学を含めると余裕を持って3時間前後を見ておくとよいでしょう。

「おしゃれカフェ」を巡る、北アルプスの山麓線コース

穂高駅から西側、北アルプスに沿って麓を南北に通る「山麓線」とよばれる道路沿いには、隠れ家のような小さな美術館やギャラリー、カフェやショップが点在しています。

駅から山麓線に至るまでの道のりはなだらかな坂道を上り続けます。その途中、不思議な形の赤い屋根の建物が見えてきます。人気のカフェ「チルアウトスタイルコーヒー」です。カナディアンハウスのおしゃれな空間、ふかふかのソファで山の稜線を眺めながら、のんびり過ごすことができます。

そこから5分ほどで「安曇野ジャンセン美術館」。フランスの画家ジャン・ジャンセンの作品を集めた小さな美術館です。

さらに進んだ先の交差点を左折します。この道路が山麓線です。

チルアウトスタイルコーヒー
安曇野ジャンセン美術館

ほどなく、日帰り温泉「しゃくなげの湯」があります。建物の入口と駐輪場は道路沿いから奥に入った駐車場側にあります。
駐車場の片隅に「八面大王の足湯」があり、無料で入ることができます。
さらに、同じ敷地内にはファーマーズ マーケット「ビフ穂高」があり、地元の新鮮な野菜や名産品を購入することができます。

八面大王の足湯:無料で入ることができます
しゃくなげの湯:炭酸泉や家族風呂が楽しめる日帰り天然温泉

この先、山麓線沿いは小さなおしゃれスポットのオンパレードです。右側には山並み、左側には安曇野の田園風景を見ながら進むと、「安曇野の丘 村山ブルーベリー園」「The Art Studio 8」「安曇野ハーブスクエア」、大人気カフェ「アップル&ローゼス」と有名店が続々続きます。

そのほかにもたくさんのお店が点在しているのですが、すべて紹介していたらキリがないので…。思い思いの気になったスポットに自転車を止めて、ほっこりしちゃってください。

ハーブスクエア:ハーブを使ったグッズがたくさんあります
アップル&ローゼス:リンゴを使用したケーキ、パイが大人気

「アップル&ローゼス」の先には、「北アルプス牧場」とその直売店があります。甘すぎずミルクの味が濃厚なソフトクリームや、ヨーグルト、チーズなどが販売されています。

北アルプス牧場直売店
牧場の目の前でいただくソフトクリーム

北アルプス牧場から次のスポット「国営アルプスあづみの公園」までは20~30分ほどの距離があります。

駅からずっ~とこの辺りまで、なだらかな上り坂が続いていますが、電動アシスト自転車なら苦になりません。そしてやはり、しなの庵で受けた道案内レクチャーがあまりに的確なことに感心します。

右手に常念岳が顔を見せてきたら公園への入口です。ここから見える山並みは絶景です。

国営アルプスあづみの公園の入口から見える絶景

おすすめルートとしては公園から穂高駅へと戻るのですが、今回どうしても立ち寄りたいスポットがあったので、体力と相談して、そのスポットへ足を延ばすことにします。

「じてんしゃひろば」へ足を延ばし、絶景を堪能する

ここからはGoogle Mapに手伝ってもらい、北海渡(きたかいど)三叉路か、もう1つ先のカーブミラーのある路地を左折します。延々と続くなだらかな下り坂を疾走、とても気持ちが良いです。ブレーキを使わないとスピードが出過ぎるので注意してください。

20~30分ほどで「道の駅 アルプス安曇野 ほりがねの里」に到着します。物産センター、食堂、公園が併設されているので、少し休憩しましょう。目指すスポットはもうすぐです。

道の駅からは江戸時代からの用水路「拾ケ堰(じっかせぎ)」沿いに進みます。「あずみ野やまびこ自転車道路」として整備されていて、サイクリングには最適です。

進むこと約10分、目的地の「じてんしゃひろば」に到着です。訪れたのはちょうど桜が満開の時期。足元には芝桜、見上げるとソメイヨシノ、青空と残雪の常念岳、清らかな拾ケ堰の流れ。コラボレーションが美しい絶景スポットです。

じてんしゃひろば 自転車道休憩所、拾ケ堰と桜並木、常念岳が美しい絶景スポット
足元は芝桜、見上げればソメイヨシノ
相棒よ、よくがんばった!

絶景に癒されたら、穂高駅へと戻ります。じてんしゃひろばからの最短距離は7㎞ほど、ほぼ平坦でな道のりです。市街地を走るのも良いですし、田園を走る抜けるのもよいでしょう。

約30分ほどで、無事に「しなの庵」に戻ってきました。

まとめ

安曇野の市街地は傾斜の急なアップダウンは少ないので、自転車の旅はおすすめです。

「大王わさび農場」へはほぼ平坦なコースで、片道20~30分ほど。わさび農場の滞在時間を含めて、所要時間は2~3時間のコースといったところです。

山麓コースはアップダウンがあります。今回ご紹介したコースは全長約20km、カフェでのほっこりタイムを含めて5時間ほどかかりました。「じてんしゃひろば」まで足を延ばす場合は、体力と相談してチャレンジしてください。

それにしても、電動アシスト自転車ってこぐのが楽ですね(笑)

そして何よりも感謝すべきは「しなの庵」さんです。きめ細かな情報とサービスがすばらしく、初めてこの地を訪れる旅行者には心強い味方です。

信州安曇野をたっぷり堪能できるレンタサイクルの旅、ぜひおすすめです。

しなの庵の店主宇留賀さん

【この人~出会い~】
宇留賀 宏亮さんとお父様
10台から始めたレンタサイクルは、今では300台を超えるほど。「メンテナンスは大変ですが、お客様のありがとうに支えられています」とおっしゃるお二人。ちなみに「しなの庵」という店名は創業当初、蕎麦屋を兼業していた名残りだそうです。

【店舗データ】
レンタサイクル&レンタカー、自転車修理
しなの庵
長野県安曇野市穂高5951−2
ホームページ
≪アクセス≫ JR大糸線 穂高駅 徒歩1分
≪営業期間≫ 3月中旬~12月中旬
(冬季はレンタサイクル休業でレンタカーのみ)

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