ニュージーランド｜ウェリントンのクエスト 256 ラムトンに泊まってみた

「クエスト 256 ラムトン」は、その名のとおり、ラムトン･キー（Lambton Quay）の256番地にあります。徒歩5分圏内には「クエスト オン ラムトン」や「クエスト オン ウェリントン」など、クエスト系列のホテルが集中しているため、予約したホテルの名前と所在地をしっかり確認し、間違えないようにしましょう。

客室は全51室あり、各部屋にキッチンとランドリーが備わったアパートメントタイプの客室を提供しています。自炊や洗濯が可能で、自宅のように過ごすことができるホテルです。短期・長期滞在のどちらにも対応しています。

ホテル周辺はレストランやショッピング施設がたくさんあって賑やかな雰囲気です。ダウンタウンの中心部でブランドショップやオフィス街にも近いため、道行く人々からはどことなく洗練された雰囲気が感じられます。

ウェリントン空港からのアクセスバスが到着する停留所（Lambton Quay at Cable Car Lane）がすぐ目の前にあり、抜群の立地です。

空港へ向かう際は、ホテルから徒歩2分（約120m）の別の停留所（Lambton Central、またはLambton Quay at Hunter Street）のバス停から乗車します。

ホテルのエントランスは狭く、自動ドアを入るとエレベーターホールがあります。

1階はエレベーターホールのみで、エレベーターが2基あります。フロントのあるLevel 4へ向かう際、待ち時間も少なく便利です。

コンパクトなフロントロビーですが、清潔で明るく、スタッフさんが親切に対応してくれました。チェックイン手続きはとてもスムーズでした。

無料のウォーターサーバーやウェルカムコーヒーのサービス、各種パンフレットが置いてあり、宿泊者にとって快適な環境が整っています。スタッフさんから観光情報や、地元のグルメスポットを教えてもらうこともできます。

客室階へ行くにはセンサーにカードキーをかざす必要があります。セキュリティ面も安心です。

客室階の廊下はシンプルなデザインで落ち着いた雰囲気です。

ドアを開けると、明るくて居心地の良い広めのワンルームが広がっています。

ダイニングゾーンにはミニキッチンが完備されており、ダイニングテーブルと椅子、ソファ、テレビが配置されています。

リビングゾーンにはキングサイズのベッド、ミニテーブル、電気スタンドが設置されています。

デスクはありませんが、ダイニングテーブルで代用可。コンセントはニュージーランド仕様、無料WiFiの繋がりもよくPC作業も可能です。

私が泊まった部屋の眺望は、残念ながら裏の駐車場でしたが、大通りに面した部屋ならウェリントンの街並みを楽しむことができます。

キッチンには、冷蔵庫、自動食洗機、電気ポット、電気コンロが備わっています。戸棚の中にはトースターや電子レンジ、食器がひととおり揃っており、下の収納スペースには調理器具一式が用意されていました。自炊にもまったく困りませんでした。

無料のインスタントコーヒー、ココア、紅茶のほかに、コーヒーメーカーとクッキーも用意されていました。朝の一杯や、ちょっとしたおやつタイムにぴったりで、連泊時に補充されるのも嬉しいポイントです。

キングサイズのベッド横には、サイドテーブルに電話とセーフティーボックス、コンセントもあるのでスマホの充電にも便利です。クローゼット内にはアイロンとアイロン台も備わっています。

スリッパやパジャマは用意が無いので、持参しておきましょう。

バスルームには、洗面台、シャワーブース、トイレ、洗濯機、乾燥機が完備されています。シャワーは可動式で、水圧にも問題はありませんでした。ヘアドライヤーは洗面台下の収納にありました。

洗面台の横にはトイレ、洗濯機、乾燥機が設置されています。洗濯用洗剤が1袋用意されていたのは嬉しいポイントです。トイレは、もちろんウォシュレットタイプではありません。タオル類も充実しており、バスタオル、バスマット、フェイスタオル、ハンドタオルが揃っていて便利でした。

シャワーブースの壁に、シャンプー、コンディショナー、ボディジェルがあります。ニュージーランドの植物由来の成分を使用したスキンケアブランドのものです。

洗面台下の引き出しには、歯ブラシやコットンセット、シャワーキャップ、ミニソーイングセットなど、充実したアメニティキットが揃っています。

チェックアウトの際は、延長などの特別なことがなければ、カードキーをフロントのボックスに返却するだけでOKです。

夜間の出入りにはカードキーが必要です。セキュリティがしっかりしているため、安心して滞在できます。時間帯によっては、ホテルから出る時にも壁のセンサーにタッチする必要があります。

ホテル周辺の徒歩2～3分圏内だけでも、マクドナルドやサブウェイ、寿司系のチェーン店をはじめ、カフェや多国籍なレストランなど、数多くの飲食店があります。

さらに、ホテルから徒歩30秒のケーブルカー乗り場の入口にはスーパーマーケットもあります。

このスーパーマーケットは都心にある中規模の店舗で、22時ごろまでオープンしているため、とても便利です。必要なものは揃うので、軽食や飲み物の調達に困ることはありません。

オフィスやブランドショップも多く、観光客や地元の人々が集まる賑やかな場所です。大小さまざまなカフェが至る所にあるのも特徴です。ただし、ラムトンキー沿いの多くのお店は18時ごろに閉まるため、夜は比較的早く静かになります。

ウェリントンのシンボルとも言えるケーブルカー乗り場はホテルのすぐそば。晴れた日には、赤いケーブルカーと青い海、そしてウェリントンの街を一望できる絶景が広がります。

ホテルから徒歩5分でウォーターフロントエリアです。再開発によっておしゃれなレストランやカフェ、ショップが立ち並んでいて活気があります。21時ごろまで営業しているお店も多いため、ディナーを楽しむにはおすすめのスポットです。

ラムトンキーを徒歩で10分ほど北上すると、国会議事堂（Beehive）やウェリントン駅があります。首都としての歴史や文化を感じることができる場所ですので、ぜひ訪れてみてください。